俺の好きな幼馴染みは別な人が好きなようです。だが俺のことも好きかもしれない

スポーツ際

体育の練習試合2

何球か投球練習をすると審判のプレイボールという声で俺の雰囲気でプレッシャーをバッターに与えた。
俺の特技のひとつ普段は目立たないがオンにするとプレッシャーを与えることができる。
しかも目立たなかったから倍にプレッシャーを与えることができる。

バッター少し汗をかいているどうやらうまくいってるようだ。

このままインコースにストレート投げてびびらせるか。

俺はインコースにストレートのサインをおくって構えた。

すると輝基は真面目な表情でうなずき投げた。

ずばんと気持ちのいい音が響く。


｢ストライク｣

バッター腰が引けているいくら経験者だといえど久しぶりにバッタボックスたった早いボールをインコースにきたらびびるよな。
作戦通りだ。
次はインコースのそとからはいってくるスライダーでびびらせるか。
俺はスライダーのサインを出してインコースに構えた。
輝元はうなずきさっきよりもきれいな投球モーションで投げて、ボールがくくっとスライダーし構えたコースにくる。

バッタは指摘よりも腰が引けて見逃した。

｢ストライク｣

審判がストライクの判定をする。ちなみに審判は野球経験者の先生だ。毎年この練習試合と大会は経験者が審判をやるらしい。

俺はボールをしたから輝元に返球をした。

そして今度は迷いなくストレートのサインを出しアウトコースに構えた。これでみのがすか腰が引けて振ってくるかのどっちかだ。
さぁ三振しろ。

初球よりも球速が上がった球がアウトコースきた。

バッターは腰を引けながら当てにいったが当たらすからぶり三振をした。
　
俺は作戦通りと内心ほくそ笑んだ。

まさかまだ球速が上がるとはな。これなら輝元のかっこいい姿を可憐に見せるな。
添えすれば配球を考えてる俺の評価も上がるだろう。

二番三番打者は経験者じゃないのでストレートだけでアウトコースインコースと投げわけて打ち取った。

素人には変化球を打つのはきついだろうし、あとで文句をいわれるのも嫌なのでストレートだけ投げさせた。
これは事前に輝元と打ち合わせをしている。

さて三人で終らせたことだしどんな球がくるかみるか。

｢ナイス配球だったよ望｣

輝元が俺のところにきててを挙げた。

俺はその手をパチンと叩き、

｢輝元も俺の構えたコースに投げてくれてよかったぞ｣

にしても経験者って言っても一番打者は恐らく並みの選手だったんだろう。
部活はいってないらしい。
とりあえず俺はキャッチャーの配球を読むか。
やっぱりアウトコースか高めだなもしかしてインコースが投げれないのか？
だとしたらインコースを捨ててアウトコースに絞るか。


｢輝元｣

｢なんだい望｣

ソフトボールをやるのが楽しいのかキラキラした目をこちらに向けながら笑みを浮かべながら俺のことをみた。
だからその笑顔で俺をみるな。思わずドキドキしちゃうだろう。

　
｢どうやら相手のピッチャーはインコースが投げれないみたいだ。
だからアウトコースだけに絞って打ちにいくぞ｣

すると輝基は黙って顎にてを当てバッターボックスをみた。
そして何球か相手が投げたボールをみた。

｢うんそうみたいだね、一応みんなに伝えてくるよ｣　

そういうとみんなが集まっている集団の方に向かっていった。

だがこの試合だけならいいが、何か大会で当たる気がするんだよな。
だとすると勿論弱点は克服してくるだろう。
とりあえず今はこの試合に集中するか。

やがて輝元が戻ってきた。

｢みんなに伝えておいたよ。この試合は勝てるかもね｣

まあ次はわからないが、勝つことによって自信がつく、しかも積極的に振りにいくだろう。

すると六番七番がレンタで出塁した。
輝元は次のバッターが俺なのでバントのサインを出した。
うまく一塁側に転がしバントは成功する。

見方が作ったチャンスだ。ここで打たなきゃ士気にかかわる。
俺のデータはないはずだから経験者だと思っていないはず、ならくるのはアウトコースのスライダーだ。

俺はアウトコースのスライダーに絞り打ち損じないようにイメージをした。
そして俺は打席にはいる。
素人の雰囲気を出しながら構えた。
するとピッチャーがあからさまに安心したような表情をしてる。
そのかおをやっちまったというかおにかえてやる。
ピッチャーは首をたてに振り投げてきた。
予想通りこの球速はスライダーだ。
俺はほくそ笑みながら踏みこんで右中間に飛ばした。
うっちまはぐんぐん延びていきホームランゾーンにはいった。
俺はガッツポーズを士ながらベースを回った。
クラスメイトたちは驚いた顔をしている。
輝元だけはさすがだねという顔をしていた。

俺はホームベースをふむとクラスメイトに頭や背中を叩かれた。
士気が上がったようだ。

さすがにくるところがわかっても素人じゃ厳しいか。
そのあとは凡退した。
　
俺は意気揚々とポディションについた。
俺は三球輝元の投げた球をうけた。
球速がさっきよりも上がっているな。感覚が戻ってきたか。

するとキャッチャーしていたやつがバッタボックスに入る。

｢さっきはよく打ったな。仕返しにホームランを打ってやろう｣

相手は輝元の情報によるとソフトボール県選抜の四番打者のようだ。
俺は気を引き締めた。

とりあえず苦手なコースはないと言っていたが、打ちにくいコースはあるはずだ。　
あとはタイミングをはずせば打ち捕れるはずだ。

俺はまずアウトコースのストレートを要求し構えた。輝元はうなずき投げた。

構えたコースに引き込まれるように構えたコースにきた。

｢ストライク｣

とひあえず一球ストライクを取れた。
次はスライダーをインコースに投げるように要求して構えた。

輝元は投げたがインコースのストライクゾーンから変化した。

まずい、これだと真ん中に入る。
　
するとバッターがにやっと笑うとフルスイングをしてホームランコースにいれた。

輝元はがくっと肩を落とした。