68 / 168
流山散策
夢
しおりを挟む
俺は今流山散策をしていて、興味深い話を観光スタッフから聞いている。特に一茶の話は興味深かった。当時の詩人はお金がなく援助を受けていることが多いらしい。今は詩集を出せば印税が入るから有名になればそこそこの生活は送れるだろう。
次は流山キッコーマンに向かうんだが、可憐がやたらと近衛先生に話しかけられている。班ごとに見に行くのが決まっているのと同じく、先生もどのグループに着いていくのか決まっていて、この先生は違うグループなのになぜかここにいる。
さっきこのグループを担当していた先生と話していたところからして恐らく何かしらをして変わったのだろう。
「輝基あの近衛先生の態度どう思う?」
「あきらかに可憐に執着してるように感じるね。おそらく好きなんだろうね」
やっぱ輝基もそう感じるか、近衛先生は俺と可憐が話しているところを見るとかならず俺を睨んでくる。恐らく可憐が俺のことを好きだと思っているんだろう。まぁ一番話す相手だし周りから見たらそう感じるのも無理ない。
可憐は一瞬だけ俺に助けを求めるような顔で俺を見た。まぁ興味もない男の自慢話を聞いても飽きるよな。近衛先生はやたらと学生の時の武勇伝を話すことて有名なんだ。しかもイケメンだから女子からは武勇伝をすごいと誉めて聞いている。
ちっイケメンはこれだから嫌いなのだ。何をやっても許されるからな。ちなみに近衛とはあの摂関家の分家の分家である。だから家の自慢も話したりする。分家の分家なんてほぼ本家からしたら他人なのにな。
とりあえず可憐を助けに行くか。俺は苦笑しながら聞いている可憐のもとに行った。
「すいません近衛先生今は郊外学習中なので話すのはあとにしてください。学年主任も見てますよ」
「ちっ陰キャが」
聞こえてるぞ近衛先生。可憐は聞こえてなさそうだが。
「可憐、郊外学習が終わったら体育館裏にくるんだよ」
そいうと近衛先生はこの場を離れもう一人の担当の女性の先生のもとに行った。はぁーあの人はほんと女好きだよな。だけどイケメンだから女子からしたら嬉しいんだろうな。
「ありがとう望くん」
「ああ、可憐はイケメンに話しかけられても何にも思わないんだな」
昔から可憐はイケメンによくナンパやクラスメイトとからも話しかけられるが特に嬉しそうな顔はしない。輝基は別だが。
「だって大事なのは性格でしょ。それに下心が丸出しなのがバレバレだからね」
あれかヤりたい人間が多いってことか。美少女には美少女の苦労があるんだな。ナンパする奴は大体下で生きてるような人間だし。
「だけど先生だと邪険にできないんだよねー」
まぁ可憐は優等生だしな。俺はあのイケメンの裏にある性格が見え隠れするから信用はできない。
「まぁ気を付けろよ。なんか執着してるようにも見えるし」
初めて自分の物にならなくて執着してるのだろう。イケメンはなんでも手に入るからな。
「分かったよ。気を付けるね」
それからいろんな所を周り特にみりんは甘いと聞いてお土産にみりんのは行ったお菓子を買った。
郊外学習が終わり学校に戻るとか得る支度をしたが、可憐は呼び出されているので、体育館裏に向かった。俺なぜか嫌な予感が下ので可憐についてった。ばれないように。
するとにやにやした近衛先生がいた。これは告白して自分の物になると思っているのか。可憐はその辺の女子と違うぞ。
「よく来てくれたね可憐」
「えーと用事ってなんですか?」
「僕と付き合わないかい?僕は家柄もいいし顔もいい。自慢するには最高だと思うよ。あんな菊池みたいに地味じゃないし僕のほうが釣り合うよ」
すると可憐が眉根を寄せた。あれは怒っているな。なぜかは知らないけど。
「好きな人がいるのでお断りします。望くんは優しくて自分の命を懸けてでも人を助けるほどの勇気のある人です。私の前で望くんを貶さないでください」
まさか俺にたいして怒っていたとは。やっぱり大切だとは思われているんだな。それにしても近衛先生の様子がおかしい。
「やっぱりあいつか、俺の物にならないならこれで無理矢理でもヤってやる」
そう言って近衛先生はナイフを取り出した。不味い助けなければ。俺は草むらをでた。そして怯えてる可憐のもとに行った。
「望くん起きてお昼だよ」
俺は可憐の可愛い声で起きた。
あの後どうなったんだ?まさか可憐が刺されてはないよな。近衛先生は目が今までないほど逝っていたし心配なんだが。これは正夢か?だとしたらかなり警戒をしなくちゃな。
「望くんどうしたの?起きたと思ったら難しい顔をして」
「いやちょっと考えさせられる夢を見ていただけだ」
「あんまりいい夢じゃなさそうだね。とりあえずお昼を食べよう」
え?俺4限の終わりまで寝てたのか?よく教師に起こされなかったな。数学はいつものことだとしても、他の授業は寝たことないんだが。成績がいいからか?
