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スポーツ際
終演2
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「か、可憐なんでそんなに怒っているんだ?」
「怒ってないよ、決して望くんがデレデレしてるのに」
嫉妬か、もしかして俺が女の子に優しくされているのにたいしてか。そうなると可憐は俺のことを少しは気に入っているのか。自分の仲良くしてた幼馴染みが取られるのが嫌だってことだろうか。
「デレデレはしてないぞ、ただ女子に話しかけられたことないから戸惑っていただけだ」
俺は必死のい言い訳を言った。まぁ本当ことだし問題ないだろう。俺にもモテ期ががきたんだ。可憐の子とは諦められないが次にいかかくてはヅルヅル引きずって彼女なし年齢を二十歳まで伸ばすことになってしまう。
「九条さんなんで怒っているの?彼女いないんだからどうしようが望の自由でしょ」
「そうだよ、私は新しいカッコいい人を見つけたから邪魔をしてほしくないんだけど」
「私の大切な幼馴染みなの。どこの馬の骨とも分からない人に渡せないよ」
大切な幼馴染みだって思ってくれてるのか。それは嬉しいが。大切な幼馴染み止まりは俺は嫌なんだ。だけど輝元には叶わない。だから俺は新しい恋を見つけようとしてるんだ。
「可憐そんな威嚇するな。ちょっと話してただけだろ」
可憐は俺に向かってジト目で見てきた。不味いこの目はいじけるときの目だ。どうする。いじけると一週間は無視されるぞ。前一週間無視されたときは泣きそうになるくらい辛かった。
「お兄様お迎えに上がりました。可憐さんお兄様は悪くないですよね。お兄様だってたまには仲良く別の女の子と喋りたいことがあるのですよ」
希は俺だけに見えるように一瞬だけウィンクしてきた。あれはハーゲンダッツを奢れってことだな。俺は目で解決したらいいぞと訴えた。すると希はニコット笑った。了承したんだな。
「希ちゃんだって望くんがデレデレしてるのは嫌でしょ」
「私はデレデレするのはモテないからだと思っているので、特に問題ないですね」
なんか微妙に貶された気がするが気のせいだよな。貶されてるならお兄ちゃん悲しいよ。悲しくて枕に顔を埋めて声を殺して泣くレベル。
「そうだね、モテないからだよね」
可憐は納得したようにうんうん頷いた。納得しちゃうのかよ。いや確かにモテないが、別に女子にモテないからデレデレしてる訳じゃないぞ。女子に話しかけられないから話せて嬉しいだけだ。あれ結局モテないから話しかけられないだけじゃね。童貞丸出しだな。
「でもなんで、希ちゃん来たの?」
「一緒に帰るためですよ」
「おいあいつ菊池さんの兄だってよ。今から媚びうるか」
聞こえてるぞ、媚びうるとか言っている奴。誰かに媚びうる人間は希の嫌いなタイプだぞ。媚を売ったところで追い返すんだけだが。だって希に似合う人間はイケメンで輝元みたいなタイプだ。つまりその辺の男には希はやらん。なんか父親みたいだな。
「そうなんだね。でもこの後打ち上げするよ」
俺聞いてないぞ。まぁ何となくそんな気はしてたから問題ないが。可憐と零菜も来るのか。あいつらには助けてもらったしな。可憐達がいなかったら守備練習しかできなかったから今回の打ち上げに行くのは賛成だが女子は打ち上げないのだろうか。ここで男を優先すると後で女子に嫉妬で男に媚売ってるって影口を叩かれる可能性がある。可憐達はただえさえ輝元と同じグループに入ったから尚更だ。
「可憐女子はいないのか?」
「ないよー個人で集まってやったりはするだろうけど」
それなら大丈夫だな。久しぶりにカラオケでアニソン歌いまくるか。なんでカラオケって?学生なんてお金ないし、騒げる場所と言ったらカラオケぐらいだ。
すると輝元が女子の軍団を掻き分けて来た。丼だけ女子に囲まれてるんだよ。俺のところに来た二人以外みんなそっちにいるんじゃないか。
「場所はカラオケにしようか。飲食店で騒ぐのも迷惑だし。歌えば盛り上がるしね」
やっぱカラオケか、輝元が決めればクラスの奴はそれに賛成する。輝元は男からも人望があり、大体の子とは輝元が決めたことで決まる。さてそれじゃ俺の十八番の歌で盛り上がるか。輝元を囲ってた女子はせっかくのチャンスを逃したくないと自分も行きたいっとと言っているが、輝元が断っている。女子が入ると男がカッコつけて行動するからだろう。つまり純粋に楽しめないからた。可憐はいても高嶺の花だと思われてるから問題ない。零菜も然りである。
「輝基くんが何を歌うのか気になるなぁー」
「僕はよくGReeeeNとかを歌っているよ」
「GReeeeNかさびの歌詞がグッとくるものがあるよな」
すると今まで黙っていた希が話しに入ってきた。
「このまま行くのですか?」
少ししゅんとしながら希は言った。すると周りの男達が一緒に帰るんだと目で訴えてきた。ほんとうちのクラスメイトは美少女に弱いよな。中には希を悲しめるなんてたとえ兄でも許さんぞと言う視線を送ってくる奴もいる。
「いや一回帰ってからにする」
睨んでいるクラスメイトに負けたとかではないからね。みんなは制服で行くだろうから俺も制服で行くか。まさか友達の少ない俺が制服でクラスメイトと出掛ける日が来るなんて感動して泣きそう。
希はパーとした明るい顔になった。周りは可愛い尊いとか言っているが、家では結構こ言う顔をするぞ。そういえばなんで外ではこんなにお嬢様ぽいしゃべり方と雰囲気をしてるか知らないな。帰りに聞いてみるか。
