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第四の依頼

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「こんなことでどうにかなるとは思えんが…」



最高に不機嫌な声でそう言ったエドガーは、まるで女優さんみたいだ。
村で出会ったおばさんに化粧道具を貸してもらい、エドガーをべっぴんさんに仕立てたんだ。
でかいことをのぞけば、エドガーはどっからどう見ても極上のべっぴんさんだ。



「ま、とにかくやってみましょう。」



次の朝、僕達は、また百洞山に行き、手当たり次第に洞窟に入って行った。
特に何の反応もない。
洞窟に入って芋畑に行っては反応を見て、また戻り、またまた別の洞窟に入って行くということを繰り返し、やがてあっという間に昼になった。



「ほら、見ろ。
何も反応はないではないか。」

エドガーはますます機嫌が悪い。




「やっぱり、芋畑の入り口に行くだけじゃ、反応はないのかなぁ?」

「まだ、昼じゃないですか。
諦めずに頑張りましょう。」

おじさんがなだめ、なんとかまた次の洞窟に行った時のことだった。




「……あれ?なんか変な音がしないか?」

最初に気付いたのはリッチーだった。
耳を澄ますと、畑のどこかで油の切れた機械みたいな変な音が聞こえた。
今までの芋畑では聞いたことのない音だ。



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