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新しい生活

助っ人部に入り最初の依頼がくる

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クラスに着くとやはり視線を感じる。昨日見た感じだと男とはあまりか関わってないみたいだし。俺みたいないきなり現れた転校生と男を避けている夏蓮が一緒にいたら目立つよなぁー。でも夏蓮好きな人って誰なんだろう?芸能人かな?まぁ夏蓮の可愛さなら芸能人でも落とせるが。

俺たちは自分の席座り昨日テレビなどの談笑をしていると、嫉妬の視線をたくさん感じるが、望みといればこんな視線を浴び過ぎたのでもう気にしない。

「望くんってさ、昔からよくもててたよね?」

「いやもててないと思うが、もててたらもっと俺がいなくなった学校が騒ぎになっていただろう」

「うーん望くんは万人受けじゃなくて一部の人にもてるんだよね。イケメンだけど、地味だしね」

それって俺が陰キャとか言ってるの?確かにそうだが、人に言われると悲しいぞ。やっぱ髪は切ろう。

すると先生が入ってきて、ホームルームが始まった。この辺で露出狂がでるらしい。露出して見せるのに興奮するらしいが考えが理解できない。

「露出狂って何がしたいのか分からないよね」

「見せるだけじゃなにもないのにな」

露出狂って普通のサラリーマンをしてたりするからみかけによらないよな。美少女に見せて興奮する可能性があるから夏蓮をあまり人にさせないようにするが。

「あ、そうだ今日さつきちゃんに紹介するから放課後空けといてね」

部長か、たぶん美少女な気がする。美少女じゃなきゃ夏蓮に嫉妬して同じ部活を的ると思えないからな。同じ部室に長時間いるってことだし。

俺はちょっと放課後が楽しみになりながら一限目の準備をした。一限目は日本史で朝からテンションが上がる。俺はもう日本史は家で終わらして、もう受験対策に入っている。だから復習するだけなのだ。

そして先生が入って来て授業が始まり、俺は真剣にノートに写しながら授業を聞き、指名された問題を答えて、それが難しい問題だったらしくさすが転入生と誉められた。まあま転入試験は結構難しく学校の偏差値よりも少し高いレベルの問題をだしてくる。だから周囲よりかは俺は偏差値が少し高い。まぁ竜山高校のほうが偏差値高かったしな。

そして何事もなく六限目まで授業が終わり夏蓮につられて特別練に着いた。その一室に助っ人部と描かれた表札が目に入る。夏蓮はドアをコンコンと叩いた。

「さつきちゃん入るね」

「いいのですよ」

中に入ると、本を読んでいる姿が絵になっている美少女が目に入った。小柄だが賢いオーラがでている。

「 あらそのかたは誰のですよ」

「幼馴染みの望くんだよ。入部希望者だよ」

「あら夏蓮が男の子の入部希望者を連れてくるなんて珍しいのですよ」

やっぱり今までは誰も連れてこなかったのか。てか部員はさつきって人と夏蓮だけなのか?部活って言うより同好会か。名前だけなら夏蓮の人望なら貸してくれそうだが。

「夏蓮の推薦なら認めるのですよ。ようこそ助っ人部なのです」

「ああ、よろしく」

とりあえず座るか、依頼者がくるまでは暇そうだしな。ラノベでも読むか。ラノベを取り出し読んでいると、さつきがラノベをジーとみている。

「どうしたんだ?」

「そのジャンルは読んだことがないので気になったのですよ」

まぁ美少女だったらこのジャンルには手をだしづらいよな。ナンパされる可能性も高いし、クラスのオタクからもマシンガントークを食らうこともあるし。それだけ美少女は希少価値が高いのだ。だがここには俺と夏蓮とさつきしかいない。読んでも誰も邪魔はしないだろう。

俺はリュックから1巻を取り出すとそれをさつきに渡した。布教活動するために1巻は持っているのだ。

「ありがとうなのですよ」

するとそれを読み始めた。ラノベらしさもあり、地の文が多いから一般小説を読んでる人からしても読みごたえはある。

そう思いながら続きを俺は読み始めた。やっピオレの青春ラブコメは間違っているのいろはは最高だ。特にこのあざとさと照れたときに告白を断るのが可愛い。いろはみたいな人がクラスにいたら話しかけるだろう。いろはは猫被ってるから俺が話しかけてもいやな顔はしないだろう。

するとコンコンドアが叩かれた。さつきはそれを聞くと本を閉じて、バックの中にしまい、どうぞですよーと言った。

失礼するね、クラスの爽やかイケメンである萩倉がやってきた。なぜ俺が萩倉を知ってるかと言うと、イケメンでよく話題にでてくるし、同じクラスだからだ。

「それで今回はどのようようけなのですか?」

「野球部が八人インフレンザになってしまってね。助っ人をできる人を探してもらおうと思ってね。それにしてもまさか転校生の望がいるなんてね。よく許可したね」

「この人は夏蓮の推薦なんですよ」

「へぇーそいうことかい。夏蓮もようやく春が来たか。頑張ってね」

すると、夏蓮は顔を真っ赤にする。何を頑張るか知らないが俺も応援してるぞ。幼馴染みのやることは応援しないとな。

「それで望野球はできるのです?」

「できないことはないな。中学の時は野球部だったらしいし」

「夏蓮に聞いてたけど本当なのです。どうやら記憶喪失のようです。できるなら問題ないです。その依頼受けるのですよ」

「ありがとう活躍期待してるよ。来週の土曜日に試合があるから明日から参加してくれ」

そう言うと、颯爽と出ていった。でていくまでイケメンとは憎たらしいな。依頼なら真面目に練習するか。










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