「怒ってないよ、決して望くんがデレデレしてるのに」
嫉妬か、もしかして俺が女の子に優しくされているのにたいしてか。そうなると可憐は俺のことを少しは気に入っているのか。自分の仲良くしてた幼馴染みが取られるのが嫌だってことだろうか。
「デレデレはしてないぞ、ただ女子に話しかけられたことないから戸惑っていただけだ」
俺は必死のい言い訳を言った。まぁ本当ことだし問題ないだろう。俺にもモテ期ががきたんだ。可憐の子とは諦められないが次にいかかくてはヅルヅル引きずって彼女なし年齢を二十歳まで伸ばすことになってしまう。
「九条さんなんで怒っているの?彼女いないんだからどうしようが望の自由でしょ」
「そうだよ、私は新しいカッコいい人を見つけたから邪魔をしてほしくないんだけど」
「私の大切な幼馴染みなの。どこの馬の骨とも分からない人に渡せないよ」
大切な幼馴染みだって思ってくれてるのか。それは嬉しいが。大切な幼馴染み止まりは俺は嫌なんだ。だけど輝元には叶わない。だから俺は新しい恋を見つけようとしてるんだ。
「可憐そんな威嚇するな。ちょっと話してただけだろ」
可憐は俺に向かってジト目で見てきた。不味いこの目はいじけるときの目だ。どうする。いじけると一週間は無視されるぞ。前一週間無視されたときは泣きそうになるくらい辛かった。
「お兄様お迎えに上がりました。可憐さんお兄様は悪くないですよね。お兄様だってたまには仲良く別の女の子と喋りたいことがあるのですよ」
希は俺だけに見えるように一瞬だけウィンクしてきた。あれはハーゲンダッツを奢れってことだな。俺は目で解決したらいいぞと訴えた。すると希はニコット笑った。了承したんだな。
「希ちゃんだって望くんがデレデレしてるのは嫌でしょ」
「私はデレデレするのはモテないからだと思っているので、特に問題ないですね」
なんか微妙に貶された気がするが気のせいだよな。貶されてるならお兄ちゃん悲しいよ。悲しくて枕に顔を埋めて声を殺して泣くレベル。
「そうだね、モテないからだよね」
可憐は納得したようにうんうん頷いた。納得しちゃうのかよ。いや確かにモテないが、別に女子にモテないからデレデレしてる訳じゃないぞ。女子に話しかけられないから話せて嬉しいだけだ。あれ結局モテないから話しかけられないだけじゃね。童貞丸出しだな。
「でもなんで、希ちゃん来たの?」
「一緒に帰るためですよ」
「おいあいつ菊池さんの兄だってよ。今から媚びうるか」
聞こえてるぞ、媚びうるとか言っている奴。誰かに媚びうる人間は希の嫌いなタイプだぞ。媚を売ったところで追い返すんだけだが。だって希に似合う人間はイケメンで輝元みたいなタイプだ。つまりその辺の男には希はやらん。なんか父親みたいだな。
「そうなんだね。でもこの後打ち上げするよ」
俺聞いてないぞ。まぁ何となくそんな気はしてたから問題ないが。可憐と零菜も来るのか。あいつらには助けてもらったしな。可憐達がいなかったら守備練習しかできなかったから今回の打ち上げに行くのは賛成だが女子は打ち上げないのだろうか。ここで男を優先すると後で女子に嫉妬で男に媚売ってるって影口を叩かれる可能性がある。可憐達はただえさえ輝元と同じグループに入ったから尚更だ。
「可憐女子はいないのか?」
「ないよー個人で集まってやったりはするだろうけど」
それなら大丈夫だな。久しぶりにカラオケでアニソン歌いまくるか。なんでカラオケって?学生なんてお金ないし、騒げる場所と言ったらカラオケぐらいだ。
すると輝元が女子の軍団を掻き分けて来た。丼だけ女子に囲まれてるんだよ。俺のところに来た二人以外みんなそっちにいるんじゃないか。
「場所はカラオケにしようか。飲食店で騒ぐのも迷惑だし。歌えば盛り上がるしね」
やっぱカラオケか、輝元が決めればクラスの奴はそれに賛成する。輝元は男からも人望があり、大体の子とは輝元が決めたことで決まる。さてそれじゃ俺の十八番の歌で盛り上がるか。輝元を囲ってた女子はせっかくのチャンスを逃したくないと自分も行きたいっとと言っているが、輝元が断っている。女子が入ると男がカッコつけて行動するからだろう。つまり純粋に楽しめないからた。可憐はいても高嶺の花だと思われてるから問題ない。零菜も然りである。
「輝基くんが何を歌うのか気になるなぁー」
「僕はよくGReeeeNとかを歌っているよ」
「GReeeeNかさびの歌詞がグッとくるものがあるよな」
すると今まで黙っていた希が話しに入ってきた。
「このまま行くのですか?」
少ししゅんとしながら希は言った。すると周りの男達が一緒に帰るんだと目で訴えてきた。ほんとうちのクラスメイトは美少女に弱いよな。中には希を悲しめるなんてたとえ兄でも許さんぞと言う視線を送ってくる奴もいる。
「いや一回帰ってからにする」
睨んでいるクラスメイトに負けたとかではないからね。みんなは制服で行くだろうから俺も制服で行くか。まさか友達の少ない俺が制服でクラスメイトと出掛ける日が来るなんて感動して泣きそう。
希はパーとした明るい顔になった。周りは可愛い尊いとか言っているが、家では結構こ言う顔をするぞ。そういえばなんで外ではこんなにお嬢様ぽいしゃべり方と雰囲気をしてるか知らないな。帰りに聞いてみるか。
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