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それから編
伊集院くんは反撃される
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伊集院隼人は手始めにシャンプーを変えてみた。部屋のシャワーブースでこっそり試してみたところ、石鹸カスでベタベタのゴワゴワになってしまって、もう一度普通のシャンプーで洗い直した。石鹸シャンプーはコツがいるらしい。
笹岡雄大は石鹸上級者なので、固形石鹸(お母さまの手作り)で洗髪までしてしまう。リンスはりんご酢だった。純粋にすごいと思う。
何度か試してうまくいかなかったので、伊集院は笹岡に甘えてみることにした。
「ねぇ、ゆーだ。慣れるまで俺の髪の毛、洗ってくれる? 石鹸がうまく使いこなせないんだ」
ボトルに入った液体石鹸シャンプーとリンスを見せて、あざとく言ってみた。浴場の洗い場にふたりで並んでいる。笹岡はぽっと赤くなって、小さく「いいよ」と呟いた。裸でその照れ顔はまずい。
笹岡は膝に乗せていたタオルを風呂椅子に残して、伊集院の後ろにさっと回った。隠れたつもりだろうが、鏡に可愛いのが映っている。伊集院は叫びそうになって、辛うじてゲフンと咳き込むのにとどめた。
「大丈夫?」
「なんでもない」
なんでもなくはないが、言い張るしかない。
「じゃあ洗うね。下を向いてね」
シャワーで髪の毛を湿らせる。思ったより、長く流された。
「下洗いだから、根本までしっかり濡らしてね。石鹸シャンプーのコツはたっぷりの泡で洗うこと」
優しい手で頭を掻き回される。時々お湯をすくってたしながら、モコモコの泡が頭の上に出来た。
「泡が足りないと、石鹸カスが残って白くなったりするんだ。お湯で流すときは泡をあらかじめしごいて落とさないこと。泡の中に余計な汚れが吸着してるから、泡ごと流してあげないと、皮脂が残ってベタベタしちゃうんだ」
壁のホルダーからシャワーを取ろうとしたのか、背中に寄りかかる気配がする。
「⋯⋯ッ」
今のは!
背中に一瞬、ほにゃっとした可愛いのが!
(俺は変態かッ!)
伊集院は心の中で叫んだ。⋯⋯紛うことなき変態である。背中を丸めて下を向いている上、太腿にタオルを乗せているので気づかれてはいないが、結構ピンチだ。
シャワーのお湯の温度を調節して「かけるよ~」と気の抜けた声で宣言される。頸からお湯がかけられて、もこもこの泡が排水溝に流れていった。しっかり濯いだ髪は、キシキシするがベタつきはない。
洗面器に笹岡の手持ちのリンゴ酢を入れる。キャップ一杯のリンゴ酢に洗面器一杯のお湯だ。
洗面器のリンゴ酢液を頸から髪の毛全体に染み渡らせると、あれだけキシキシしていた髪の毛がさらさらするするになっていた。
「すげ」
素直に感嘆する。
伊集院が顔を上げて鏡を見る。サラサラになった髪の毛を覗き込んで、毛先をチョンチョン引っ張ってみる。
「あとは乾かすときに、オイルを毛先にほんのちょっと馴染ませてね」
視線をずらすと鏡の中で目が合った。真っ赤になった笹岡がふいと視線を逸らす。眦が色っぽい。
「ありがとう。自分でやったらものすごいオイリーな仕上がりで、草臥れたオジサンみたいで絶望してたんだ」
わざと色を匂わせない明るい声で言うと、笹岡も表情を和らげてほにゃんと笑った。着実に自分を男として意識している。伊集院は喜びが胸に溢れるのを感じた。
体も笹岡の真似をして洗面器の泡で洗ってみた。手のひらで撫でるように洗うのは、イマイチあらった気がしなかったので、ナイロンタオルでゴシゴシ擦る。伊集院の肌は丈夫なので石鹸にさえ気をつければいいことにした。
ふたり並んで浴槽に浸かって、のんびりと朝日を待つ。以前よりも距離が近くなって、時折肩が触れた。
「ね、もしかして洗濯も、アワアワにしなきゃダメ?」
「うん、そう」
「洗濯も教えてくれない?」
「いいよ。今度一緒に洗濯しよう」
どこの新妻だ!
