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一章
ゴブリン
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年齢は50代くらいだろうか。
身長は180センチ、体つきはしっかりしておりかなり胸板があるのが分かる。
髪は整えられた白髪、彫が深い顔立ちと鼻下と顎の髭がベストマッチしている。
10人いれば10人が振り向くほどの存在感と大人な雰囲気を醸し出している。
「これが私か」
あれ?一人称は俺だったのに私になってる。
そういえば口調を改造するって言ってたなあの女神。
声もかなり低いイケメンボイスになっている。
人の体をなんだと思ってんだよ。
「さて、これからどうしたものか」
近くにある石に腰掛ける。
先ずは女神からもらった物の確認だな。
もらった物は全部で四つか、丁寧に説明が書いてある紙までついている。
魔神石で作られたジッポライター
魔神石という世界で数えるほどしか存在していない超希少な石で作られたジッポライター。魔力を自動で吸収して蓄えるという性質をもつ魔神石を活かし無限に火がつけられる。
世界樹の葉で作られた葉巻
葉巻の構造であるフィラー、バインダー、ラッパーのすべてに世界樹の葉を用いた葉巻。吸えば体力回復や精神安定の効果が得られる。また灰になっても世界樹の葉の生命力で再生して元の葉巻に戻る。
女神が造りだしたコート
女神の能力を惜しげもなく注ぎ込み造られたコート。どんな暑さや寒さにも対応でき物理や魔法にも強い耐性を持つ。着ない時には自動で亜空間にしまわれ取り出し自由。
???のマグナム
詳細不明。
はぁ?なんだこれ!?
ツッコミどころがありすぎてどれから手を付けていいのかわからない。
なんだよ魔神石で作られたジッポライターって!超希少な石使ったのに効果が火をつけるだけ!?
世界樹の葉巻って必要か!?完全に女神の趣味だろ!!!
この今着ているコート女神が作ったのかよ!!まあいい趣味してると思うし機能もかなり良いから我慢するとしてもだ。???のマグナムって何!?説明文すら詳細不明ってわからないものを人に渡すんじゃねえよ!!
はぁ…はぁ…
でも何も持ってないよりはましか。
それにしてもこんだけ感情が荒れたのに俺は考える表情から微動だにしない。
完璧なポーカーフェイスだ。
「まずは人のいる所に向かうとしよう」
森を歩き続けること数時間、森を抜けることが出来た。
目の前に広がるのは多少の草が生えている平原と整備された道がある。
これをたどれば人のいる所に行けるだろう。
道を歩いていくと止まっているキャラバンのようなものが見えてきた。
だが様子がおかしい。
あれは襲われているのか?
「グギャアアアア」
「来ないで!!」
倒れてた女性が襲われている!
襲っているのは小人くらいの身長の緑の化け物達、よく物語で出てくるゴブリンか。
助けに行こうとすると倒れている女性に向かいゴブリンが短刀のような武器を振り下ろそうとしている。
この距離では間に合わない。
そう思った瞬間咄嗟にマグナムを構え発砲していた。
ドン
短刀を持っていたゴブリンの頭部は消し飛んでいた。
身長は180センチ、体つきはしっかりしておりかなり胸板があるのが分かる。
髪は整えられた白髪、彫が深い顔立ちと鼻下と顎の髭がベストマッチしている。
10人いれば10人が振り向くほどの存在感と大人な雰囲気を醸し出している。
「これが私か」
あれ?一人称は俺だったのに私になってる。
そういえば口調を改造するって言ってたなあの女神。
声もかなり低いイケメンボイスになっている。
人の体をなんだと思ってんだよ。
「さて、これからどうしたものか」
近くにある石に腰掛ける。
先ずは女神からもらった物の確認だな。
もらった物は全部で四つか、丁寧に説明が書いてある紙までついている。
魔神石で作られたジッポライター
魔神石という世界で数えるほどしか存在していない超希少な石で作られたジッポライター。魔力を自動で吸収して蓄えるという性質をもつ魔神石を活かし無限に火がつけられる。
世界樹の葉で作られた葉巻
葉巻の構造であるフィラー、バインダー、ラッパーのすべてに世界樹の葉を用いた葉巻。吸えば体力回復や精神安定の効果が得られる。また灰になっても世界樹の葉の生命力で再生して元の葉巻に戻る。
女神が造りだしたコート
女神の能力を惜しげもなく注ぎ込み造られたコート。どんな暑さや寒さにも対応でき物理や魔法にも強い耐性を持つ。着ない時には自動で亜空間にしまわれ取り出し自由。
???のマグナム
詳細不明。
はぁ?なんだこれ!?
ツッコミどころがありすぎてどれから手を付けていいのかわからない。
なんだよ魔神石で作られたジッポライターって!超希少な石使ったのに効果が火をつけるだけ!?
世界樹の葉巻って必要か!?完全に女神の趣味だろ!!!
この今着ているコート女神が作ったのかよ!!まあいい趣味してると思うし機能もかなり良いから我慢するとしてもだ。???のマグナムって何!?説明文すら詳細不明ってわからないものを人に渡すんじゃねえよ!!
はぁ…はぁ…
でも何も持ってないよりはましか。
それにしてもこんだけ感情が荒れたのに俺は考える表情から微動だにしない。
完璧なポーカーフェイスだ。
「まずは人のいる所に向かうとしよう」
森を歩き続けること数時間、森を抜けることが出来た。
目の前に広がるのは多少の草が生えている平原と整備された道がある。
これをたどれば人のいる所に行けるだろう。
道を歩いていくと止まっているキャラバンのようなものが見えてきた。
だが様子がおかしい。
あれは襲われているのか?
「グギャアアアア」
「来ないで!!」
倒れてた女性が襲われている!
襲っているのは小人くらいの身長の緑の化け物達、よく物語で出てくるゴブリンか。
助けに行こうとすると倒れている女性に向かいゴブリンが短刀のような武器を振り下ろそうとしている。
この距離では間に合わない。
そう思った瞬間咄嗟にマグナムを構え発砲していた。
ドン
短刀を持っていたゴブリンの頭部は消し飛んでいた。
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