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四章 流れに狂いが生じ
Ⅱ 野放し
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五日後、ランディスを引き連れたバッシュはガニシェッド王国七の宮殿の麓まで訪れてた。
「……そろそろはっきりさせろメイズ」
バッシュはサラに使った偽名をランディスにも使っている。この嘘にマゼト、一部の配下達にも加担して貰っている。
偽名を教えた理由は思いつきで、名が割れた所で一切の痛手はない。この行為が後々何かの役に立てばそれで良しの姿勢であった。
麓の町へ訪れる前にバッシュは足止めされた。
「はっきり……、やれやれ、見透かされていたのでしたら仕方ありませんね」
バッシュは観念してランディスと向かい合う。
「何を考えている?」
「貴方に対する些細な不服ですよ」
「俺が? 何をしたっていうんだ」
いつ戦闘が起きても良いように身構える。
「貴方が目覚め、食事を済ませた時は日暮れ時、もう少し早く目覚めて頂ければ、前日には入国出来たのですよ」
「なんの話だぁ!」
僅かに憤りが現われるランディスとは反し、バッシュは平然としている。
「私の不服を聞きたかったのでは? 一日分の時間浪費は少々嘆かわしいでしょ」
「そんなことはどうでもいい! 俺がはっきりさせてほしいのは、なんですんなり俺をガニシェッド王国へと連れてきたんだってことだ! 見張りとかないのかよ!」
「必要ありますか?」
躊躇わずなく返され、ランディスは反論に戸惑う。
「貴方の中のゾアが再起した場合、嫌でも放浪するでしょう。ガーディアン欲しさに置いても同様です、歩く災害のようなものを飼い慣らすのは不可能ですからね。さらに危険物でしかない貴方を保護する費用も馬鹿になりません。仮にガニシェッド王国で貴方が仲間と会おうとしてもグルザイア王国に害を加える理由がない。元から怨恨があれば話は別ですが?」
それもなく、やはり言い返せない。
「ゾアの頼みで貴方を保護するようにとありますが、要は害敵から逃れるためのこと。それでしたらこの神聖の塊のようなガニシェッド王国へ放り込んだほうが安全で無難です。ミルシェビス王国でも良かったのですが、陸路は時間も経費も掛かり、大湖も船代が馬鹿になりません。ですから」
「もういい! 分かった!」
バッシュはすべて話せなかった残念さを顔に滲ませた。
「あんた、”言葉多過ぎ”とか”もっと簡潔に言え”とか言われたことないのか? 長いんだよ! あと、なんか説教されてる感じもするし」
「その気は無いのですが、そういう風なことはよく言われます。コレでもマシな方ですよ」
バッシュの中でレモーラスは(マシではありませんよ)と反論する。
「じゃあ、どうして七の宮殿の麓なんだ? ウォルガ……十英雄の爺さんがいる宮殿から離そうなんて考えでもないだろうし、俺をガニシェッドへ放り込むんだったら、国境越えてから捨て置けば良いだろ。魔獣にやられるとでも思ったのか?」
「ウォルガ=ビート殿ですね。遠すぎです、会いたいなら勝手に向かってください」
どうでもいい話は言葉が少ない。無駄を嫌う性格だとランディスは感じた。
「確かな情報ですが、七の宮殿にガーディアンの娘がいるそうです。以前に話をした程度の関係性ですが、悪い人ではありません。十英雄の方々とも縁があるので貴方には都合がいい人になるでしょう」
「要らぬお節介ってやつか? 俺のためにそこまで?」
「違います」
断言されるも、ランディスは(だろうな)と思った。
「国境で放置してもし異変にでも遭われ、ゾアを触発でもすれば強大な力が溢れてグルザイアに影響が及ぶ危険もありますからね」
「ガーディアンに会わせる理由は?」
「その方が貴方も動きやすいでしょう。それで何処へでも向かって活動してくれれば異変は減らしてくれるかもしれませんしね。どうでもいい賭けです。功を奏せば良し、何も成し得なくても問題はありません。彼女に会わなくても尚更です」
「はっ、あんたの手の平の上で踊らされてるってのか、俺は」
「踊らせても操ってもいません。野に放っただけです」
ここまで言われると、会おうとするガーディアンがバッシュと繋がりがあるかと疑ってしまう。
「怪しいな。これから会うガーディアンはあんたの仲間って魂胆だろ」
「いえ、むしろ私は嫌われている側です。紳士的な挨拶をした程度なのですが」
(本気で思ってるなら重傷ですよ)
レモーラスの忠告も、しれっと聞き流した。
「理由は彼女に聞けばすぐに分かります。嘘をついていると貴方なら疑るでしょうが……まあ、それはないとすぐに分かるでしょう」
