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新しい生活
準備
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俺は今荷造りをしている。病院から出てまだ一日しか経っていないのにだ。骨折をしてるのにこの重労働はきつい。段ボール事前に希が組み立ててくれたので問題はないが。片手で本をいれて段ボールをテープで止めるのが骨が折れる。
「こっちは終わったから手伝うよ」
希が自分の荷造りを終えて、やってきた。正直助かる。片手出来ないこともあるからな。服を畳んだりするのとか。
「私は服を畳んで段ボールにしまうよ」
「助かる。捨てるものと持っていくものは分けてあるから右の方を入れてくれ」
今は夏休み最後の日だ。まさか夏休みの二週間を病院で過ごすことは思わなかったな。それにしても俺が転校して悲しがる友達はいるのだろうか?だが記憶がないと言った方が友達にはダメージがでかいだろう。だからあえてなにも言わずに転校をするのだ。多分普通に話すことは出きるだろうが。もし俺のことを大切な友達だと認識してるやつがいるなら尚更教えられない。まぁそのうち時間が経てば忘れるだろう。
「お兄ちゃんこれで本当によかったの?可憐さんはお兄ちゃんにとって特別な人だよ」
俺には大切な幼馴染みがいるらしい。あくまで大切なのは俺が記憶喪失になる前の俺だ。今の俺は記憶喪失になる前とは違う。実際名前をだされても顔を思い出せないしな。
「悲しい思いはさせたくないからな」
「可憐さんがヤンデレになってないか心配だな」
なにかボソッと希が言ったが恐らく可憐と呼ばれる俺の幼馴染み関連だろう。記憶喪失なって俺はボッチになったか。
「可愛い妹がいるんだからボッチじゃないよ。それに毎日弁当を一緒に食べるからね」
「ナチュナルに心読むなよ。あと毎日来ると目立つんだが」
希は10人中8人が美少女だと答えるレベルだ。つまり一緒にいるだけでかなり目立つ。俺も希が目の前にやってきたとき妹だと知らずにドキッてしたぐらいだしな。俺の彼女可愛すぎるって思った。それくらい俺と希は似てなくて妹だと思わなかったのだ。希が帰ったあと両親が来て義理の兄妹だと教えてもらったが。だから似てないんだと納得した。
「お兄ちゃんは転校するだからどのみち目立つと思うよ」
一時時の人となるのと目立つのは違うだろう。嫉妬で針のむしろになるのは嫌だぞ。呪詛をはくやつもいるだろうし。呪詛返しをすればいいんだが。
「目立ち続けるのは嫌だ。しかも紹介してとか言ってくるやつも現れるしな」
「でもお兄ちゃんは記憶喪失になる前は私と付き合ってるように見せるために一緒に行動してたよ」
希が告白されないようにさせるためか。いちいち断るのが面倒たからそれなら付き合えばってことか。だが記憶喪失になる前の俺がそれを了承したらなら別にいいか。だか嫉妬の視線が凄まじいことになるだろうな。
お前とじゃ釣り合わないと言って暴力を振るやつを振るってくる可能性もある。まぁ呪術で身体を強化すれば痛くないんだが。
「分かった。だが学校の近く以外では腕を組むなよ。病院で凄まじい数の嫉妬の呪詛をはかれて跳ね返すのに大変だったからな」
あのときはかなり焦った。ていうか呪詛本普及しすぎだろ。まぁ大体が腹痛と熱が出る程度とかのレベルだが。まぁ素人だからこんなもんだろう。
「お兄ちゃん呪詛はかれたの?潰しに行かなきゃ」
「やめとけ呪術法に違反する」
そう素人に呪術を使うと罰せられる。呪術はそれだけ危険なものなのだ。それよりも早く呪い本を絶版すべきだろう。人間はお金に眩むものだ。今でも売れているのにさらに強力な呪いの本をだす可能性がある。その方が売れる可能性があるからだ。恐らく作家は呪いを扱う一族だろう。だから呪いで人が死んでも使ったやつが悪いって言うだろう。だが偽名だから特定するのは難しい。
「大丈夫だよ。ばれなきゃ問題ないし。呪いなら呪術法に違反しないね」
確かに違反はしないが、あまり呪いとかを人にかけてほしくない。ていうかなんで呪術はダメなのに呪いは大丈夫なんだよ。政治家や陰陽寮の人たちが呪いを扱う一族に脅迫されているのか。呪いを扱う一族は人を殺す呪いも扱える。今の陰陽寮は主に幽霊退治や占いを行っていて呪いに精通してる人は少ない。ちなみに俺の一族も陰陽寮に所属している。主に幽霊退治をしている。俺も心霊スポットで幽霊を祓ったりしている。だから呪いを知っている陰陽師がもっと増えれば呪いも呪術法に載せられるだろう。
「呪いは人を不幸にすると親父も言っていただろう。それに特定しようにも数が多すぎて特定できない」
「むぅーそれなら仕方がないね。それにお兄ちゃんが呪いをかけられても跳ね返せるしね。あ、段ボールに入れ終わったよ」
「それじゃー少し休憩するか。本もあと少しだし」
「そうしよう。それにしてもお兄ちゃん服少ない?お洒落しないの?」
「服なんて着れればいいだろう。それにお洒落したって似合いわないだろうし」
「お兄ちゃん髪切って髪の毛セットすればイケメンになると思うけどなー。原石って感じがするし」
身内びいき入ってないか?まぁ一応来学期からは新しい高校に行くんだし試してみるか。もしかしたら彼女ができるかもしれないし。だがなぜか知らないはずの美少女の顔が思い浮かんだ。なんでここで思い浮かぶんだ大切な人なのか?まぁ記憶喪失だから誰かは分からないし気にしてもしょうがないだろう。
