アメの日のキセキ

新しい友達

カスミと舞は同じ高校の同じクラスになった


「なぁ、よそから来た子？」

カスミと舞は突然の話にビックリする

「あ、突然でごめんな？私立花葵。」
「あ、うん。私は天宮カスミ。雪町スノーシティからきたの。こっちは舞。幼なじみ」
「琴吹舞だよ」
「雪町スノーシティってクリスマスになると必ず雪が降るっていう?!ロマンチックだわ～。それに比べてこの鈴町ベルシティは雨雨雨！雪なんてふらん！」
「雨もロマンチックでいいじゃない」
「私達はもう何年も経験してる事だから飽きたよ。雪町行きたいなぁ」
「今度の長期休み、帰省するからいく？うちなら全然OKだよ」
｢うん、いいじゃん！いこうよ！｣

「へぇ？どこにいくって？」
葵の問いに舞が答える。
｢カスミと私の実家、雪町スノーシティなの。お盆には帰ろうかなって思ってるんよね｣
｢そうだよ！立花さんも一緒にいかない？紹介したいし｣
葵は口元に指をあてて考えるが……
｢いこうか！｣
すぐにそう返した