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第二の依頼
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「話に聞いてた通り、このあたりの魔物はたいしたことないな。」
次の町まではそう遠くもなく、出て来る魔物にも苦労することはなかった。
魔物自体は強くなってると思うんだけど、きっとみんなが強くレベルアップしたせいだ。
特に、エドガーはエミリーちゃんにもらった杖のおかげもあって魔力がすごく上がったようで、数が多い時なんかはリッチーよりも役に立つくらいだ。
「とりあえず、次の依頼が来るまで町の周辺で戦って金貯めなきゃな。
俺、もうちょっと良い武器がほしいし。」
おいおい、それを言うなら、武器をまだ何も持ってない僕に買うのが先だろ!?
魔物が落とすお金も、最初に比べるとちょっと高くなっていた。
この分なら、僕の武器や防具のことも考えてもらえるかもしれない。
「ここが、ちょっと大きな町か~…」
辿り付いたその町は、エミリーちゃんの住む町よりもずっと大きく、賑やかな感じだ。
宿屋も何軒かある。
僕達は、町の人に教えてもらった安い方の宿屋に向かった。
「ここには、酒場もあるようだな!
俺、ちょっと行って来る!」
荷物を置くと、リッチーはそう言い残してすぐに部屋を出て行った。
「話に聞いてた通り、このあたりの魔物はたいしたことないな。」
次の町まではそう遠くもなく、出て来る魔物にも苦労することはなかった。
魔物自体は強くなってると思うんだけど、きっとみんなが強くレベルアップしたせいだ。
特に、エドガーはエミリーちゃんにもらった杖のおかげもあって魔力がすごく上がったようで、数が多い時なんかはリッチーよりも役に立つくらいだ。
「とりあえず、次の依頼が来るまで町の周辺で戦って金貯めなきゃな。
俺、もうちょっと良い武器がほしいし。」
おいおい、それを言うなら、武器をまだ何も持ってない僕に買うのが先だろ!?
魔物が落とすお金も、最初に比べるとちょっと高くなっていた。
この分なら、僕の武器や防具のことも考えてもらえるかもしれない。
「ここが、ちょっと大きな町か~…」
辿り付いたその町は、エミリーちゃんの住む町よりもずっと大きく、賑やかな感じだ。
宿屋も何軒かある。
僕達は、町の人に教えてもらった安い方の宿屋に向かった。
「ここには、酒場もあるようだな!
俺、ちょっと行って来る!」
荷物を置くと、リッチーはそう言い残してすぐに部屋を出て行った。
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