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勘違い

好きな人3

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俺はビクッとしまたなにかを盗んだのと勘違いされたのかと思い。
どうする?どれにしようか迷ってだけなんです。
と言うか、必死に弁明を考えながら俺は後ろを向いた。
するとそこにいたのは俺の顔を見て不思議そうにしたねるだった。
俺は安心してホット胸を撫で下ろし、ねるの目を見た。

「店員かと思ったじゃないか」

ねるは何を思ったのかいきなり吹き出し笑って

「こうくん窃盗者に間違われたことがあるんだね」

普通だったら肩たたかれただけで知り合いかなと思うんだろうが、俺は残念ながら十回ぐらい窃盗者に間違われたことがあるからそうはならない。
なんだか悲しくなってきた。
やっぱり回りをキョロキョロしながらぶつぶついうのがダメなのだろうか。
これからはきおつけるか。

ねるは腹を抱えて三十秒笑ったあと俺のことを見て何をやってたのと聞いてきた。

「もやしとお菓子を買いに来てな、お菓子を何にしようか迷っていたんだよ」

ねるはなにかに納得したのか手のひらをぽんとたたいた。

「だからキョロキョロしてたんだね。まぁあれじゃ怪しまれても仕方ないけどね」

ねるは制服のまんまか、やばい急に放課後の教室のことを思い出して顔が赤くなりそうだ。

「ね、ねるはなに買いに来たんだ?」

緊張してどもったちゃったわ。変に思われてないよな。さっきの希のことを思い出すと可憐も人の考えを読める可能性があるし。

「私はチョコを買いに来たんだ。甘いものが食べたい気分だっから」

どうやらなにも不思議に思わなかったぽいな。
希ほど鋭くなくて助かったわ。

「ねえ、望くんおススメのチョコレートって何かあるかな?」
こ首を傾げながら可憐が聞いてきた。
あざといな。だけどものすごく可愛い。やっぱり女子はあざとかったり計算してやっているほうが可愛いな。

俺は白いダースのチョコレートを取って可憐にみせて、

「このチョコレートはクリーミでミルクの味がして美味しいぞ」

俺はこのチョーレートを甘いものが食べたいときは必ず買っているからな。他の市販のチョコれとよりも一段くらい甘いから。あとこれにマックスコーヒーという甘いものと一緒に飲むと最強のコンビになる。

「へーこれミルクの味がするんだ~、じゃーこれにしようかな。」 

俺は可憐に白いダースのチョコを渡して、俺は駄菓子がおいてあるところに行ってすももを取って篭にいれた。
可憐のところに戻ってきて俺はもうかえるが可憐はどうする?と聞いた。

「私ももう帰るから、一緒に帰ろうよ」

「それじゃレジにいくか出口で待っているからな」

俺はねるがうんというの聞いてレジに一番てんい右のレジにならんだ。

レジで俺の番が来ると愛想を振り回した店員がバーコードリーダーで商品をピットしていった。
そして隣の自動精算機に商品を店員がおいたので
俺は財布を取り出しマイバックにいれた。
今は袋も有料でとられるからな。一枚はたいした金額じゃないけど、何ヵ月ももらうとすごい金額になる。出きるだけお金は使いたくない。まっ消すコーヒ一本でも多く飲むためにも。

袋にいれ終わると俺は可憐が待っている出口に向かった。

出口につくと可憐が俺に気づいてとことことやってくる。

「こうくんもマイバック持っているんだね」

「まぁデザインもシンプルな100均だがな」

じゃー帰ろうと可憐は言って家に向かってあるきだしたので俺も可憐の隣を歩く。

家まで短い距離なので俺たちは黙ったままなのだが可憐のよう巣が少しおかしい。なにかをいいたいけどいいたくないような雰囲気を感じる。
はっまさか俺に告白しようか迷っているんじゃないか。今の関係から一歩踏み出すんだ壊れるかもしれない考える。
なら俺が背中を押そう。俺も可憐と付き合うならいいかなと思うし。

「可憐、なにか大事な話があるんじゃないか?
俺はどんなこでも受け止めるし、可憐のずっと近くにいるぞ」

可憐は目を見開いたあと、顔を赤くした。

「うん大事な話があるの。でもここだと話しづらいから公園でいい?」

「わかった20時30分ゲラいに公園で待ち合わせでいいか?」

「いいよ、私も夜ご飯もえ出来てるしね」

俺たちは約束をしてそれからいつものようにたわいない話をして家についたので別れた。

ちなみに可憐の家は俺の道路を挟んだだ前の家だ。
だから近所付き合いから始めて幼稚園も同じて同世代だったこと合って一緒に家族ぐるみで遊ぶんだりして仲がよくなったりした。
中学に上がった辺りから親が国内の転勤で引っ越しそうになったが。俺は当時友達が可憐しかいなかったから転校したら友達がいなくなると言って泣いて親に頼み込んで今の家にいることにした。
え、今も友達がいないだろうって確かにそうだ。なんか自分でいっていて悲しいな。だが今は昔ほどひどくはない。昔は知り合いすらいなかったし。可憐は幼馴染みに分類されるし。
あと希も残った理由は一から友達を作るのがめんどかったらしい。
まぁ、希は俺と違ってすぐに人と仲良くできるがな。だいだいが表面上の付き合いらしいが。

俺は鍵を開けてあドアを開いた。
いい匂いがするなこれハンバーグか俺が右を見ると希がエプロンをつけてこちらに笑顔をみせながらご苦労さまと言われた。





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