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6月8日(木)晴れ 『緊急避難』
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寮の門限はとっくに過ぎたが、僕は栗谷のマンションにいる。
平日だというのに僕がここにいるのには理由がある。昨日の夜、ついに紺野が襲いかかってきたのだ。
思えば昨日の紺野はずっと様子がおかしかった。夕飯を食べ終え、部屋に入ったあたりから急にそわそわし出して心ここにあらずというのが丸わかりだったし、何度も僕をチラ見しながら話しかけてきそうで話しかけてこない挙動不審な態度をとり続けていたわけだから、僕の方としては平静を装いながらも内心、警戒はしていたのである。
それでも僕は、まだぎりぎりのところで紺野を信用していた。少なくとも僕が本気で拒めば最悪、襲われるようなことはないだろうとたかをくくっていたのだ。
だから就寝時間になって照明を消そうとしたところで、不意に紺野から『なあ、セックスしようぜ』という声がかかったときには、思わずぎょっとして紺野を振り返ってしまった。
――俺はじめてだからうまくできるかわからないけど、お前のこと気持ちよくできるように精一杯頑張るからさ。
――はあ? なに言ってんだよ。
早鐘を打ち始める心臓をなだめながら、どうにか声が震えないようにそれだけ言った。紺野はのっそりとベッドから立ち上がりながら、『昨日、俺がオナニーしてるときお前の名前呼んでたの聞いてただろ』と抑揚のない声で告げた。
――それ聞いていながら今日この部屋出ていこうとしなかったのは、俺とセックスしてもいいと思ったってことだよな?
そう言って紺野は僕を壁際に追い詰め、いわゆる壁ドンの体勢をとった。
オナニーしているとき僕を呼ぶ声を聞いていながら部屋を出ていかなかったのはセックスしてもいいと思ったということ――こうして思い返してみれば無茶苦茶な論理だ。けれどもそのとき僕がしたのはその論理の矛盾を紺野に突き付けることではなく、反射的に紺野の腕から逃れて部屋を出て行こうとすることだった。
だがそんな僕の試みも、紺野に腕を掴まれることで失敗に終わった。紺野は僕の腕をつかんだまま引きずってゆき、僕をベッドに押し倒して馬乗りになった。
そのとき僕が何を思いどうしていたか、もうよく思い出せない。ただ逆光となる照明の中に紺野の顔が黒い陰のように僕を見下ろしていて、その顔が怒ったような、逆に泣いているような複雑な表情を浮かべていたことだけはっきりと覚えている。
その顔が僕の顔めがけてゆっくりと降りてくるのを他人事のように眺めながら、紺野との間に始まろうとしている初体験を思って身を固くしたとき、消灯時間を過ぎているというのに唐突に隣の部屋から盛大な笑い声があがった。
一瞬、紺野が頭を跳ね上げ、そちらに気をとられた。その瞬間を僕は見逃さなかった。
どうにか紺野の下から抜け出すと机の上に置いてあったこのマンションの鍵が入った鞄を掴み、着の身着のままで部屋を飛び出したのだ。
部屋のドアを開け外に飛び出すとき、紺野の手がもう少しのところで僕の腕を掴もうとし、けれども掴むことができずに擦り抜けていったのを感じた。
死に物狂いで廊下を走り抜ける間、誰にも出くわさなかったのは幸運だったと言うべきだろう。玄関は施錠されていたが僕の知ったことではない。寮には百人からの生徒が暮らしているのだから、誰が鍵を開けたかなどすぐにはわからないのだ。
そうして僕は夜の町をひた走り、このマンションに逃げ込んだ。
いっそ襲いかかってくればいい――挑発をこめてそんな言葉を紺野に突きつけたのは僕の方だが、実際にやられてみるとそれは恐怖以外のなにものでもなかった。このマンションに飛び込んでドアに鍵をかけたときは安心のあまり、思わずその場にへたり込んでしまったほどだ。
……だからその直後に自分がとった行動が本当に信じられない。
