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第一の依頼
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森の中は進んで行く程に入り組んだ道になり、僕は完全に方向を見失っていた。
ちゃんと戻れるんだろうかと心配になりながらも、今はそんなことを訊ねる暇もない。
雑魚がほとんどだけど、さっきから魔物がひっきりなしに出て来てるんだ。
そいつらはとても素早くてまだ一匹も倒せてないけど、幸い、攻撃もそう強いもんじゃないから、こっちも被害らしい被害は受けていない。
だけど、今頃になって疲れが出て来たのか、どうにも身体が辛くて…
さっきから、足には全然力が入らないし、頭もふらつく……
「エミリーちゃーん!
どこにいるの~?」
「エミリー!どこだ~!?」
アンジュさんの妹はエミリーというらしく、もう何日も家に戻っていないという。
まだ幼い子供らしいし、こんな魔物のいっぱいいる森に何日もって……
まさかまさかまさか……
僕は頭の中の悪い想像をかきけそうと頭を振り…そして、意外なことにそのままその場に倒れ込んでしまった。
「ん…?
どうした、いーさん!」
「いーさん、どうしたんです!」
「ぼ…僕……」
どうしたと聞かれても、どうして倒れたのか、僕自身よくわからないから答えられない。
ただ、さっきよりもずっと頭がぼんやりとして、身体が熱くて動かないことだけはわかった。
ちゃんと戻れるんだろうかと心配になりながらも、今はそんなことを訊ねる暇もない。
雑魚がほとんどだけど、さっきから魔物がひっきりなしに出て来てるんだ。
そいつらはとても素早くてまだ一匹も倒せてないけど、幸い、攻撃もそう強いもんじゃないから、こっちも被害らしい被害は受けていない。
だけど、今頃になって疲れが出て来たのか、どうにも身体が辛くて…
さっきから、足には全然力が入らないし、頭もふらつく……
「エミリーちゃーん!
どこにいるの~?」
「エミリー!どこだ~!?」
アンジュさんの妹はエミリーというらしく、もう何日も家に戻っていないという。
まだ幼い子供らしいし、こんな魔物のいっぱいいる森に何日もって……
まさかまさかまさか……
僕は頭の中の悪い想像をかきけそうと頭を振り…そして、意外なことにそのままその場に倒れ込んでしまった。
「ん…?
どうした、いーさん!」
「いーさん、どうしたんです!」
「ぼ…僕……」
どうしたと聞かれても、どうして倒れたのか、僕自身よくわからないから答えられない。
ただ、さっきよりもずっと頭がぼんやりとして、身体が熱くて動かないことだけはわかった。
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