自分からねだってみたものの、洗濯なんていう超プライベートなこと、一緒にしようだなんて。
「僕の部屋? それとも隼人くんのシャツ、洗ってみる?」
「タオルを洗いたいんだ」
「⋯⋯やっぱりぼくの手がかぶれちゃったから?」
「そうだねぇ。違うって言ったら嘘になっちゃうからなぁ。でも申し訳なさそうにしないで。好きな人のことは大事にしたいのが、男ってもんでしょ。格好つけさせて?」
伊集院は景色を眺めているであろう笹岡に向き直った。
「え?」
笹岡は外を見ていなかった。
潤んだ瞳で伊集院を見ている。
とろりと滴る眦の色気。唇が誘うように薄く開かれている。
「僕も隼人くんのこと、好きだよ」
そんなことを言ってはダメだ。自分だけを見て、自分だけに依存して欲しい、そうは思っていても、今、ここはマズい。さすがに大浴場で襲っては、初めてが台無しだ。伊集院は必死に理性を総動員して、歯を食いしばるようにして耐えた。
「⋯⋯坪倉くんがね」
なぜ唐突に坪倉。こんなときに濡れた赤い唇が、他の男の名を紡ぐなんて。仄暗い感情が浮かび上がってくる。
「隼人くんはすぐに浮気するって。今までの恋人は、すぐにベッドに誘われたって。僕のこと本気じゃないって。⋯⋯言うばかりで何もしないのは、僕がつまらない地味な男だから?」
笹岡の濡れた髪から、雫が滴っている。色気が視覚化して滴っているのかと思った。いつもふんにゃり微笑む面貌が、憂いがちな甘さを含んで泣きそうに歪んだ。
誰がつまらない地味な男なんだ。
匂い立つ色の香りに、伊集院は目眩がした。
無意識に手が伸びた。
ちゃぷんと湯面が揺れる。
気づけば唇を重ねていた。
触れるだけの子供みたいなキス。一瞬離れて、また触れて。バードキスを繰り返す。
我に返ってなんとか激情を押さえつけると、伊集院はキスを終わらせた。笹岡はキスにびっくりしたのか色気を霧散させていて、真っ赤な顔で目をぱちくりさせていた。
可愛い。
「言ったでしょ、格好つけさせてって」
「え?」
思い切って笹岡を自分の足の間に座らせて、背中から抱え込んだ。直接触れた素肌が気持ちいい。顎を混乱する笹岡の肩に乗せて、耳元で囁くように言葉を紡ぐ。
「ゆーだのこと、気持ち良すぎて泣いちゃうくらい、とろとろのぐちゃぐちゃにして、朝になっても腕の中に閉じ込めておきたいの。そのためにはタオルもシーツもパジャマも、ゆーだにとって安心できるものを準備しとかないと」
「⋯⋯あの⋯⋯⋯⋯」
「気づいた? 俺のソコ、のっぴきならない状態なんだよ。⋯⋯そうさせてるの、ゆーだなんだよ。大事にしたくてチョー我慢してるのに、他の男の言葉に惑わされないで⋯⋯」
伊集院の雄は硬く張り詰めていて、穏やかに話しをしているのが冗談みたいだ。笹岡は緊張して体を固くした。
「怖がらないで。大浴場じゃしないよ。ほら、先に上がって服を着てて。俺は水を被ってアタマ冷やしてから行くよ」
笹岡が伊集院の腕の中から抜け出した。躊躇いがちに顔を寄せて、伊集院のほっぺたにチュッとキスを落としたあと、脱兎の如く逃げて行った。
どぷんッ
ごぼごぼッ
ざぱぁーッ
「ゲホッゴホッ⋯⋯ッ、おぼ⋯⋯溺れるかと思ったッ!」
何ということだ! ガンガン押して行くつもりだったのに、こっちが押されている!
あまりの衝撃に浴槽の中でひっくり返り、天国に召されるところだった。まだ笹岡に、天国を見せていないというのに!
伊集院は笹岡から、もの凄い反撃をくらって呆然とした。
嫉妬と不安と独占欲。なんて強烈な一撃だろう!