よろけるように部屋の中に転がりこんだ僕は、まだ呼吸が整わないうちにすべての服を脱ぎ捨て、そのまま狂ったようにオナニーを始めたのだ。
自分がどういった心理状態でそのような行為に及んだのかわからない。けれどもそのときの僕は、あのまま逃げられなかった場面を想像してオナニーしていた。紺野に腕を掴まれてベッドに引き戻され、そのまま紺野に無理やり処女を奪われる自分を想像してオナニーしていたのである。
荒々しく僕の服を脱がし、僕が女であることを知り、呆然とし、それから謎が解けたというように大喜びで僕の身体にむしゃぶりついてくる紺野の姿を想像し、大きな声をあげながら自分の股間をいじりまわしたのだ。
こうして思い返しているとつい股間に指を伸ばしてしまいそうになる……それほど気持ち良かった。紺野に犯されることを想像しながらするそのオナニーは、気が狂いそうになるほど気持ち良かったのだ。
求交配性情動――TS病の副症状を示すこの言葉をこれほど忌まわしく感じたことはない。
その言葉が示す通り、僕の身体は紺野に犯されたがっているのだ。それはもう間違いない。けれども、僕の心は頑なにそれを拒んでいる。紺野に身体を許して処女を失うことをどうしても受け容れられない自分がいる。
なぜだろう……それがわからない。今の僕には自分自身がわからない。紺野とどうなりたいのか……男とセックスしたいのかしたくないのか――それが、僕にはわからない。
オナニーの後シャワーを浴びる前に、股間から垂れ流れた愛液が太股の内側に残る自分の身体を鏡に映してみて、思わず生唾を飲み込んだ。
まさに『食べごろ』の身体だった。僕の中で消え入ろうとするかつて男だった頃の自分が、この身体を最初に味わう男に心底嫉妬を覚えるほどの。あるいはその嫉妬ゆえに、僕は紺野とのセックスを拒んでいるのかも知れない……。
いずれにしても、事態はもう僕の手に負えないところまで来ている。
週末、この件を洗いざらい栗谷に報告し、今後のことを相談するつもりだ。また迷惑をかけてしまうことになるが、僕には他に頼れる人がいない。
その結果、やはりTS病のことを周囲にカムアウトすべきだと栗谷が言うのであれば、僕はそのアドバイスに従おうと思う。ここ何日かで痛感したが、女体化を隠して卒業まで男のふりをし続けることなど、土台無理な話だったのだ。
性欲の権化とも言うべき男子高校生、しかも僕に気がある男子と同室に暮らしながら貞操を守り抜くなどという無理難題が果たしおおせるわけがない。まして心はともかく、身体の方はとっくに男を受け容れようとよだれを垂らしてそれを求めているこの複雑な状況の中で……。
ともあれ、そんな極限状況のなかでポジティブな要素があるとすれば、昨日、門限後に寮を飛び出したことが特に問題にならなかったということだ。
今日は実家から呼び出されたと寮長に嘘をついて放課後、直接このマンションに来ている。実家に連絡がいったら面倒なことになるが、そんなリスクをとってでも僕はあの部屋には戻れない……戻りたくない。
そのくせ僕は今日もオナニーをした。また昨日の続きを想像して狂ったようにオナニーしたのだ。これを書き終えたあとも、紺野に犯される自分を想像して何度かオナニーしてから寝ることになるだろう。完全に二律背反だ……何がしたいのか自分でもわからない。
いっそ今からでも寮へとって返して、紺野にあのときの続きをしてくれと言おうか。
そうすれば紺野はすぐさま僕をベッドに押し倒し、服を脱がせ始めるだろう。僕と紺野、お互いの想像の中で無駄に行われている性行為は晴れて現実のものとなり、それを皮切りにあの部屋で毎夜のごとく互いの身体を貪り合う爛れ切った関係がスタートする。それこそが、まさに僕が望んでやまないことではないか。
……書いていて虚しくなってきた。昨日、あの場面から逃げてしまったことからもわかるように、僕にはそんな大胆なことをする勇気などないのだ。
だから、これを書き終わったらせめてそのネタでオナニーしようと思う。今から寮に帰り、もう寝ているだろう紺野を起こして、そのままベッドに引きずりこまれた後、ブランケットの中で繰り広げられるであろう淫らな行為をありありと想像して……。