俺は机をくっつけて可憐と輝基と零菜とお昼を食べ始めた。
うん希の料理はやはり最高だ。特にこの卵焼きが俺の好きな甘さで美味しい。
「可憐、近衛先生には警戒をしておいてくれ。後体育館裏に呼ばれても行くなよ」
「何で?」
「予知夢を見たからだ」
そう言うと可憐は分かったと言って食べ始めた。可憐は俺の予知夢を信用してる。当たる可能性はかなり高いからだ。
俺は喋りながら食べながら近衛先生が強行手段にでてきたらどう対用するか考えていた。
次は流山キッコーマンに向かうんだが、可憐がやたらと近衛先生に話しかけられている。班ごとに見に行くのが決まっているのと同じく、先生もどのグループに着いていくのか決まっていて、この先生は違うグループなのになぜかここにいる。
さっきこのグループを担当していた先生と話していたところからして恐らく何かしらをして変わったのだろう。
「輝基あの近衛先生の態度どう思う?」
「あきらかに可憐に執着してるように感じるね。おそらく好きなんだろうね」
やっぱ輝基もそう感じるか、近衛先生は俺と可憐が話しているところを見るとかならず俺を睨んでくる。恐らく可憐が俺のことを好きだと思っているんだろう。まぁ一番話す相手だし周りから見たらそう感じるのも無理ない。
可憐は一瞬だけ俺に助けを求めるような顔で俺を見た。まぁ興味もない男の自慢話を聞いても飽きるよな。近衛先生はやたらと学生の時の武勇伝を話すことて有名なんだ。しかもイケメンだから女子からは武勇伝をすごいと誉めて聞いている。
ちっイケメンはこれだから嫌いなのだ。何をやっても許されるからな。ちなみに近衛とはあの摂関家の分家の分家である。だから家の自慢も話したりする。分家の分家なんてほぼ本家からしたら他人なのにな。
とりあえず可憐を助けに行くか。俺は苦笑しながら聞いている可憐のもとに行った。
「すいません近衛先生今は郊外学習中なので話すのはあとにしてください。学年主任も見てますよ」
「ちっ陰キャが」
聞こえてるぞ近衛先生。可憐は聞こえてなさそうだが。
「可憐、郊外学習が終わったら体育館裏にくるんだよ」
そいうと近衛先生はこの場を離れもう一人の担当の女性の先生のもとに行った。はぁーあの人はほんと女好きだよな。だけどイケメンだから女子からしたら嬉しいんだろうな。
「ありがとう望くん」
「ああ、可憐はイケメンに話しかけられても何にも思わないんだな」
昔から可憐はイケメンによくナンパやクラスメイトとからも話しかけられるが特に嬉しそうな顔はしない。輝基は別だが。
「だって大事なのは性格でしょ。それに下心が丸出しなのがバレバレだからね」
あれかヤりたい人間が多いってことか。美少女には美少女の苦労があるんだな。ナンパする奴は大体下で生きてるような人間だし。
「だけど先生だと邪険にできないんだよねー」
まぁ可憐は優等生だしな。俺はあのイケメンの裏にある性格が見え隠れするから信用はできない。
「まぁ気を付けろよ。なんか執着してるようにも見えるし」
初めて自分の物にならなくて執着してるのだろう。イケメンはなんでも手に入るからな。
「分かったよ。気を付けるね」
それからいろんな所を周り特にみりんは甘いと聞いてお土産にみりんのは行ったお菓子を買った。
郊外学習が終わり学校に戻るとか得る支度をしたが、可憐は呼び出されているので、体育館裏に向かった。俺なぜか嫌な予感が下ので可憐についてった。ばれないように。
