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幼馴染み二人と僕の15歳の試練
44 誕生日の朝
しおりを挟む南町を見てからは、のんびりと王都を巡った。
ディーとエルは、油断してると僕のものばかり買おうとして、全然自分たちのもの、買わない。
僕、そんなに沢山服や小物買ってもらっても、使うことほとんどないんだけど…。
夕食にチーズの料理を食べて、たっぷりの荷物を抱えて、宿に戻った。
まぁ……、店主さんには笑われたけど。荷物多すぎて……。
荷ほどきもそこそこに、お風呂に入って(一人でね)、その後、ディーとエルも順番で入って。
いっぱいキスして、イかされて、泣かされて。
二人に挟まれてるのが、すごく、心地よくて安心できて。
嬉しくなって眠って……早朝、はたっと目を覚ました。
「…………ぁ」
お祝い、考えてない……!!
今日、二人の誕生日なのに……!!
も~~~………なんで忘れちゃったかなぁ……。
どうしよう。
何か買う?…でも、僕の持ってるお金って、二人が稼いだお金なんだよ…。なんか違う。
「ど……しよ……」
顔を手で覆ってため息ついたら、右側からディーの腕に抱き込まれた。
「早いな」
「おはよう、ディー」
「おはよう、フィー」
素肌、気持ちいい。
よく見たら、ディーの身体には細かい傷がたくさんある。
腕とか、胸とか。
「これ……魔物の?」
「ああ。まだ未熟だからな。怪我ばかりだ」
ディーが未熟とか。
冒険者ってどれだけすごい人が集まってるんだろう。
僕が癒やしを使えるようになったら、この傷も治せるんだろうか。
傷が嫌とか、そうじゃなくて、なんだか、ディーの身体に『ついてる』のが気に入らない。
「フィー」
顔を上げたら、キスされた。
もっと抱きしめられて、身体が重なる。
「っ、あ」
ディーの固くなってるとこが僕のに触った。
「フィーが触るから」
「ん……んんっ」
……僕のも、つられるように、固くなって。
ディーの大きな手に、ディーのと重ね合うように握られた。
「ひぅん…っ」
「キス、しようか」
「ん……ん……」
くちゅり、くちゅり、って。
すごく……恥ずかしくなるキス。
「ふ……ぅ、ふぁ、ぁ、あ、ああっ」
ディーのキスと手に夢中になってたら、後ろから胸のとこを触られて、ぎゅって、揉まれた。
「おはよ。私のことは仲間はずれ?」
「ん……、や、ちが、ぁぁ、える、おは、よ」
「うん」
項にキスされた。キスだけじゃなくて、そこをカプリとかじられる。
ビクビク震えていたら、閉じた足の間にエルの固くなったのが、はいってくる。
も……やだ……っ、身体、全部、気持ちいい……っ。
「ま……、ぁ、って…っ、おかしくなる……っ」
「おかしくなっていい」
「たくさん感じて」
「ひぅぅ……っ」
我慢はさせてもらえなくて。
イく……って言うのもできないくらい、とろとろにイかされて、贈り物……どうしようって思いながら、意識を手放した。
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