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【 反省する犬と反省しない猿 】
しおりを挟む猿川 「ん?桃ちゃん、お尻押さえてどないしたん?」
桃太郎 「……ぅん、なんか……かも…」
猿川 「えぇ?聞こえへん。なに?もっかい言うて」
桃太郎 「(ムッ)だぁからぁ、痔かも。猿さんがあんな事するから痔になったかもって言ったの!」
猿川 「どれ?見たるわ。尻出してみ」
桃太郎 「ムキ~~~~~ッ(怒・バキッ!←猿川は殴られました)」
犬山 「成仏するのだ、猿よ」
***************************************
全てが終わった後、人形のようにぐったりなった桃太郎を前に犬山は焦っていた。
何て事をしてしまったのだろう。最終的に桃太郎も気持ちよくなったとはいえ、無理やり事に及んだ感は拭えない。
今は半分気絶して意識が薄いが、少し休んで正気づけば………どんな反応をするだろう。
嫌われただろうか。
口も聞いてもらえなくなったりとか?
旅も別々にしようとか?
考えれば考える程暗い方向へいってしまう。
すがるように猿川を見れば、彼は淡々と温泉に桃太郎を運んでいた。
「おい。何を?」
「んぁ?やって、桃ちゃんザーメン塗れやん。洗たろ思てなぁ」
おお、確かに。さすが猿川は気が回る。
「ならば拙者も―――――」
「一人で大丈夫やって。それより犬やん、何か汁でも作ったってぇや。わいらもそうやけど、桃ちゃんも運動したさかい腹減っとるやろ。目ぇ覚ました時に何か腹に入れるモン、拵えとった方がええんちゃうか?ホレ、よー言うやん。腹が減ったら怒りっぽーなるて」
「お?そ、そうだな。うんうん、確かにそうだ」
いちいちもっともな猿川の意見に賛成した犬山は、さっき夕飯を調理した焚き火の元へ駆け戻った。
せめて腹いっぱい食わせて、桃太郎の機嫌をとろう!と。
着物を着るのももどかしく焚き火のところへ帰った犬山は、余分に拾ってあった小枝を残り火にくべ、鍋に水と干し肉を放り込んだ。しばらく煮詰めてから味を調えればできあがり。いつ桃太郎が腹を空かせても食事が渡せる。
「桃がどんな反応をするかわからんが、せめて嫌わないでいてくれればよいのだが……」
鍋をかき混ぜながら、犬山は反省猿のように反省した。
一方、桃太郎と残った猿川は―――――――
せっせと桃太郎を洗っていた。体表面を流した後、2人が思いっきり射精した前と後ろの穴から精液を掻き出す作業に突入中。
擦られて熱を持った小さな穴に指を2本入れて、クッと入り口を広げてやる。
それだけでも感じるのか意識の飛んだ桃太郎の喉が鳴り、呑み込んだ猿川の指をキュウキュウ締め付ける。
猿川はにやにや笑いながら、入れた指を小刻みに揺らし、広げたり閉じたりしてみる。中で指を曲げて膣壁を擦ってみたりもする。
そうやると、確かに中に溜まった精液はとろりと零れ出すが、そんないやらしい動きがなくても残滓は流れ出てくる筈だ。どう見てもこれは猿川が楽しんでいるだけだった。
ぐちゅぐちゅ、チュピン……チュググッ…グチッ、グジュジュ………
湯の音なのか膣口の立てる音なのか、判別はつかないもののとにかくいやらしい音が立った。
「くぅぅ~、あかんわ。我慢できひん」
純粋に洗うだけ、とは思っていなかった猿川だが、締め付けてくる桃太郎の穴の具合に肉棒がビンビンに勃起して辛抱できそうにない。
