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スポーツ際

お昼やすみ

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俺は数学の時間はゆっくりと気持ちよく寝た。可憐になんかいも起こされた気がしたが無視を決め込んだ俺は夢の世界に入った。


「ねぇ望くん、私望くんと付き合えて本当によかったよ」

可憐が満面の笑みを浮かべながら言った。

え?可憐は輝元の事が好きだったんじゃないのか。これは夢だから俺の望んでいる世界なのか。

「俺も可憐と付き合えてうれしいよ」

俺はにこやかに微笑みながら言った。

口が勝手に動いた。確かに付き合えたら俺はそういうだろうが。俺は口を動かしてなどいない。まさか予知夢なのか?

「望くんが記憶をなくしたときは絶望したよ」

記憶をなくしただと、俺は何で記憶をなくしたんだ?

「あのときは冷たく当たってしまったよな。ごめんな」

「仕方無いよ記憶をなくしていたんだから、まぁショックで枕を濡らしたけど」

おい俺よ、記憶を失くしても可憐を泣かせるなよ。俺がお前を殴りにいくぞ

「これで許してくれ」

俺はゆっくりと可憐のかおに近づいていった。まさかキスだと。可憐は目をつぶっている。
俺は今理解した。これはどこかで俺が決断して告白したパラレルワールドなのだと。
俺はドキドキしながら可憐の口を見てー

強い衝撃が左肩にかかった。

痛い!俺は夢の世界からあともう少しでキスってところで覚めてしまった。

誰だよあともう少しで可憐とキスしたのに。あのお越しかたは可憐じゃないな。
だとすると零菜か。

「何だ零菜」

俺は前を向いて方を回しながら少しイラついた声音で言った。

「なんだ?ってもうお昼だよ。でもよく私が起こしってたってわかったね」

もう昼なのか、ならイラついた声で言ってしまってごめんな。

「可憐はもっと優しく起こすし、輝元は放置するだろうから、あとは俺の友達だと零菜くらいしかいないからな。友達少ないとすぐにわかるんだよ」  

友達少ないと何かしてきたら誰かわか?んだよな。友達少ないって便利だな。
あ、でも大学だと少ないと過去問もらえなくて死ぬな。便利じゃなかったわ。

「なんかすごく悲しいことを言われた気がするけど、今日もグループで食べるよ」


まぁ練習内容を輝元と相談しなきゃならないし、ちょうどいいか。あとは可憐とやっと堂々と話せるようにはなったし。まぁめんどくさいのがわくから頻繁には話さないが。

「わかった。ところで可憐と輝元は購買か?」

まぁ可憐は弁当忘れたって嘆いていたからな。お小遣いをアイドルグッツに使っているから菜可憐は。もちろん女性アイドルだぞ。
可憐ほどの美少女になるとあのレベルのイケメンからも告白されるから興味がなくなるって言っていた。

しばらくたって可憐と輝元が購買から帰ってきた。

なぜ可憐のかおが赤くなっていた。

「どうしたんだ可憐顔を赤くして」



するとすばやく俺の方にきて耳元で

「輝元くんと話してたらお似合いのかっブルだねと周囲の人たちの声が聞こえて恥ずかしくて顔が赤くなったの」


こしょこしょと恥ずかしそうに言った。


「よかったじゃないか、周囲に認められるってことはこれで一歩前進だな」 

可憐は複雑そうな顔でうんと言った。

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