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初めての依頼
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「それなら軽いし、防御力もそこそこあるから重宝するよな!
それにしろよ。」
「そうですね、私もそれが良いと思います。」
「良いんじゃないか…」
三人にすすめられたのは「綿入れの鎧」というものだった。
確かに戦士の鎧なんかに比べると格段に軽い。
リッチーの買った「青銅の鎧」なんて、持っただけでもずっしりと重く、どう考えてもあんなのを着て旅をする体力は僕にはなさそうだ。
エドガーのローブよりは重いだろうけど、その代わり防御力はこっちの方がうんと高い。
ただ…問題は見た目なんだ…
通気性はけっこう良いと店のおじさんは言ってるけど、手首から足首まで全身を覆うそれは固めの綿を詰めた全身タイツみたいなもので、前をボタンで留める形なんだけど、もこもこしててしかも肌色で、どっからどう見ても肉襦袢みたいなもんなんだ。
仮にも「勇者」の装備品がこんなに格好悪いなんて、嘘だろ!?
やっぱりいやだ。
何か別のに…
「それは一着しかないものだから、買ってくれるならお揃いの綿入れの帽子もつけてやるよ。」
「本当か!?
よし、それなら買った!」
「え…ぼ、僕、まだ…」
「まいどありー!」
「それなら軽いし、防御力もそこそこあるから重宝するよな!
それにしろよ。」
「そうですね、私もそれが良いと思います。」
「良いんじゃないか…」
三人にすすめられたのは「綿入れの鎧」というものだった。
確かに戦士の鎧なんかに比べると格段に軽い。
リッチーの買った「青銅の鎧」なんて、持っただけでもずっしりと重く、どう考えてもあんなのを着て旅をする体力は僕にはなさそうだ。
エドガーのローブよりは重いだろうけど、その代わり防御力はこっちの方がうんと高い。
ただ…問題は見た目なんだ…
通気性はけっこう良いと店のおじさんは言ってるけど、手首から足首まで全身を覆うそれは固めの綿を詰めた全身タイツみたいなもので、前をボタンで留める形なんだけど、もこもこしててしかも肌色で、どっからどう見ても肉襦袢みたいなもんなんだ。
仮にも「勇者」の装備品がこんなに格好悪いなんて、嘘だろ!?
やっぱりいやだ。
何か別のに…
「それは一着しかないものだから、買ってくれるならお揃いの綿入れの帽子もつけてやるよ。」
「本当か!?
よし、それなら買った!」
「え…ぼ、僕、まだ…」
「まいどありー!」
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