気づけば太陽はすっかり昇り、大浴場は爽やかな光に満ちていた。
それにしても⋯⋯。
「坪倉マジで殺す」
伊集院は笹岡の三従兄弟半と、同じ言葉を呟いたのだった。
笹岡雄大は石鹸上級者なので、固形石鹸(お母さまの手作り)で洗髪までしてしまう。リンスはりんご酢だった。純粋にすごいと思う。
何度か試してうまくいかなかったので、伊集院は笹岡に甘えてみることにした。
「ねぇ、ゆーだ。慣れるまで俺の髪の毛、洗ってくれる? 石鹸がうまく使いこなせないんだ」
ボトルに入った液体石鹸シャンプーとリンスを見せて、あざとく言ってみた。浴場の洗い場にふたりで並んでいる。笹岡はぽっと赤くなって、小さく「いいよ」と呟いた。裸でその照れ顔はまずい。
笹岡は膝に乗せていたタオルを風呂椅子に残して、伊集院の後ろにさっと回った。隠れたつもりだろうが、鏡に可愛いのが映っている。伊集院は叫びそうになって、辛うじてゲフンと咳き込むのにとどめた。
「大丈夫?」
「なんでもない」
なんでもなくはないが、言い張るしかない。
「じゃあ洗うね。下を向いてね」
シャワーで髪の毛を湿らせる。思ったより、長く流された。
「下洗いだから、根本までしっかり濡らしてね。石鹸シャンプーのコツはたっぷりの泡で洗うこと」
優しい手で頭を掻き回される。時々お湯をすくってたしながら、モコモコの泡が頭の上に出来た。
「泡が足りないと、石鹸カスが残って白くなったりするんだ。お湯で流すときは泡をあらかじめしごいて落とさないこと。泡の中に余計な汚れが吸着してるから、泡ごと流してあげないと、皮脂が残ってベタベタしちゃうんだ」
壁のホルダーからシャワーを取ろうとしたのか、背中に寄りかかる気配がする。
「⋯⋯ッ」
今のは!
背中に一瞬、ほにゃっとした可愛いのが!
(俺は変態かッ!)
伊集院は心の中で叫んだ。⋯⋯紛うことなき変態である。背中を丸めて下を向いている上、太腿にタオルを乗せているので気づかれてはいないが、結構ピンチだ。
シャワーのお湯の温度を調節して「かけるよ~」と気の抜けた声で宣言される。頸からお湯がかけられて、もこもこの泡が排水溝に流れていった。しっかり濯いだ髪は、キシキシするがベタつきはない。
洗面器に笹岡の手持ちのリンゴ酢を入れる。キャップ一杯のリンゴ酢に洗面器一杯のお湯だ。
洗面器のリンゴ酢液を頸から髪の毛全体に染み渡らせると、あれだけキシキシしていた髪の毛がさらさらするするになっていた。
「すげ」
素直に感嘆する。
伊集院が顔を上げて鏡を見る。サラサラになった髪の毛を覗き込んで、毛先をチョンチョン引っ張ってみる。
「あとは乾かすときに、オイルを毛先にほんのちょっと馴染ませてね」
視線をずらすと鏡の中で目が合った。真っ赤になった笹岡がふいと視線を逸らす。眦が色っぽい。
「ありがとう。自分でやったらものすごいオイリーな仕上がりで、草臥れたオジサンみたいで絶望してたんだ」
わざと色を匂わせない明るい声で言うと、笹岡も表情を和らげてほにゃんと笑った。着実に自分を男として意識している。伊集院は喜びが胸に溢れるのを感じた。
体も笹岡の真似をして洗面器の泡で洗ってみた。手のひらで撫でるように洗うのは、イマイチあらった気がしなかったので、ナイロンタオルでゴシゴシ擦る。伊集院の肌は丈夫なので石鹸にさえ気をつければいいことにした。
ふたり並んで浴槽に浸かって、のんびりと朝日を待つ。以前よりも距離が近くなって、時折肩が触れた。
「ね、もしかして洗濯も、アワアワにしなきゃダメ?」
「うん、そう」
「洗濯も教えてくれない?」
「いいよ。今度一緒に洗濯しよう」
どこの新妻だ!