するとにやにやした近衛先生がいた。これは告白して自分の物になると思っているのか。可憐はその辺の女子と違うぞ。
「よく来てくれたね可憐」
「えーと用事ってなんですか?」
「僕と付き合わないかい?僕は家柄もいいし顔もいい。自慢するには最高だと思うよ。あんな菊池みたいに地味じゃないし僕のほうが釣り合うよ」
すると可憐が眉根を寄せた。あれは怒っているな。なぜかは知らないけど。
「好きな人がいるのでお断りします。望くんは優しくて自分の命を懸けてでも人を助けるほどの勇気のある人です。私の前で望くんを貶さないでください」
まさか俺にたいして怒っていたとは。やっぱり大切だとは思われているんだな。それにしても近衛先生の様子がおかしい。
「やっぱりあいつか、俺の物にならないならこれで無理矢理でもヤってやる」
そう言って近衛先生はナイフを取り出した。不味い助けなければ。俺は草むらをでた。そして怯えてる可憐のもとに行った。
「望くん起きてお昼だよ」
俺は可憐の可愛い声で起きた。
あの後どうなったんだ?まさか可憐が刺されてはないよな。近衛先生は目が今までないほど逝っていたし心配なんだが。これは正夢か?だとしたらかなり警戒をしなくちゃな。
「望くんどうしたの?起きたと思ったら難しい顔をして」
「いやちょっと考えさせられる夢を見ていただけだ」
「あんまりいい夢じゃなさそうだね。とりあえずお昼を食べよう」
え?俺4限の終わりまで寝てたのか?よく教師に起こされなかったな。数学はいつものことだとしても、他の授業は寝たことないんだが。成績がいいからか?
俺は机をくっつけて可憐と輝基と零菜とお昼を食べ始めた。
うん希の料理はやはり最高だ。特にこの卵焼きが俺の好きな甘さで美味しい。
「可憐、近衛先生には警戒をしておいてくれ。後体育館裏に呼ばれても行くなよ」
「何で?」
「予知夢を見たからだ」
そう言うと可憐は分かったと言って食べ始めた。可憐は俺の予知夢を信用してる。当たる可能性はかなり高いからだ。
俺は喋りながら食べながら近衛先生が強行手段にでてきたらどう対用するか考えていた。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
夏休み、隣の席の可愛いオバケと恋をしました。
みっちゃん
青春
『俺の隣の席はいつも空いている。』
俺、九重大地の左隣の席は本格的に夏休みが始まる今日この日まで埋まることは無かった。
しかしある日、授業中に居眠りして目を覚ますと隣の席に女の子が座っていた。
「私、、オバケだもん!」
出会って直ぐにそんなことを言っている彼女の勢いに乗せられて友達となってしまった俺の夏休みは色濃いものとなっていく。
信じること、友達の大切さ、昔の事で出来なかったことが彼女の影響で出来るようになるのか。
ちょっぴり早い夏の思い出を一緒に作っていく。
行くゼ! 音弧野高校声優部
涼紀龍太朗
ライト文芸
流介と太一の通う私立音弧野高校は勝利と男気を志向するという、時代を三周程遅れたマッチョな男子校。
そんな音弧野高で声優部を作ろうとする流介だったが、基本的にはスポーツ以外の部活は認められていない。しかし流介は、校長に声優部発足を直談判した!
同じ一年生にしてフィギュアスケートの国民的スター・氷堂を巻き込みつつ、果たして太一と流介は声優部を作ることができるのか否か?!
