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スローライフ  序章

寝室まで電車

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俺達はパーティーをしながら俺がこの世界に来た場所に移動した。
「おーいミツキ着いたぞ」
「こっここがえいたさんの最初にいた場所」

「ああそうだこんななんにもないところにな」
「ホントのホントにそうですか」
「ああおおマジだ俺が最初に来たときにもうそれは驚いたのレベルではないぐらい」

「そうなんだーーこれから野宿かートホホ」
「野宿なんかミツキにさせるわけ無いだろ」
「えっ他に何かあるんですか」

「ああこれから出す」
「出すって・・・まさか」
「スキル   鉄道使役  召喚モード   トランスイート四季島」

ボーーンという大きな音が鳴り輝かしい姿の列車が現れた。
「これは何ですかーーーーーー」
「これは最新の寝台特急四季島」

「しんだいとっきゅうー何それ」
「寝台特急っていうのは寝泊まりしながら移動できて長距離に使う列車だ」
「寝室にするのは惜しいけどミツキはお嬢様なわけだし野宿なんてさせるわけ無いじゃん」

「そんな風に思ってくれてたの」
「当たり前だろミツキのお父さんからも言われてる何より大切な仲間なんだから」
「でも私何もお返しできてない」

「良いんだよ一緒にいるだけお返しのつもりなんだし」
「えっ私とですか」
「ああそうだよ」

二人共顔を赤くして数秒の時間が流れる。
「とりやえず今は部屋を決めよう」
「そっそうですね」
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