自分からねだってみたものの、洗濯なんていう超プライベートなこと、一緒にしようだなんて。
「僕の部屋? それとも隼人くんのシャツ、洗ってみる?」
「タオルを洗いたいんだ」
「⋯⋯やっぱりぼくの手がかぶれちゃったから?」
「そうだねぇ。違うって言ったら嘘になっちゃうからなぁ。でも申し訳なさそうにしないで。好きな人のことは大事にしたいのが、男ってもんでしょ。格好つけさせて?」
伊集院は景色を眺めているであろう笹岡に向き直った。
「え?」
笹岡は外を見ていなかった。
潤んだ瞳で伊集院を見ている。
とろりと滴る眦の色気。唇が誘うように薄く開かれている。
「僕も隼人くんのこと、好きだよ」
そんなことを言ってはダメだ。自分だけを見て、自分だけに依存して欲しい、そうは思っていても、今、ここはマズい。さすがに大浴場で襲っては、初めてが台無しだ。伊集院は必死に理性を総動員して、歯を食いしばるようにして耐えた。
「⋯⋯坪倉くんがね」
なぜ唐突に坪倉。こんなときに濡れた赤い唇が、他の男の名を紡ぐなんて。仄暗い感情が浮かび上がってくる。
「隼人くんはすぐに浮気するって。今までの恋人は、すぐにベッドに誘われたって。僕のこと本気じゃないって。⋯⋯言うばかりで何もしないのは、僕がつまらない地味な男だから?」
笹岡の濡れた髪から、雫が滴っている。色気が視覚化して滴っているのかと思った。いつもふんにゃり微笑む面貌が、憂いがちな甘さを含んで泣きそうに歪んだ。
誰がつまらない地味な男なんだ。
匂い立つ色の香りに、伊集院は目眩がした。
無意識に手が伸びた。
ちゃぷんと湯面が揺れる。
気づけば唇を重ねていた。
触れるだけの子供みたいなキス。一瞬離れて、また触れて。バードキスを繰り返す。
我に返ってなんとか激情を押さえつけると、伊集院はキスを終わらせた。笹岡はキスにびっくりしたのか色気を霧散させていて、真っ赤な顔で目をぱちくりさせていた。
可愛い。
「言ったでしょ、格好つけさせてって」
「え?」
思い切って笹岡を自分の足の間に座らせて、背中から抱え込んだ。直接触れた素肌が気持ちいい。顎を混乱する笹岡の肩に乗せて、耳元で囁くように言葉を紡ぐ。
「ゆーだのこと、気持ち良すぎて泣いちゃうくらい、とろとろのぐちゃぐちゃにして、朝になっても腕の中に閉じ込めておきたいの。そのためにはタオルもシーツもパジャマも、ゆーだにとって安心できるものを準備しとかないと」
「⋯⋯あの⋯⋯⋯⋯」
「気づいた? 俺のソコ、のっぴきならない状態なんだよ。⋯⋯そうさせてるの、ゆーだなんだよ。大事にしたくてチョー我慢してるのに、他の男の言葉に惑わされないで⋯⋯」
伊集院の雄は硬く張り詰めていて、穏やかに話しをしているのが冗談みたいだ。笹岡は緊張して体を固くした。
「怖がらないで。大浴場じゃしないよ。ほら、先に上がって服を着てて。俺は水を被ってアタマ冷やしてから行くよ」
笹岡が伊集院の腕の中から抜け出した。躊躇いがちに顔を寄せて、伊集院のほっぺたにチュッとキスを落としたあと、脱兎の如く逃げて行った。
どぷんッ
ごぼごぼッ
ざぱぁーッ
「ゲホッゴホッ⋯⋯ッ、おぼ⋯⋯溺れるかと思ったッ!」
何ということだ! ガンガン押して行くつもりだったのに、こっちが押されている!
あまりの衝撃に浴槽の中でひっくり返り、天国に召されるところだった。まだ笹岡に、天国を見せていないというのに!
伊集院は笹岡から、もの凄い反撃をくらって呆然とした。
嫉妬と不安と独占欲。なんて強烈な一撃だろう!
気づけば太陽はすっかり昇り、大浴場は爽やかな光に満ちていた。
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