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第四の依頼
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しおりを挟む「……ちょっと待て。」
僕の夢見心地な気分に水を差したのは、エドガーの低い声だった。
「これを見ろ。」
エドガーは、服がかけられてたところに貼ってあった紙を指さす。
「なんだと!」
「これは…!」
リッチーは眉間に皺を寄せ、おじさんは大きく目を見開いた。
なんだ、なんだ?
一体、なんて書いてあるんだ?
「いーさん…残念ですが、別のにしましょう。」
「え…なんで……」
「そんな高いもん、やめとけ、やめとけ!」
どうやら、この服は相当高いらしい。
さらに、防具としての性能は低く、今の肉じゅばんよりも防御力が下がると言う。
みんなはすでに僕の服のことなど忘れ、各々自分の防具選びに夢中になっている。
「買わないんなら脱いでくれ。
汗が染み付いたら売り物にならなくなっちまう!」
僕は、かっこいい服をおやじに無理矢理に脱がされた。
ち、ち、畜生!
せっかくかっこいい服をみつけたのに……
みんなだって、それなりに高い防具を買うつもりだろうに……
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