告白から始まる恋
希望
ライト文芸
俺の名前は九条隆司だ。どこにでもいる高校生だ。まぁそんなことはどうでもいい。今日も桃川さんが可愛くて仕方がない。楽しそうに談笑をして顔を浮かべる仕草や真剣に授業を聞いている横顔。明るく振る舞っていて、何人もの男を勘違いさせて赤くするところとか、どんな小さなことにも相談に乗るところとか、鞄のなかをぶちまけて焦ってそれをしまう天然さとか、とりあえず可愛いのだ。悶絶死するレベル。後あざといところとかな。
だがそんな俺も桃川さんとは挨拶を交わす程度の仲だ。つまり友達じゃない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
余命2ヶ月の俺の青春
希望
ライト文芸
俺は小説を書いて、そこそこ売れている作家だ。両親はいないが、妹と二人で親の遺産と俺の印税でそこそこ小金持ちの生活をしていた。あの診断がでるまではー
そう俺は余命2ヶ月のガンの診断を受けた。そして俺は高校を辞めて、誰も悲しませずにひっそりと暮らそうと、千葉の田舎のほうに親の遺産のひとつであるアパートに移り住むことになった。
そして青春しませんかという看板を見つけて、死ぬ前に遺作として、新しい小説を書くのも悪くないなと思い参考にするためその神社を潜った。そして俺はある少女に出会い、最後の青春をして、小説に残し、それが後世に語り継がれる物語となるー。
これは俺と少女の最後の青春である。
オタクの青春
希望
ライト文芸
俺はどこにでもいる高校生だ。少し特徴があると言えばアニメが好きなくらいか。今時アニメ好きなんて珍らしくもないか。だとしたらぼっちなところだろうか。知り合いと呼ばれる変わり者の男はいるが、あいつのことは断じて友達など認めたくない。あんな中二病を友達だと認めたら俺まで中二病と判断される。それだけは嫌だ。
高校に入学して新しいクラスでも変わらずぼっちいる俺に家康は部活を作るぞと言って俺のてを引っ張った。また何かのアニメの影響を受けたなこいつ。俺はあきれながらも力では家康には敵わないのでおとなしく引っ張られる。するとある教室の前で止まった。文芸部か、はぁーテコとは涼宮ハルヒの憂鬱だな。リアルであの部活を作るのかよ。
「頼もうー」
嫌行きなりその掛け声で開けるって古すぎだろ。ほら中にいる人も驚いて、ないな。むしろ新しい部員が来ると思って目を輝かせてやがる。今からこいつは訳の分からない部活を作るつもりだぞ。
「今日からここをSOS団の部室とする。異論反論は認めん」
「おいまず部員の許可を取れ。それからだろう」
「恐らくその名前だと認められないから仮の名前で文芸部にしよう。それなら認めるよ」
こいつ涼宮ハルヒの憂鬱を知っているのか。あらゆるジャンルを読むタイプか。巻き込まれるのには慣れてるし、部費を踏んだ食ってそのお金で本を読むのも悪くはないな。どのみちすぐに飽きるだろうし。
こうして俺達オタクの青春が始まった。
泣いてもω(オメガ) 笑ってもΣ(シグマ)
武者走走九郎or大橋むつお
ライト文芸
神楽坂高校の俺は、ある日学食に飯を食いに行こうとしたら、数学の堂本が一年の女子をいたぶっているところに出くわしてしまう。数学の堂本は俺にω(オメガ)ってあだ名を付けた意地悪教師だ。
ωってのは、俺の口が、いつもωみたいに口元が笑っているように見えるから付けたんだってさ。
いたぶられてる女子はΣ(シグマ)って堂本に呼ばれてる。顔つきっていうか、口元がΣみたいに不足そうに尖がってるかららしいが、ω同様、ひどい呼び方だ。
俺は、思わず堂本とΣの間に飛び込んでしまった。
オーバードライブ・ユア・ソング
津田ぴぴ子
ライト文芸
<一部>ホラー要素あり
春先のある夜、二年前の冬に失踪した兄が首を吊っている夢を見た。
御子柴陽とその幼馴染である香西初は、この春に私立菖蒲ヶ崎高等学校に入学したばかりだ。
陽の四歳年上の兄、晴もかつてはこの学校に通っていたが、二年前の冬に突然行方不明になって以降、未だにその消息は掴めていない。
それからというもの、陽の目には幽霊と呼ばれるものが映るようになった。駅のホーム、近所の公園、通学路。あらゆる場所に当然のようにいる「それ」に、陽は好奇心に近いような感情を抱きつつも、自分から関わっていくことは無かった。
高校に入学したからには青春を謳歌しようと息巻く陽は、部活の一覧の中に軽音部を見つける。
放課後、入部届を片手に意気揚々と軽音部の部室である第二視聴覚室に向かった陽と初は、三年生の方保田織、そして和泉惺の二人と出会う。陽は彼らと話す中で、晴も軽音部に所属していたらしいことを知った。
陽と初、織、惺の四人でバンドを組むことになり、大喜びする陽。
そんな陽に、惺は怖い話は好き?と問い掛けた。
この学校の七不思議が本当にあるのかどうか調べたいと言う惺の話に、陽は好奇心に負けて乗ることにする。
バンドは極めて好調な滑り出しを見せたが、一方で織と惺は、陽と初には言えない何かを抱えているようだった。
晴の失踪、菖蒲ヶ崎高校に伝わる七不思議を始めとする数多の怪談話、校内で立て続けに起こる怪異。
それらは全て、この土地が持つ陰惨な記憶に収束していた。
<二部>ホラー要素なし
夏休みを終えて、文化祭に向けて動き出す軽音部の穏やかな日々の話
※ひとつまみくらいのBL要素、またはBLの匂わせがあります。苦手な方はご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる