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春休みの適切な関係

俺と綾人

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 食卓の片付けが一段落して、頃合いかと思って綾人に仕込んだいぼローターの振動をMAXにした。
 拓斗の中に挿れたまま、アナルで快感を拾う綾人を想像すると、ひどく興奮した。
 できるだけ足音を立てないように部屋に戻り、目に入ってきた想像の斜め上を行く光景に、魅入ってしまった。

「ああっ、やあんんっ、やっ、あっ、とめ、てっ、や、ひいぃぁぁ!!」
「やぅぅっ、むぃ、も、ひゃぁぁんんっっ」

 ……なんで、綾人が拓斗にのっかってんの?
 しかも二人でヨがってるとか、どんなご褒美?
 これ、黙ってみてるとか無理だよね?

 二人ともかなり感じまくっているのか、俺に全く気づいていない。
 二人で身体をブルブル震わせて、後ろから見てても綾人が潮を噴いているのがわかった。拓斗の体が濡れ濡れだな。それから、綾人の、拓斗を飲み込んでいるアナルからも、ポタポタと流れ落ちてくる。……あー、拓斗も噴いたのか。
 なんで挿れてる方まで噴くの……っ。俺を悶死させるつもりなのか。
 あ、拓斗、流石に気絶したか。だよなぁ。拓斗のローターもMAXのままだし。あれだけイけば、気絶だってするよな。

「んん、んんんっ、こーじ……っ、どーにかして……っ」

 綾人の懇願に、舌なめずりをしていた。腰が砕けたのか、綾人は自分から拓斗の上から降りることができない様子だし。そんなにいいのか?あれ。だったら、ディルドも使ってやらないと。

 でも、まずは、ね?

 息を殺して後ろから近づいた。
 喉を反らせながら感じていっている綾人の胸に手を伸ばし、硬くしこっている乳首を抓み上げた。

「あああっ!?や、ああっ、ああっっ!!!」
「いつもより敏感なんじゃないか?」
「あっ、こーじ……!?やめっ。そこ、ぅあっ、やだっ、あ…ぅっ、ぅぁっ、ぁんっ、イ……あぁっ」
「気持ちいいでしょ?…ほら、腰が揺れてる。……拓斗のもうちっちゃくなってるよね?満足できるの?もっと太いの挿れてあげようか?」
「あ……ほし、ぃっ、こーじ、ちょーだい……っ!!」

 ちらりと後ろを向いてくる綾人の顔はやばい。目尻に涙をためて口を開いたまま震わせて、顔も耳元も項も朱に染めて。今までで一番エロい。

「今すぐ挿れてやる」

 赤い唇をなめれば舌を伸ばしてくる。
 それに吸い付きながら、拓斗のを咥えたままのそこに、指を挿れた。

「あ…っ」
「綾人、このまま拓斗に抱きついて」
「んんっ」

 綾人が素直に体を前に倒していく。
 中に挿れた指で、拓斗のが抜けないように前立腺を擦り上げれば、拓斗に抱きついたまま、綾人が身体を震わせた。

「あ……、あっ、ひぁぁっ、あ、あぅ、ぁんんっ」

 これから何日もこの二人のことを好きにできると思うと、酷く興奮する。何をしたら悦ぶだろうか?

 二人の痴態を思い浮かべながら、綾人の中に挿れていた指を抜き、そこを広げてみれば、拓斗のを咥えているのに十分に広がっていく。

「あっ、こーじ、やめ……」
「昨日、していいって言ったよな?」
「あ、や、だめ、だめぇ……っ、ひ、あ、あああ!!」

 狭いそこに俺のを咥えさせる。
 本当なら拓斗も起きていればよかったけど…、それは、次の機会か。
 綾人の尻と俺の下腹部がピタリと重なるまで突き挿れた。奥でいぼ付きローターに触れ、亀頭からビリビリした快感に襲われる。
 ………はぁっ、善すぎるっ。

「すごいな…綾人。俺達二人分咥えて、アナルが悦んでるよ?痛くないだろ?」
「ひ……っ、あ、ああんんっ、あぅ、あうっ、……たくな、い、きもち、いいっ、こーじの、あついぃっ、あ、あんっ」

 動く腰を押さえつけて、綾人の奥を穿ち続けた。中はどろどろで、動けば絶えずぐちゅぐちゅと卑猥な音を出す。
 次第に、柔らかかった拓斗のものが、硬さを増していった。綾人に締め付けられながら俺のものが擦れて、眠っていても身体は快感を拾っているらしい。