平日だというのに僕がここにいるのには理由がある。昨日の夜、ついに紺野が襲いかかってきたのだ。
思えば昨日の紺野はずっと様子がおかしかった。夕飯を食べ終え、部屋に入ったあたりから急にそわそわし出して心ここにあらずというのが丸わかりだったし、何度も僕をチラ見しながら話しかけてきそうで話しかけてこない挙動不審な態度をとり続けていたわけだから、僕の方としては平静を装いながらも内心、警戒はしていたのである。
それでも僕は、まだぎりぎりのところで紺野を信用していた。少なくとも僕が本気で拒めば最悪、襲われるようなことはないだろうとたかをくくっていたのだ。
だから就寝時間になって照明を消そうとしたところで、不意に紺野から『なあ、セックスしようぜ』という声がかかったときには、思わずぎょっとして紺野を振り返ってしまった。
――俺はじめてだからうまくできるかわからないけど、お前のこと気持ちよくできるように精一杯頑張るからさ。
――はあ? なに言ってんだよ。
早鐘を打ち始める心臓をなだめながら、どうにか声が震えないようにそれだけ言った。紺野はのっそりとベッドから立ち上がりながら、『昨日、俺がオナニーしてるときお前の名前呼んでたの聞いてただろ』と抑揚のない声で告げた。
――それ聞いていながら今日この部屋出ていこうとしなかったのは、俺とセックスしてもいいと思ったってことだよな?
そう言って紺野は僕を壁際に追い詰め、いわゆる壁ドンの体勢をとった。
オナニーしているとき僕を呼ぶ声を聞いていながら部屋を出ていかなかったのはセックスしてもいいと思ったということ――こうして思い返してみれば無茶苦茶な論理だ。けれどもそのとき僕がしたのはその論理の矛盾を紺野に突き付けることではなく、反射的に紺野の腕から逃れて部屋を出て行こうとすることだった。
だがそんな僕の試みも、紺野に腕を掴まれることで失敗に終わった。紺野は僕の腕をつかんだまま引きずってゆき、僕をベッドに押し倒して馬乗りになった。
そのとき僕が何を思いどうしていたか、もうよく思い出せない。ただ逆光となる照明の中に紺野の顔が黒い陰のように僕を見下ろしていて、その顔が怒ったような、逆に泣いているような複雑な表情を浮かべていたことだけはっきりと覚えている。
その顔が僕の顔めがけてゆっくりと降りてくるのを他人事のように眺めながら、紺野との間に始まろうとしている初体験を思って身を固くしたとき、消灯時間を過ぎているというのに唐突に隣の部屋から盛大な笑い声があがった。
一瞬、紺野が頭を跳ね上げ、そちらに気をとられた。その瞬間を僕は見逃さなかった。
どうにか紺野の下から抜け出すと机の上に置いてあったこのマンションの鍵が入った鞄を掴み、着の身着のままで部屋を飛び出したのだ。
部屋のドアを開け外に飛び出すとき、紺野の手がもう少しのところで僕の腕を掴もうとし、けれども掴むことができずに擦り抜けていったのを感じた。
死に物狂いで廊下を走り抜ける間、誰にも出くわさなかったのは幸運だったと言うべきだろう。玄関は施錠されていたが僕の知ったことではない。寮には百人からの生徒が暮らしているのだから、誰が鍵を開けたかなどすぐにはわからないのだ。
そうして僕は夜の町をひた走り、このマンションに逃げ込んだ。
いっそ襲いかかってくればいい――挑発をこめてそんな言葉を紺野に突きつけたのは僕の方だが、実際にやられてみるとそれは恐怖以外のなにものでもなかった。このマンションに飛び込んでドアに鍵をかけたときは安心のあまり、思わずその場にへたり込んでしまったほどだ。
……だからその直後に自分がとった行動が本当に信じられない。
よろけるように部屋の中に転がりこんだ僕は、まだ呼吸が整わないうちにすべての服を脱ぎ捨て、そのまま狂ったようにオナニーを始めたのだ。
