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新しい生活
チームに馴染む
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ピッチャーをすることになったが、チームの4番打者で夏蓮への思いがもっとも野球部で強い桃川が試すと言って対戦することになったんだが。
その風格は甲子園にいてもおかしくはないレベルだ。
「なんだ怖じ気ついたか?たが認めんぞ。お前みたいなやつが夏蓮さんの側にいるなんて。だから俺が打ったら離れろ」
はぁー夏蓮が取られるか不安だがら試すと思ったら、近くにいるのが気にくわないか。だが俺は気づいている。夏蓮がバックネット裏で見てることを。しかも絶対に抑えろという圧力まで加えて。言われなくたって抑えるぞ。
まずは外角にスライダーを投げるか。これで俺の変化球のレベルがどんくらいなのか伝わるだろう。結構キレがいいんだよこのスライダーは。
ストレートと同じ振りでスライダーを投げると、くくっと曲がって空振りを誘った。
「ちっ思ったよりもいい球投げるな。だが勝つのは俺だ」
なにも言わない方がいいぞ。夏蓮が殺気だった視線で見てるからな。あれ勝手に行動を制限するなっていう顔だな。
次はスライダーがもう一回来ると思っているだろうからインコースのストレートを投げ込む。すると振り遅れてファーストほうにボテボテのゴロがいってファーストゴロになった。
「俺の勝ちだな」
「お前の実力を認めてやるよ。夏蓮さんが認めれるだけはあるな」
あまり悔しそうじゃないな。負けても完敗だからか?後夏蓮喜びすぎだ。そして桃川に無表情で近づいた。
「桃川くん」
「夏蓮さん、ひっ」
「私が誰といようが構わないよね?なんで勝手に決めようとするの?ねぇーナンデ」
「ひっごめんなさい」
そう言うと桃川はグランドに飛び出した。ありゃ怖い顔にでもなっているな。そりゃ勝手にか変わる人を決められたらそうなるわな。
「夏蓮なんで来たんだ?」
「人数があまり足りてないらしいから練習手伝おうと思ってね」
するとグラウンドから戻ってきた野球部の部員がおおっと喜んだ。そりゃまぁ夏蓮のファンクラブからしたら嬉しいよな。試合には危ないからでないが。
「それは助かる。俺含めて10人しかいないからな」
「私だけじゃないよ。6人女子だけど集めたよ。野球部経験者」
よく集められたなそんなに。野球部を経験しているやつなんてあまりいないのに。夏蓮の人脈に脱帽だ。
「それじゃ早速始めようぜ」
夏蓮達はジャージに着替えているためすぐに準備体操をして準備を整えた。俺も準備を整えるために準備対体操をした。キャッチボールはさっきやったので問題ない。
「それじゃこっちは投球練習をするぞ」
「夏蓮達は守備頼むぞ」
「久々だからとれないボールもあるかもしれないけどよろしくね」
『喜んで』
どんだけ夏蓮のこと好きなんだよ。まぁ分からなくもないが、誰隔て仲良くしてるし、あの笑顔は反則級だからな。
「まずなに投げるんだ?」
「縦に沈むツーシムだ」
これは山崎投手の握りと、投げ方を参考にして作った球だ。ストレートの軌道でいくから結構空振りを取れる。
「んじゃ行くぞー」
ストレート同じ振りを意識して投げた。するとボールは高速で曲がりうおっと声をあげながら取った。あれを最初っから捕れるとはやるな。
「初っぱなから半端ないボールを投げてくるな」
「津田もよくあれを捕れたな。結構落ちるから捕れないと思ったんだが」
ツーシムはかなり落ちる。持ち球のひとつでもあるからな。だが俺の持っている変化球はまだある。
「次はカーブな」
俺は抜くように投げる。くくっと急ブレーキがかかったように曲がりボールからストライクになった。
「これも使えるな。変化球何球持っているんだ?」
「8種類だな。まぁ実際投げるのはもうちょい少ないが」
俺はストレートが中学生の時は遅かったから変化球とコントロールをひたすら磨いていた。だからストレートが早くなった今はより変化球がいきる。今はストレートは140キロ後半は出るようになった。下半身のトーレニーングとシャドーピッチングをしてスピードが出るようになった。
「結構あるんだな。試合が楽しみだ」
「無失点で勝ってやるよ。夏蓮のためにもな」
「頼むぞ、相手は強豪校だ。失点防ぐことが勝つためには必要だ」
自信はある。俺には夏蓮がついてるし練習をチラッと見ただけでもかなりいい動きをしている。どうやらレギュラーメンバーは無事のようだ。俺が失点を防げれば勝てるだろう。
「ああ、任された」
それから投球練習をしながらチラッと練習を見ていると、夏蓮が軽快なグラブ裁きを見せていた。夏蓮運動神経抜群だな。
そして俺は投球練習手試したい球も投げて百球投げたところで投球練習を終え、スポーツドリンクを飲み、休憩をする。
するとちょうど夏蓮達も休憩に入り、戻ってきた。
「久しぶりにボールを取ったけど意外に動けるものだね」
「思ったよりも軽快な動きだったぞ」
マジで夏蓮の動きは熟練の守備職人だった。バッティングも良くて守備もあれだけ動ければレギュラーとして出せなかった監督も困ったものだろう。
その風格は甲子園にいてもおかしくはないレベルだ。
「なんだ怖じ気ついたか?たが認めんぞ。お前みたいなやつが夏蓮さんの側にいるなんて。だから俺が打ったら離れろ」
はぁー夏蓮が取られるか不安だがら試すと思ったら、近くにいるのが気にくわないか。だが俺は気づいている。夏蓮がバックネット裏で見てることを。しかも絶対に抑えろという圧力まで加えて。言われなくたって抑えるぞ。
まずは外角にスライダーを投げるか。これで俺の変化球のレベルがどんくらいなのか伝わるだろう。結構キレがいいんだよこのスライダーは。
ストレートと同じ振りでスライダーを投げると、くくっと曲がって空振りを誘った。
「ちっ思ったよりもいい球投げるな。だが勝つのは俺だ」
なにも言わない方がいいぞ。夏蓮が殺気だった視線で見てるからな。あれ勝手に行動を制限するなっていう顔だな。
次はスライダーがもう一回来ると思っているだろうからインコースのストレートを投げ込む。すると振り遅れてファーストほうにボテボテのゴロがいってファーストゴロになった。
「俺の勝ちだな」
「お前の実力を認めてやるよ。夏蓮さんが認めれるだけはあるな」
あまり悔しそうじゃないな。負けても完敗だからか?後夏蓮喜びすぎだ。そして桃川に無表情で近づいた。
「桃川くん」
「夏蓮さん、ひっ」
「私が誰といようが構わないよね?なんで勝手に決めようとするの?ねぇーナンデ」
「ひっごめんなさい」
そう言うと桃川はグランドに飛び出した。ありゃ怖い顔にでもなっているな。そりゃ勝手にか変わる人を決められたらそうなるわな。
「夏蓮なんで来たんだ?」
「人数があまり足りてないらしいから練習手伝おうと思ってね」
するとグラウンドから戻ってきた野球部の部員がおおっと喜んだ。そりゃまぁ夏蓮のファンクラブからしたら嬉しいよな。試合には危ないからでないが。
「それは助かる。俺含めて10人しかいないからな」
「私だけじゃないよ。6人女子だけど集めたよ。野球部経験者」
よく集められたなそんなに。野球部を経験しているやつなんてあまりいないのに。夏蓮の人脈に脱帽だ。
「それじゃ早速始めようぜ」
夏蓮達はジャージに着替えているためすぐに準備体操をして準備を整えた。俺も準備を整えるために準備対体操をした。キャッチボールはさっきやったので問題ない。
「それじゃこっちは投球練習をするぞ」
「夏蓮達は守備頼むぞ」
「久々だからとれないボールもあるかもしれないけどよろしくね」
『喜んで』
どんだけ夏蓮のこと好きなんだよ。まぁ分からなくもないが、誰隔て仲良くしてるし、あの笑顔は反則級だからな。
「まずなに投げるんだ?」
「縦に沈むツーシムだ」
これは山崎投手の握りと、投げ方を参考にして作った球だ。ストレートの軌道でいくから結構空振りを取れる。
「んじゃ行くぞー」
ストレート同じ振りを意識して投げた。するとボールは高速で曲がりうおっと声をあげながら取った。あれを最初っから捕れるとはやるな。
「初っぱなから半端ないボールを投げてくるな」
「津田もよくあれを捕れたな。結構落ちるから捕れないと思ったんだが」
ツーシムはかなり落ちる。持ち球のひとつでもあるからな。だが俺の持っている変化球はまだある。
「次はカーブな」
俺は抜くように投げる。くくっと急ブレーキがかかったように曲がりボールからストライクになった。
「これも使えるな。変化球何球持っているんだ?」
「8種類だな。まぁ実際投げるのはもうちょい少ないが」
俺はストレートが中学生の時は遅かったから変化球とコントロールをひたすら磨いていた。だからストレートが早くなった今はより変化球がいきる。今はストレートは140キロ後半は出るようになった。下半身のトーレニーングとシャドーピッチングをしてスピードが出るようになった。
「結構あるんだな。試合が楽しみだ」
「無失点で勝ってやるよ。夏蓮のためにもな」
「頼むぞ、相手は強豪校だ。失点防ぐことが勝つためには必要だ」
自信はある。俺には夏蓮がついてるし練習をチラッと見ただけでもかなりいい動きをしている。どうやらレギュラーメンバーは無事のようだ。俺が失点を防げれば勝てるだろう。
「ああ、任された」
それから投球練習をしながらチラッと練習を見ていると、夏蓮が軽快なグラブ裁きを見せていた。夏蓮運動神経抜群だな。
そして俺は投球練習手試したい球も投げて百球投げたところで投球練習を終え、スポーツドリンクを飲み、休憩をする。
するとちょうど夏蓮達も休憩に入り、戻ってきた。
「久しぶりにボールを取ったけど意外に動けるものだね」
「思ったよりも軽快な動きだったぞ」
マジで夏蓮の動きは熟練の守備職人だった。バッティングも良くて守備もあれだけ動ければレギュラーとして出せなかった監督も困ったものだろう。
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