「ちょっと弄るだけのつもりやったのになぁ。悪ぃな、桃ちゃん。怒るならわいでなしに節操無しのチンポに怒ってくれや」
都合のいい事を呟きながら、湯の中で桃太郎の体を抱えなおし、胡坐をかいた自分の上に引き上げる。浮力のせいか、子供を持ち上げる程度の力で事足りた。
対面座位の格好での挿入。
器用に照準を合わせた猿川はゆっくり桃太郎の体を肉柱に被せていく。2度目だというのに立派にそそり立った逸物が蕩けた柔肉を掻き分けて進んでいくと、桃太郎の口から苦しげな呻きがもれた。
「ん……あっ、はぐっ、んぁぁ……」
「ほら、入っちゃうよ~。お、おぉっ、気持ちえぇわ~」
意識が薄れている分膣筒の締め付けが緩く、猿川のチ〇ポは熱いトロトロの肉に巻きつかれている感じがする。すぐに射精に繋がるとかじゃない、ずっとこうしていたいと思わせる感覚。
ゆっくり下りてきた桃太郎の尻が猿川の太股にくっ付いた。チ〇ポが根元まで入ったという事だ。
「へへ。奥まで入ったでぇ~」
「はあぁっ。ひん、あっ……また、また入って……」
正気を取り戻した桃太郎は、自分の中に猿川が入っている事に驚き、慌てて身を捩るが、その動きが返って自身に跳ね返った。
体に力が入ったせいで咥え込んだ太幹を締め付け、抜こうと腰を浮かせたせいで膣道をずるりと擦ってしまったのだ。
「ひゃはんっ!あ…やあぁぁ。やだ、おっきぃ……」
一気に力が抜けた。それと同時に腰を支えていた猿川が手を離したものだから、桃太郎の体は猿川の上に崩れ落ちる。
「ひゃうっ!……ひゅぐぅぅっ」
堪らず桃太郎が悲鳴を上げた。自重で長大な肉槍がぐっと奥まで入り込んできた。亀頭の先端で子宮口を圧迫されて、意識さえ霞む程の衝撃を受ける。
「おぉう、えぇなあ~。子壷の入り口がチンポの先っちょに吸い付いてくるわ」
嬉しそうに呟いた猿川は遠慮もなしにグイグイ腰を使い、同時に尻にまわした手で桃太郎の体も上下に揺すった。
柔らかな媚肉が肉棒に絡みつき、ヌルヌル締め付け、猿川に一層の愉悦を齎している。
突きながら上下左右、深く浅く、肉棒で蜜筒を探って桃太郎のいい所を探していく。
一番感じる一点。そこを見つけて狙い打つように責め立てれば快楽に弱い桃太郎を堕とせる。記憶を痛みから快感に上書きできる。
そう考えて必死で探った。
「やぁだぁぁ、うごかっ、動かないでぇ…」
「嘘言いなや。桃ちゃんの中、ぐじゅぐじゅに濡れてきてるんやで。気持ちええんやろ」
「やっ、やあぁ……ち、…もん、ちぎゃぅぅ……」
否定しても、猿川の肉棒が処女膜を破った犬山の剛直より一回り細いせいか、痛みより快感を強く感じるのは事実だった。突かれる度に肉筒が締まり、膣壁の間からトロリとした愛蜜が湧き出して結合した2人を濡らしていく。
「いい、い……いい…気持ち。ひんっ、あっ…気持ちいぃ……」
激しく突きまくられ、擦りあげられ、頭の中が真っ白になって何も考えられなくなる。襲いかかる快感が全てに勝って、感じるままを口にし始めた。
「ひっ!ふひゃっ、あ…あぁ……あ、あぁっんっ」
猿川が腰を動かす度、桃太郎の口から淫らな喘ぎが押し出される。ひと突きひと突きが膣や子宮に、体全体に快楽を教え込んでいくようだ。
「っ!っひゅはぁ。んっ、そこっ!」
肉棒の切っ先が感じる点を擦ったのだろう。桃太郎が甲高い悲鳴を上げながら反り返った。ギュッと眉を寄せ、必死でしがみ付いてくるのはきっと今にもイキそうだから。