俺は希と一緒にコンビニでも行こうと思った。なので誘ってみた。
「こっちは終わったから手伝うよ」
希が自分の荷造りを終えて、やってきた。正直助かる。片手出来ないこともあるからな。服を畳んだりするのとか。
「私は服を畳んで段ボールにしまうよ」
「助かる。捨てるものと持っていくものは分けてあるから右の方を入れてくれ」
今は夏休み最後の日だ。まさか夏休みの二週間を病院で過ごすことは思わなかったな。それにしても俺が転校して悲しがる友達はいるのだろうか?だが記憶がないと言った方が友達にはダメージがでかいだろう。だからあえてなにも言わずに転校をするのだ。多分普通に話すことは出きるだろうが。もし俺のことを大切な友達だと認識してるやつがいるなら尚更教えられない。まぁそのうち時間が経てば忘れるだろう。
「お兄ちゃんこれで本当によかったの?可憐さんはお兄ちゃんにとって特別な人だよ」
俺には大切な幼馴染みがいるらしい。あくまで大切なのは俺が記憶喪失になる前の俺だ。今の俺は記憶喪失になる前とは違う。実際名前をだされても顔を思い出せないしな。
「悲しい思いはさせたくないからな」
「可憐さんがヤンデレになってないか心配だな」
なにかボソッと希が言ったが恐らく可憐と呼ばれる俺の幼馴染み関連だろう。記憶喪失なって俺はボッチになったか。
「可愛い妹がいるんだからボッチじゃないよ。それに毎日弁当を一緒に食べるからね」
「ナチュナルに心読むなよ。あと毎日来ると目立つんだが」
希は10人中8人が美少女だと答えるレベルだ。つまり一緒にいるだけでかなり目立つ。俺も希が目の前にやってきたとき妹だと知らずにドキッてしたぐらいだしな。俺の彼女可愛すぎるって思った。それくらい俺と希は似てなくて妹だと思わなかったのだ。希が帰ったあと両親が来て義理の兄妹だと教えてもらったが。だから似てないんだと納得した。
「お兄ちゃんは転校するだからどのみち目立つと思うよ」
一時時の人となるのと目立つのは違うだろう。嫉妬で針のむしろになるのは嫌だぞ。呪詛をはくやつもいるだろうし。呪詛返しをすればいいんだが。
「目立ち続けるのは嫌だ。しかも紹介してとか言ってくるやつも現れるしな」
「でもお兄ちゃんは記憶喪失になる前は私と付き合ってるように見せるために一緒に行動してたよ」
希が告白されないようにさせるためか。いちいち断るのが面倒たからそれなら付き合えばってことか。だが記憶喪失になる前の俺がそれを了承したらなら別にいいか。だか嫉妬の視線が凄まじいことになるだろうな。
お前とじゃ釣り合わないと言って暴力を振るやつを振るってくる可能性もある。まぁ呪術で身体を強化すれば痛くないんだが。
「分かった。だが学校の近く以外では腕を組むなよ。病院で凄まじい数の嫉妬の呪詛をはかれて跳ね返すのに大変だったからな」
あのときはかなり焦った。ていうか呪詛本普及しすぎだろ。まぁ大体が腹痛と熱が出る程度とかのレベルだが。まぁ素人だからこんなもんだろう。
「お兄ちゃん呪詛はかれたの?潰しに行かなきゃ」
「やめとけ呪術法に違反する」
そう素人に呪術を使うと罰せられる。呪術はそれだけ危険なものなのだ。それよりも早く呪い本を絶版すべきだろう。人間はお金に眩むものだ。今でも売れているのにさらに強力な呪いの本をだす可能性がある。その方が売れる可能性があるからだ。恐らく作家は呪いを扱う一族だろう。だから呪いで人が死んでも使ったやつが悪いって言うだろう。だが偽名だから特定するのは難しい。
「大丈夫だよ。ばれなきゃ問題ないし。呪いなら呪術法に違反しないね」
確かに違反はしないが、あまり呪いとかを人にかけてほしくない。ていうかなんで呪術はダメなのに呪いは大丈夫なんだよ。政治家や陰陽寮の人たちが呪いを扱う一族に脅迫されているのか。呪いを扱う一族は人を殺す呪いも扱える。今の陰陽寮は主に幽霊退治や占いを行っていて呪いに精通してる人は少ない。ちなみに俺の一族も陰陽寮に所属している。主に幽霊退治をしている。俺も心霊スポットで幽霊を祓ったりしている。だから呪いを知っている陰陽師がもっと増えれば呪いも呪術法に載せられるだろう。
「呪いは人を不幸にすると親父も言っていただろう。それに特定しようにも数が多すぎて特定できない」
「むぅーそれなら仕方がないね。それにお兄ちゃんが呪いをかけられても跳ね返せるしね。あ、段ボールに入れ終わったよ」
「それじゃー少し休憩するか。本もあと少しだし」
「そうしよう。それにしてもお兄ちゃん服少ない?お洒落しないの?」
「服なんて着れればいいだろう。それにお洒落したって似合いわないだろうし」
「お兄ちゃん髪切って髪の毛セットすればイケメンになると思うけどなー。原石って感じがするし」
身内びいき入ってないか?まぁ一応来学期からは新しい高校に行くんだし試してみるか。もしかしたら彼女ができるかもしれないし。だがなぜか知らないはずの美少女の顔が思い浮かんだ。なんでここで思い浮かぶんだ大切な人なのか?まぁ記憶喪失だから誰かは分からないし気にしてもしょうがないだろう。
俺は希と一緒にコンビニでも行こうと思った。なので誘ってみた。
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