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流山散策

嫉妬する

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みつきさんとゲーセン行ってから一週間後流山散策の日が来た。ちなみにプリクラは携帯を出してもこっちをみてないので誰にもばれていない。このままばれないいんだが。

俺は朝起きて携帯をいじっていると、希に携帯をジーとみられた。

「お兄ちゃんこの人誰?」

すごい棘のある言い方だな。まさか最初にばれるのが妹とは。まぁ一番長くいるし当然っちゃ当然だが。でも妹だからめんどくさい反応はしないだろう。

「バイト先の人だ」

「ふぅーん可愛いね。お兄ちゃんの好きなタイプの顔だね」

どこか拗ねたように希が言った。まるで自分じゃ叶わないと言っているかのように。そりゃ相手はアイドルだがな、希も美少女さでは負けてないと思うぞ。実際にスカウトされているんだし。

「確かにタイプだが、好きではないぞ」

「まぁそうだよね、、、、だけどこの感じ好きぽいよね。好きなタイプの人が迫ってきたらお兄ちゃんでも落ちちゃう可能性あるしこれからアピールをしていかないと」

小声で何を言ってるか聞こえなかったが、悪口てはなさそうなんで気にしないでおこう。

朝御飯を食べ終えて、俺は二階に行ってリュックを背負い、階段を降りた。外に出て鍵を閉めると、希が荷台に乗ったのを確認して俺は自転車を濃いで馬橋駅に向かった。

「お兄ちゃんってバイトの人と仲良かったんだね。てっきりぼっちで最低限の会話しかしてないと思ったよ」

「俺も最初はそうするつもりだったんたがな。俺を教えてくれる人が結構世話焼きでな。まぁナンパから助けてからやけにしゃべるようになったんだが」

「相変わらずだねお兄ちゃんは」

か希はあきれたように言った。

「だけどこの荷台の上は誰にも譲らないよ」

「そもそも他のやつは乗せないがな。重いし」

「私のことも重いの?」

「そりゃ人間だから重いだろ。いたっつねるなよ」

「デリカシーのないこというからだよ。そこは綿のように軽いっていうところだよ」

「俺は嘘はつけない性格なんだ。だから痛いって分かった希は鞄よりも軽くてちょうどいい重さだ」

なんで女子はそんなに体重にこだわるのかね。むしろちょっとポッチャリの方がいいと思うんたが。特に足とか健康的な太ももとか最高だ。

そんなことを考えていると馬橋駅についたので希を降ろし、駐輪場に向かった。自転車を置き、希の横にたつと希は俺の腕に抱きついた。告白されないための対策か。胸が形を変えて腕に当たる。柔らかすぎだろ。直接さわりたい。だかそんなことをしたら変態扱いされて希と口を利いてもらえなくなるから我慢だ。もてよ俺の理性。

駅にはいるといろんな人の視線が俺にぶつかる。嫉妬や羨望などだ。まぁなれてるからあまり気にならないけど。

「お兄様は誰にも渡しません」

小声でなにか言ったが聞こえなかった。決して俺が難聴系主人公なんじゃなく小さすぎ聞こえなかっただけだ。

駅に着き流鉄に乗ると、くそリア充がといわれ、なかには付き合っているのかという視線もある。希のも思ったともりになっているな。これなら希も告白が少なくなるだろう。

平和台駅に降りると、俺たちは学校に向かった。今は腕を離しているが、それにしても希の胸去年に比べて結構成長してるよな。去年はcカップぐらいだったのにfカップぐらいになっている。まさに巨乳だ。  

「お兄様なにエロいことを考えているのですか?」

表情に出てたか、これからは気をつけよう。

「希の胸が成長したなと思ってな。巨乳で美少女とか最高すぎるだろと思ったんだ」

すると希は頬に手を当てていやんいやんとくねくねした。

「お兄様の理想なんて嬉しすぎます」

嬉しくて何よりだがバカップルめという視線が来るからやめてもらってもいいか?まるで魔法科高校の深雪のようだ。まぁあっち違ってこっちはラブ的な意味で好きではないが。だがブラコンではあるが。

「さて行くぞ希視線がすごい」

「はいお兄様」

本当家と雰囲気もしゃべり方も違うから同一人物だと思えないよな。

俺たちは上履きにはきかえた。そして学年が違うのでここで別れる。俺はクラスに入ると零菜がおはようと言ってきたのでおはようと返し、席に座った。今日は授業がないから最高の日だ。警戒はしないといけないが。

可憐はもう一本さきの電車乗ってるからまだ来ない。可憐の友達はギリギリまで寝てるやつらしくその時間らしい。その間に零菜と話す。

「ねぇー望は好きな人いるの?」

「いるぞ言えないが」

「えー私たちなかじゃん教えてよ!」

「いやだめだ。めんどくさいことになりそうだから」

俺はポケットから携帯を出そうとしたら地面に落としてしまった。

「携帯落としたよって。えーなにこの人めっちゃ可愛い!」

やば見られたか。徳川に知られるとめんどくさいことになる。

「ねぇもしかして望の好きな人ってこの人?」

「ねぇねぇ誰のことを言ってるのー?」

徳川が来た。そして俺の携帯の裏を見つめる。目には明らかな嫉妬心を感じる。やっぱこうなるよな。

「誰この人?」

いつもの間延びした喋り方じゃなく、マジで言っているのが分かる。

「バイト先の人だ。付き合ってはいない」

「ふぅーんそれにしてはラブラブのカップルみたいな写真だけど」

なにこれ彼女に不倫を押さえられた男の気分なんだが。なんにも悪いことやってないのに。

「それはプリクラに従っただけだ」

そうこれはプリクラが悪いんだ。仲いい友達で選択したのにカップルみたいなことをやらせて。

「機械のせいにするんだね」

徳川の目は光が消えていた。徳川までできるのかよ。零菜がヒッと悲鳴を上げた。

「はぁー本当になんにもないぞ」

「じゃーなんで携帯に貼ってるの?自慢したいようにしか見えないけど」

「それはつけてろと言われたからだ。他意はない」

「好きではなさそうだし今回は私のことを下の名前で呼んだら許して上げる」

「菊これでいいか?」

すると菊は目に光をともし笑顔になった。やっぱ携帯からはずすか、一人には見せたしこれでいいだろう。俺は携帯からプリクラを外した。




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