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第一章 大東亜戦記
船魄紹介【エンタープライズⅦ】
しおりを挟む【USS Enterprise(エンタープライズ), CV-6】
・艦として
・艦種:航空母艦
・艦級:ヨークタウン級航空母艦二番艦
・前級:レンジャー
・次級:エセックス級・ワスプ
・建造:ニューポート・ニューズ造船所
・進水日:1936年10月3日
・全長:252m
・所属:アメリカ連合艦隊直属部隊
・基準排水量:21,000噸
・対艦兵装:なし
・対空兵装:Mk12 5インチ砲×10 ボフォース60口径40mm連装機関砲×10 同4連装砲×24 エリコンFF20mm機関砲×20
・対潜兵装:なし
・搭載機:F4Fワイルドキャット(艦戦)×32 SBDドーントレス(艦爆)×38 TBDデヴァステイター(艦攻)×40 その他随伴空母の艦載機多数
艦名はアメリカ海軍伝統の艦名であり、実に七代目である。
ヨークタウン級はアメリカ海軍としては初めて建造された大型空母である。そして次級のエセックス級やその後の米空母建造の土台となった空母でもある。排水量はそう大きくないが、これは空母として余計な装甲などがないからであって、飛行甲板の長さは3万6千トンの赤城と10mしか変わらず、十分な能力を持っている。
1941年12月真珠湾攻撃では、真珠湾に停泊こそしていなかったが近海におり、戦闘に参加した。この時、大東亜戦争で初めて零戦(加賀所属)を撃墜している。12月10日には潜水艦伊70を撃沈したが、これが大東亜戦争におけるアメリカ海軍最初の戦果であった。
姉妹艦のヨークタウンは1942年6月のミッドウェー海戦で失われ、ホーネットは1942年10月の南太平洋海戦で撃沈されて、姉妹艦で唯一の生き残りとなってしまった。
以後も数々の戦いに参加しながら生き残り、Big EやLucky Eと言った数々のあだ名を得た。また、日本軍の大本営発表によって複数回の撃沈が発表され、虚偽の撃沈を発表された回数は史上最多と言われている。敵国においても著名な軍艦であると言える。
1944年10月のフィリピン沖では大型空母としては唯一生き残り、そしてルーズベルトの密命で真珠湾に回航され船魄化改装を受けることとなった。
戦前に建造された米空母で生き残っているのは今や彼女だけである。日本の船魄搭載艦達と同じく、対空兵器が大幅に増設され、彼女がアメリカ海軍の全戦力であると言っても過言ではない。
・船魄として
・技術系統:米式第一世代
・身長:165cm
・体重:61kg
・血液型:AB型
・髪:白
・目:赤
・好きなもの:殺戮・コーラ
・嫌いなもの:生命・亡霊
表面的な言葉遣いは丁寧だが、隠しきれない狂気が溢れる少女。全身に渡って改造を受けた結果自ら歩行する能力を失っており、艦橋から自身の意思で離れることはできない。敵を殺すことに躊躇いなく、自らが殺されることにも無頓着であるどころか、死にたがっているような言動を度々見せる。
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