俺の好きな幼馴染みは別な人が好きなようです。だが俺のことも好きかもしれない

希望

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本当の気持ちに気づく

退院

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あれから毎日可憐と希は来た。希はフルーツを切ったり、俺と現在の学校の現状を話してたりした。可憐はテレビで面白いことがあったとか、るんについて話した。ちなみにるんも俺が入院してるときいたらすぐに面会をした。

相変わらず美少女だった。アイドルになれるんじゃねと思うほどだ。でもどっかで見たことがあるんだよなー。本当にアイドルだったりして。

帰った後は本を読んだり参考書をやって、おいてかれないようにしたりした。進学校だから進みが早いからな。

そしてあっという間に退院のときが来た。可憐に言われてから看護婦の足は見ていない。可憐のミニスカートを見れないのは何よりも悲しいからだ。可憐の足は白くてスベスベそうで少し肉感のある理想の太ももをしている。可憐ほどの太ももを持った人はいない。もちろん性格も理想的だ。

｢お兄さま迎えに上がりましたよ｣

｢わざわざ学校休まなくてもいいのに｣

｢学校のことなんかよりお兄さまの退院祝いのほうが大切ですよ。、、、、それに二人綺羅になれるのは朝じゃない無理ですし｣

｢なんか言ったか？｣

｢いえなんにも言っていません。それより昼時ですがどこに行きますか？｣

サイゼもいいんだが、濃いものも食べたい。病院食は味が薄いのばっかしだったし。健康を考えてていうのは分かるが物足りないのは確かだ。ラーメンにするか。テラスモールの魚介ラーメンが食べたい。

｢テラスモールのラーメンを食べに行こう｣

｢あそこですね。分かりました｣

俺たちは２ヶ月に１回あそこで食べるのでテラスモールってだけでどこか分かるのだ。あそこのラーメンは松戸市内でも有数の美味しさだ。

｢んじゃ行くか。お腹空いてきたし｣

｢そうですね。舌はラーメンを今求めています｣

俺たちは新松戸の病院から移動した。

｢そういえばお兄さまは看護婦さんの足を舐め回すように見たのですか？｣

舐め回すってもっといい言い方かあるだろう。確かに電車のなかではジーと足を見てはなを伸ばしているから舐め回すと言っても過言じゃないかもしれない。

｢見てないぞ。可憐の足を見られなくなるのは辛いからな｣

他の足じゃ代替わりはできないからな。

｢はぁー相変わらず可憐さんの足が好きなんですね。、、、、少しでも私の足も見て欲しいな。理想の足に近づけるように運動も欠かさずにしてるし｣

｢学校はどうだ？近衛先生がいなかなった影響はかなりでかいだろう？｣

近衛先生は女子生徒からかなり人気がある。それこそファンクラブがあるほどに。可憐はだからちょっとした嫌がらせをされたりしている。

｢その件は大丈夫ですよ。輝基さんが止めているので｣

｢でもそうなると、輝基のファンクラブが黙ってないんじゃないか？｣

輝基にもファンクラブがあり、仲がいい可憐は目の敵にされている。今回の件でさらに輝基が守ることにより余計な反発を招くかもしれない。

｢それなら輝基さんが遠回しにいじめる奴は嫌いだと言っていますから、むしろ守るほうに回ってますよ｣

それなら安心だな。輝基のファンは権力がかなりあるからな。リア充が多いってことだ。人間権力があるものには逆らえないから。

｢それよりもお兄さまの心配をしたほうかいいですよ。お兄さまも近衛先生を追い出した張本人なんですから｣

うわー学校行きたくねー。近衛先生のファンクラブから嫌がらせされるじゃん。さすがに進学校だからいじめはないと思うが。

｢後一週間入院すればよかったわ｣

｢問題を先延ばしにしてるだけだと思いますが｣

結局は解決しなきゃいけない問題なんだよな。友達に頼るのは情けないし。可憐に頼れば可憐のファンクラブから攻撃される。可憐と俺が幼馴染みなことはクラスメイトとしか知らない。

｢はぁーめんどくさい。イケメンは厄介だな｣

そんなことを言ってるとテラスモールについた。テラスモール付くと迷わずに目的地にたどり着き、列に並ぶ。

｢平日なのに並ぶんだな。さすが人気店とゆったところか｣

｢ここは冨田系列のお店ですしね。本家はもっと待ちますからある意味お買い得かもしれません。本家と謙遜ない味を楽しめますから｣

俺達の番が来ていつもと違う店員さんに注文を伝えた。俺たちはいつも土日にくるから店員が違うのだろう。

俺達は呼び出しベルを受けとると、席を平日なので空いているのですぐに見つけた。そこに座りラーメンができるのを待つ。

｢お兄さまこの後ウィンドショッピングをしませんか？パジャマと靴を見たいので｣

｢いいぞ俺も服は買いたかったしな。まぁユニクロだけど｣

俺はユニクロの服を着る。安くて丈夫でコスパがいいからだ。海外だと高いブラウンドらしい。つまり俺はブランドの服を着てるって言っても過言じゃない。海外ではむしろユニクロは奨励されるだろう。

｢私もユニクロで買おうと思ってました｣

まぁ外で着ないならメーカにはこだわらないからな。希は外ではそれなりのブランド物の服を着てる。上品に見せるために。

すると呼び出しベルが鳴る。

｢っと行くか｣

俺達は上がりラーメンを取りに行った。ラーメンを取りに行って食べ始めた。

美味しい。久々の濃い味だ。ラーメンがこんなに美味しく感じるのも久しぶりだ。ラーメンってやっぱ最高だな。そんなことを考えながらラーメンを食べていた。

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