後少し。後、もうひと突き。
「は……ぁん、もっと…あ、もっとし、てぇ……」
快感に流された桃太郎は体の求めるまま猿川にねだってくる。
「も、ちょっと。あ、そこ……そこ、突いて。ひぅんっ!あっ」
魚が跳ねるみたいにくねり、波打つ細い体を押さえ込みながら猿川はがむしゃらに腰を打ち付けていく。何度も何度もGスポットを狙って抉ってやると、あっと言う間に桃太郎は絶頂に駆け上っていく。
悲鳴を上げながら、つなぎ目から甘い蜜が飛沫となって飛び散らせた。
「いっひゃあぁぁあっ!やあっ、あ、あ、あぁっ!そこっ、あ…、らめぇぇ……」
蜜壷がイソギンチャクのように肉棒を食んで、扱いて、吸い付いた。
ジュプジュプと大量の蜜が滴って、快感の深さを示してくる。
「いひゃあっ!いや、いやぁいや。またっ、またクル、またきちゃうぅぅ………」
イッても腰を止めない猿川のせいで、巨大な石で頭を殴られ続けるように強烈な愉悦が桃太郎を責め続ける。
「ひぐううぅぅううぅっ!イクの、イクのっ!またイクのおおぉぉぉ」
何度達しても猿川は腰を止めようとしない。もうこれ以上は無理だと叫んでも、更に上まで桃太郎を追い詰め、押し上げる。
「大丈夫やって。ホラ、もっとイケ。イキ続けてえぇんやで」
「やひぃぃっ。んぁうっ!あ、あ、あああぁぁああぁ………」
声の限りに叫んで、自分から腰をしゃくり上げる。
全身の血が沸騰したみたいに熱くなり、体も頭も、何ひとつ桃太郎の言う事を聞かず、ただただ快感に支配されてしまう。
「ああぁっ、やぁん。や、も…くふっ!イク、イクのおおぉぉ……くはっ。すご、またイク……イク、イク、イクの。ひゃあああああっ!」
あまりに達しすぎて、桃太郎はイキっぱなしの状態だ。
蜜壷がうねり、自分の意志と関係なく肉棒に絡み付き、絞り上げる。絶頂で子宮が下りてきて、突かれる度に子壷の入り口がミシミシと軋む気さえする。
背中を丸めたり仰け反らせたり、忙しなく動かすから猿川の目の前で弾力ある白いおっぱいが狂ったように揺れ、弾む。
蜜壷の変化に猿川の興奮も桁違いになり、腰をメチャクチャに打ちつけた。射精感も込み上げ、どれだけ尻に力を入れても我慢できそうにない。
「あかん、ワイも限界や。イクで、もう」
猿川は桃太郎の尻肉を思い切り掴みあげると、ぶるぶると激しく体を痙攣させ、背中をぐっと反らせて締まる肉筒の中に思い切りザーメンを噴き上げた。
さっきまで処女だったのが嘘のように膣内がざわめき、肉襞が巻きつくみたいに竿を締め上げてくる。
搾り取るみたいな動きに、2度目だというのに猿川はビックリする程大量の粘液を注ぎ込んだ。
胸にもたれたまま意識を飛ばしてしまった桃太郎の体を今度こそ手早く清めた猿川は、自身も軽く拭いて身支度し、犬山の待つ焚き火の所へ戻った。
「おお、猿。桃の様子はどうだ?飯は食えそうか?」
「いんや。風呂、入れとる間に寝てもぉたんや。今夜はこのまま寝さしたった方がえぇんちゃうか?」
「そうか……そうだな」
柔らかな草の上にゆっくり転がされた桃太郎の寝顔を覗きこんだ犬山は、心から心配そうな表情だ。
「すまんな、桃。明日、思う存分叱ってくれな」
聞こえていない桃太郎に謝りながら、自分の着ていた厚手の着物をそっとかけてやった。
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