「拓斗のも硬くなってきた…。わかるだろ?」
「んん……、わか、るっ、あ、ああっっ、たくと、こーじ……っ、いい、いいっっ」
「奥に注いでやるから…受け止めろよ?零したらお仕置きな?」
「え…っ、あ、あんんっ、こー、じっ、あ、やだぁっ、はげ、し………、あ、あんん、あぁんんっっ!!イく、イっちゃう…っ」

 腰を打ち付けながら、拓斗の尻に手を伸ばした。アナルからでてるコードをひっぱり、位置を調整する。

「あ………ぅぅ」
「あ……、たく、と……?」
「ぁ、ぁん、んんー……っ」

 可愛い喘ぎを漏らすのに、拓斗が目覚める様子はない。
 前立腺を刺激され続け、綾人の中で拓斗のものが限界まで張り詰めていく。

「ひああっっ」
「イくぞ……っ、飲み込め、綾人…っ」
「ああぁぁ――――…!!!!」

 綾人の身体が痙攣するように震えた。中は噛みちぎるかのように収縮し、眠ったままの拓斗のものから熱い精液が中を満たしたいく。拓斗の射精に遅れることなく、俺も綾人の奥で熱を弾けさせた。

「あー………っ、あー…んん、あぁー…」

 何度か腰を振り、最後の一滴までも綾人の中に注ぎ込む。

「抜くよ?お尻締めて。零したら……わかってるよね?」
「あ……、や、むり………でちゃう………っ」

 綾人の中が、締め付けてくる。
 だが、二人分のペニスを咥え込んだアナルが、しっかり口を閉じることはないだろう。
 ほくそ笑みながら綾人の中から己を引き抜けば、中からたらたらと白濁のものが溢れだしてくる。

「あ……あ……」
「拓斗のも抜くよ?」

 くったりと拓斗に覆いかぶさっている綾人の上体を、ゆっくりと抱き起こした。

「はぅ……」

 ああ、完全に脱力していて可愛い。
 両方の膝裏に腕を入れ、子供の排尿スタイルのような姿勢で綾人の身体を持ち上げた。

「あ、ああっ」

 拓斗のが抜けきると、ぼたぼたと拓斗の身体に液体が降り注いでいく。

「零しちゃだめって言ったよね?」
「あ……、だ、って、だって……っ」
「そんなに俺にお仕置きされたいの…?」

 じゅる……っと、耳をなめながら。
 綾人が喉を反らして感じている。

「お、しお、き、や、ぁ」
「だーめ」

 ぷるぷる震える綾人を、拓斗の隣に寝かせた。
 仰向けにさせれば、どこか怯えたような、けど、期待したような瞳で俺を見上げてくる。

 その目に見せつけるように、棚から催淫剤入のローションとディルドを取り出した。

「あ………」

 無意識なのか、綾人の喉がゴクリと鳴った。
 極太…らと言っても俺ほどの太さはない。けど、長さは十分。そのディルドにローションを塗り付け、まだ口が開いたままの綾人のアナルに刺し挿れた。

「ひ………!!!!」

 手元に『カツン』と手応えが来る。ローターとぶつかったらしい。

「こー、じ、や。ぬい、て、こわ、いっ、これ、やだっ」
「怖くないよ。イキっぱなしになるだけだからね?」

 ニコリと笑って、手元のスイッチを入れた。

「ああああ…!!!!」

 振動と、亀頭部分がグネグネと動いているはず。

「あ、あ、あ」

 身を捩らせる綾人の目から涙が落ちた。

「可愛い」
「んっ」

 唇で涙をすくい取り、そのまま口付けた。
 舌を絡めてる間に、綾人の腕が俺の首に回ってくる。……可愛い。

「こーじ……っ」
「ん。たっぷり感じてて?」
「や……」
「拓斗を綺麗にしてくるから。流石に二人同時には風呂に入れてやれないから」
「や…、これ、抜いてっ、いっしょに、いくっ」
「だーめ。俺が全部してやりたいの。そんなに時間かからないから、ちょっとまってろよ?」

 甘い吐息を漏らす綾人の赤い唇に、何度も啄むようなキスをしてから、未だにぐったりする拓斗の身体を抱え上げた。


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