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スポーツ際

学校で2

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はぁ-疲れた。俺は机に突っ伏した。
あの先生説明は丁寧なんだけど、その文黒板に大量の情報をのせるからすぐに消したりして写すのが大変なんだよな。

ふと先生を見ると可憐が楽しそうな笑顔を浮かべて先生と話していた。
先生も可憐の以外にはあまり見せることのない優しい笑みを浮かべている。

あーねるのあの笑顔は男を勘違いさせる笑みだな。イケメンまで勘違いさせるとか魔法だろ。

まぁ俺も勘違いした一人なので先生には同情をするがイケメンが撃沈するのを楽しんでいる俺がいる。

そりゃそうだろ誰にでもモテるイケメンが振られるほど面白いものはない。

まぁ額田は追いかけられる方だし友達だからなにも思わないが。嫉妬はするけどな。

まぁかん違いでもして少しは振られるやつの気持ちを考えてほしい。
まぁ俺はあの先生事態が好きじゃない。何故ならあの笑みには欲望がつまっているように感じる。

独占したいとか自分のものにしたいとか他の人の笑みよりも欲望が強い。
俺は観察するのが趣味だから何となく欲望が見えるようになった。
額田が好きだとばれたら何か不味い気がする。暴走するようなきがするだよなー。
気張って観察するか。


キンコンカンコーン

休み時間の終わりのチャイムだ。

名残惜しそうにさ先生は教室をでていった。
次は社会なので気合いを入れて準備をしてると後ろから鉛筆でツンツンと優しく背中を刺してきた。

俺は後ろを向きつついてる本人である可憐の方に向いた。

「何だよ、次日本史だから集中しなきゃいけないんだよ」

すると可憐は目を細めて、

「美人だからなの?」

「違う日本史が好きなだけだ」

うちの学校の日本史は珍しく女性の先生だ。
しかも新任で学校だけでなく、付近の高校でも有名なほどの美人。
まぁだからか先生の授業中はみんないつも以上に集中してる。
そして当てられるのをそわそわと待っているのだ。
まぁ俺は授業さえ聞ければいいのになぜか一日に1回は指されるので要らぬ嫉妬を男から受けている。
まあ俺に当てたらなさ大体答えられるからだと思うが。

「あの先生望君には優しいよねー」

「あの先生は誰にでも優しいだろ。それにあれだけ美人で優しいんだ彼氏くらいるだろ」

「私にかなり厳しいよ、テストの答案が三角のところをペケつけられるし、難しい問題ばっか指してくるし、答えられなかったら鼻で笑われるしね。きっと望君の近くにいるからだよね」

最後の方は聞こえなかったが、そんなに女子には厳しいのか、やっぱり美人でも可憐の容姿には嫉妬するんだな。まぁ可憐はアイドル並みの美少女だからね。

「嫉妬だろ、可憐はあの先生が嫉妬するほどの美少女だから」

するとほほを赤く染めて彼は美少女と呟いている。何でいわれなれてるはずなのにこんな反応してるんだ?まあ考えても仕方ないし、時ュ行衛の準備でもしとくか。
あの先生やたら俺を指してくるからな軽く予習をしておかないと。
俺は数ページ呼んで予習をした。

するとチャイムがなってから少したってながい黒髪のストレートヘアーで目はバッチとしていて、美人なのにふんわりとした雰囲気の小野先生が来た。
俺と目が合うとウィンクをしてきた。
すると目の前のクラスメイトが自分にされたと興奮して前のクラスメイトに自慢している。
好きなのね小野先生が、まあだけど先生と生との関係だからいまは無理だよな。
卒業したあとでも頑張ってくれ。たぶん振られるが。


「さぁ授業始めるよ~」

俺はクリアファイルに入っているプリントをだして、授業を聞き始めた。

「日本は安史の乱で一時期新羅を攻撃しようとしたんだけど攻撃をしよえと企てたのは誰かな~。
望くん答えて~」

なかなかの難易度問題だなまぁこの時代は覚えることがすぐに答えられるが。

「藤原仲麻呂です」

「正解~さすがだね。それにしてもどんだけ従わないのが気に入らなかったんだろね~。
この時代の人たち、協力すればもっと互いに高め合えたのに。まぁ貴族だからプライドが高いんだろうね。歴史は過去のやってきたことから学べるからはまっちゃうよね~」


たまに黒さを見せる小野先生はぶっちゃけ発言が人気のひとつの要因だ。
ぶっちゃけ黒さに気づいている生とはほとんどいないけど。
美人は優しいのだという固定観念が強いのだろう。
俺は書くことが少ないので授業を真剣に聞いた。
先生と目が合うとなぜかほほを赤くする。なんでだ?


「日本人は唐にわたるときに遭難することもあったんだ。ここで紙に書いてある選択肢の中から二つ選んで、九条さん答えてみて」

うわー結構難易度高いもんだいたしてきてるな。まぁ可憐なら答えられるだろう。

可憐はゆっくりと品がある立ち方をして、プリントを見てふふっと笑うと、

「ウとオですね」

小野先生は一瞬苦虫噛み潰した表徐絵をしたがすぐにもとに戻り笑顔てよくできましたと言った。


リベンジなのか小野先生はにやっと一瞬丈笑ったあと

「松原客院があった場所はどこでしょうか、九条さん答えて」

可憐は品のある貴族のように立って少し悩んだあと俺の顔を見てなにかをひらめいた表情をした。

「越前です」

たしか俺の持っている歴史の本に書いてあったな。読んだのか。松原客院のことなんてうっすらと教科書に書かれているぐらいだぞ。

小野先生ははぁーとため息をはいたあと正解ですと小さく呟いた。
どうやらこの勝負可憐の勝ちのようだ。 
何の勝負かって?知識比べだろ

 
それから問題なく授業が進んだ。俺は何回か当てられたが問題なく答えた。

キンコンカンコーン

どうやら授業の終了のチャイムようだ。

後ろからかたを叩かれる。
俺は振り向くとニコニコした可憐がいた。

「どうしたそんなに嬉しそうなんだ?」

「望君の持っていた本のお陰で輝元君に誉められたんだ」

いつからしたの名前で呼ぶようになったのか謎だがどうやら俺の本が役にたったらしい。俺が笑顔にした訳じゃないが可憐が嬉しそうだと俺も嬉しい。胸が痛むがな。これが惚れた弱みってやつか。 
心に輝元に対する羨望の波が立った。
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