自分がどういった心理状態でそのような行為に及んだのかわからない。けれどもそのときの僕は、あのまま逃げられなかった場面を想像してオナニーしていた。紺野に腕を掴まれてベッドに引き戻され、そのまま紺野に無理やり処女を奪われる自分を想像してオナニーしていたのである。
荒々しく僕の服を脱がし、僕が女であることを知り、呆然とし、それから謎が解けたというように大喜びで僕の身体にむしゃぶりついてくる紺野の姿を想像し、大きな声をあげながら自分の股間をいじりまわしたのだ。
こうして思い返しているとつい股間に指を伸ばしてしまいそうになる……それほど気持ち良かった。紺野に犯されることを想像しながらするそのオナニーは、気が狂いそうになるほど気持ち良かったのだ。
求交配性情動――TS病の副症状を示すこの言葉をこれほど忌まわしく感じたことはない。
その言葉が示す通り、僕の身体は紺野に犯されたがっているのだ。それはもう間違いない。けれども、僕の心は頑なにそれを拒んでいる。紺野に身体を許して処女を失うことをどうしても受け容れられない自分がいる。
なぜだろう……それがわからない。今の僕には自分自身がわからない。紺野とどうなりたいのか……男とセックスしたいのかしたくないのか――それが、僕にはわからない。
オナニーの後シャワーを浴びる前に、股間から垂れ流れた愛液が太股の内側に残る自分の身体を鏡に映してみて、思わず生唾を飲み込んだ。
まさに『食べごろ』の身体だった。僕の中で消え入ろうとするかつて男だった頃の自分が、この身体を最初に味わう男に心底嫉妬を覚えるほどの。あるいはその嫉妬ゆえに、僕は紺野とのセックスを拒んでいるのかも知れない……。
いずれにしても、事態はもう僕の手に負えないところまで来ている。
週末、この件を洗いざらい栗谷に報告し、今後のことを相談するつもりだ。また迷惑をかけてしまうことになるが、僕には他に頼れる人がいない。
その結果、やはりTS病のことを周囲にカムアウトすべきだと栗谷が言うのであれば、僕はそのアドバイスに従おうと思う。ここ何日かで痛感したが、女体化を隠して卒業まで男のふりをし続けることなど、土台無理な話だったのだ。
性欲の権化とも言うべき男子高校生、しかも僕に気がある男子と同室に暮らしながら貞操を守り抜くなどという無理難題が果たしおおせるわけがない。まして心はともかく、身体の方はとっくに男を受け容れようとよだれを垂らしてそれを求めているこの複雑な状況の中で……。
ともあれ、そんな極限状況のなかでポジティブな要素があるとすれば、昨日、門限後に寮を飛び出したことが特に問題にならなかったということだ。
今日は実家から呼び出されたと寮長に嘘をついて放課後、直接このマンションに来ている。実家に連絡がいったら面倒なことになるが、そんなリスクをとってでも僕はあの部屋には戻れない……戻りたくない。
そのくせ僕は今日もオナニーをした。また昨日の続きを想像して狂ったようにオナニーしたのだ。これを書き終えたあとも、紺野に犯される自分を想像して何度かオナニーしてから寝ることになるだろう。完全に二律背反だ……何がしたいのか自分でもわからない。
いっそ今からでも寮へとって返して、紺野にあのときの続きをしてくれと言おうか。
そうすれば紺野はすぐさま僕をベッドに押し倒し、服を脱がせ始めるだろう。僕と紺野、お互いの想像の中で無駄に行われている性行為は晴れて現実のものとなり、それを皮切りにあの部屋で毎夜のごとく互いの身体を貪り合う爛れ切った関係がスタートする。それこそが、まさに僕が望んでやまないことではないか。
……書いていて虚しくなってきた。昨日、あの場面から逃げてしまったことからもわかるように、僕にはそんな大胆なことをする勇気などないのだ。
だから、これを書き終わったらせめてそのネタでオナニーしようと思う。今から寮に帰り、もう寝ているだろう紺野を起こして、そのままベッドに引きずりこまれた後、ブランケットの中で繰り広げられるであろう淫らな行為をありありと想像して……。
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