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第三の依頼

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(あ、そうだ!)



 僕は、とても知りたいと思いながら、お母さんと喋れなかったことがショックを過ぎて忘れてたことを思い出し、寝室に戻った。



 「おじさん、僕、レベルはどうなってますか?」

 「上がってますよ!」



やった!
おじさんのにこやかな顔を見たら、今回はずいぶんと上がってそうだ。
エドガーは29だと言ってた。
 今回は猫探しとはいえ、朝から晩までかなり必死で探し回ったもんなぁ…
だからこそ、レベルアップ率も予想より高いんだ。
とりあえず、僕も二桁になってるのは間違いないだろうけど、あんまり期待しすぎるとそうじゃなかった時に気持ちが滅入るから……

そうだな……
20と言いたいところだけど、18…いや、16か17あたりか?



 「いくつになってますか?」

 「5です。」

 「え…?」

 「5ですよ。
 1ランクアップですね!
おめでとう、いーさん!」

 「え…?」



えっと……
確か、こないだまで僕のレベルは4で……
「1ランクアップ」ってことは、4の次は5だから5……
15でも25でもないただの……5……!?



 (う、嘘だろ……?)


あまりのショックに僕の思考は停止した。


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