死の守り神は影に添う

【あらすじ】
 東京では吸血鬼による被害が続いていた。
 その駆除のため上京してきた生松アオは、死の神を名乗る妖精のユエンと出会う。ユエンは吸血鬼を捕らえ、その少年をコウと名付けた。アオ、そしてユエンとコウは、吸血鬼事件の被害者であり画家のシガンの家に転がり込む。こうして四人の同居が始まり、吸血鬼を追いながらコウの成長を見守っていく。
 コウは人のように生活し、友人も見つけた。吸血鬼を装った人間の殺人も起こったが、助けられてコウは次第に自分の「だいじなもの」を見つけていく。そして自分のしたことを自覚するようになる…


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