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地底王国編
第九十三話 南西フィールド ④
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第九十三話 南西フィールド ④
ルシアム「俺は元々親がいなくて3歳くらいまでは孤児院で過ごしていたんだ」
ガイド「急に話が重くなるな」
ルシアム「んで、俺が3歳まで過ごしていた孤児院で火事が起きてな、俺以外の人全員死んだの。そこで出会ったのが師匠だったという話さ」
ガイド「師匠はどんな人だったんだ?」
ルシアム「うーん...めちゃくちゃ強いんだけど...ちょっと馬鹿って感じかな?」
ガイド「どんくらい強いの?」
ルシアム「そうだなぁ...さっきのドクアリを10秒で殺せるぐらいには強いと思う」
ガイド「ひぇー、めちゃくちゃ強いな。今は?」
ルシアム「ん?あぁ、十年前の黒龍討伐の時に...目の前で死んだ」
ガイド「え?」
ルシアム「黒龍の攻撃で死にそうなやつがいて、そいつを庇って死んだ」
ガイド「へぇ...」
ルシアム「師匠を墓に埋めてあげようとしても、黒龍の攻撃はあらゆる物体を腐らせて崩壊させていくから師匠は骨も残らなかったよ...あはは」
ガイド「そんなにやばかったのか...」
ルシアム「まぁ、この話は終わりにしよう。行くよ」
ガイド「おう」
プレイヤー「く、来るな!来るなー!!!」
ドッカーン!!!!
ルシアム「(なんの音だ!?)」
???「はぁ、どいつもこいつも貧弱すぎる...」
ルシアム「ガイド、あいつは誰だ?」
ガイド「うわぁ...あいつはカオス軍幹部のゲンだ」
ルシアム「ゲン?」
ゲン「おや?おやおやおやおやおやおやおや?そこにいるのはだーれだ?」
ルシアム「(気づかれた!?)」
ゲン「来ないなら、こっちから行くよー」
ルシアム「...なんだよ」
ゲン「へー、結構いいんじゃない?君。どうだい?君もカオス軍に入らないかい?」
ルシアム「ヘッ、結構だ」
ゲン「そうかー、なら...死んでみたら?」
シュイン!
ルシアム「クッ!」
キーン!!!!
ゲン「へー、このスピードに反応できるのかー」
ルシアム「まぁ、ね!」
ブン!
ゲン「ほー、いい斬撃だー」
ルシアム「そりゃどうも!」
キーン!!!!
ゲン「やっぱり君はうちに入るべきだ」
ルシアム「いらねーって言ってんだろ!」
ジャキン!
ゲン「いい切れ味だなー、俺の装甲に傷をつけるなんて」
ルシアム「やっぱりか...」
ゲン「ほんとにうちの軍に入らないんだね?」
ルシアム「当たり前だろ」
ゲン「はぁ...しょうがないなぁ」
シュイン!
ルシアム「なっ!?」
トン!
ゲン「はい、君に触れれた」
ルシアム「それがどうした?」
ゲン「心眼で自分の肩を見てみなよ」
ルシアム「えっ?(心眼発動) これは!?」
ゲン「そうさ!時限爆弾さ!」
ルシアム「俺は元々親がいなくて3歳くらいまでは孤児院で過ごしていたんだ」
ガイド「急に話が重くなるな」
ルシアム「んで、俺が3歳まで過ごしていた孤児院で火事が起きてな、俺以外の人全員死んだの。そこで出会ったのが師匠だったという話さ」
ガイド「師匠はどんな人だったんだ?」
ルシアム「うーん...めちゃくちゃ強いんだけど...ちょっと馬鹿って感じかな?」
ガイド「どんくらい強いの?」
ルシアム「そうだなぁ...さっきのドクアリを10秒で殺せるぐらいには強いと思う」
ガイド「ひぇー、めちゃくちゃ強いな。今は?」
ルシアム「ん?あぁ、十年前の黒龍討伐の時に...目の前で死んだ」
ガイド「え?」
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ガイド「へぇ...」
ルシアム「師匠を墓に埋めてあげようとしても、黒龍の攻撃はあらゆる物体を腐らせて崩壊させていくから師匠は骨も残らなかったよ...あはは」
ガイド「そんなにやばかったのか...」
ルシアム「まぁ、この話は終わりにしよう。行くよ」
ガイド「おう」
プレイヤー「く、来るな!来るなー!!!」
ドッカーン!!!!
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???「はぁ、どいつもこいつも貧弱すぎる...」
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ルシアム「ゲン?」
ゲン「おや?おやおやおやおやおやおやおや?そこにいるのはだーれだ?」
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ゲン「来ないなら、こっちから行くよー」
ルシアム「...なんだよ」
ゲン「へー、結構いいんじゃない?君。どうだい?君もカオス軍に入らないかい?」
ルシアム「ヘッ、結構だ」
ゲン「そうかー、なら...死んでみたら?」
シュイン!
ルシアム「クッ!」
キーン!!!!
ゲン「へー、このスピードに反応できるのかー」
ルシアム「まぁ、ね!」
ブン!
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キーン!!!!
ゲン「やっぱり君はうちに入るべきだ」
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ゲン「心眼で自分の肩を見てみなよ」
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