何をしたいのか掴めない。すべてが本心なのだろうが、そうは思わせない異質な気配をランディスは感じていた。
しかし現状では寝床、食事、案内と世話にしかなっていない。
礼儀を通そうと、近づいて右手を差し出した。
「何ですか?」
「世話になった、握手だ」
「しません。では、また縁がありましたら」
即拒み、一礼してバッシュは去って行った。
颯爽と去って行くバッシュの背をランディスは見送った。
不意打ちで何かしてくるかと考えるが、その様子は感じられなかった。
バッシュの気遣いだが小癪でもあった。従わずにウォルガの所へ向かおうかと思うも、七の宮殿のガーディアンが気になってしまう。
やや苛立ちながらもランディスは七の宮殿へと向かった。
バッシュが見えなくなると、レモーラスが姿を現わして傍を浮遊した。
「何を企んでいるのですか? 偽名まで使って」
「人聞きの悪い事を。私は誠心誠意尽くしたに過ぎませんよ」
「にしては、時折あの者の魔力やゾグマを観察してましたよね。ゾアを待っていたとか?」
「いえ。ゾアやレンザを鎮めた御仁、ただ者でないのは明白です。そしてゾア程の者が我々に彼の保護を頼みでたのです。想像を絶する何かしらの異変がランディスに起きていたかを観察する癖が敏感になっただけのこと。性分です。あと、先に言っておきますが、私はこれからバルブラインへ向かいますので」
「何も聞いてないけど……」
「どうせ、”無理を通してでもグルザイアで面倒を見て、身体の影響を観察すれば?”とでも意見をしようとしたのでしょ」
図星をつかれるも、レモーラスは素知らぬ顔であった。
「そんな暇は御座いません。出しゃばり過ぎますとロゼット殿にまた口出しされますしね」
ゾアとランディスの魔力変化。
各地で起きる異変の数々。
バルブラインの禁術。
ガーディアンの存在。
数多くある情報から、何か大きな力の存在か異変が裏で動いているのではないかとバッシュは読んでいる。
どこまでが関係があり、どこまでが無関係か。
考察の情報を増やすため、バルブラインへ向かう気持ちは人知れず逸っている。
◇◇◇◇◇
七の宮殿の西、歪な台形や長方形の岩盤が集まる所でサラは感知力を高める修行に励んでいた。方法は岩が密集している所で円形に陣敷きを行い、岩の形状から雑草の形、虫や小動物がいればそれらも形状を感知する修行である。
すべてを把握するには感知力が高くても数を熟さなければ出来ない。それはガーディアンでも同じであった。
サラの感知力ではすぐ傍の岩までは大まかな形状を把握出来たが、それより奥まで届かなかった。さらには細かな亀裂や雑草までは感知出来ない。
この修行を初めて二十日になるが、まだまだ範囲は伸びなかった。
「サラ様、ミドフル様がお呼びです」
武闘派体型の世話役男性・ゴルダが太い声で呼ぶ。
自主練習を終えたサラがゴルダの後ろをついて歩き、修行の成果をゴルダが訊いた。
「なかなか上手くならないです。なんて言うか、陣が全然広がらなくって」
「前々から仰ってますが、原因は魔力の溜めが弱いこと。そちらも兼ねて鍛錬するしか御座いません」
そうしたいのは山々だが、そうはいかないのが現実である。なぜなら、魔力を溜める鍛錬に励むと、すぐに集中が切れて魔力が乱れ、一気に疲れが押し寄せてくるからである。
疲労状態でも無理を通して溜めの修行をすると、今度は一秒も溜めることが出来なくなる。回数に限りがある修行となってしまう大きな要因はサラの身体にあった。
「何か良い方法ってありませんか?」
「言われましても、我々とサラ様はお身体のつくりが違うらしく、こちらの普通が通用しないので私からはなんとも」
レベルが大きく成長に影響する身体が、防衛措置として働いてしまうからであった。受肉しようにも、今度は魔力を扱えない現代日本人の身体になってしまうのでは、と考えてしまい受肉に踏ん切れない。
仕方なくこのままでやるしかなかった。
「……そろそろはっきりさせろメイズ」
バッシュはサラに使った偽名をランディスにも使っている。この嘘にマゼト、一部の配下達にも加担して貰っている。
偽名を教えた理由は思いつきで、名が割れた所で一切の痛手はない。この行為が後々何かの役に立てばそれで良しの姿勢であった。
麓の町へ訪れる前にバッシュは足止めされた。
「はっきり……、やれやれ、見透かされていたのでしたら仕方ありませんね」
バッシュは観念してランディスと向かい合う。
「何を考えている?」
「貴方に対する些細な不服ですよ」
「俺が? 何をしたっていうんだ」
いつ戦闘が起きても良いように身構える。
「貴方が目覚め、食事を済ませた時は日暮れ時、もう少し早く目覚めて頂ければ、前日には入国出来たのですよ」
「なんの話だぁ!」
僅かに憤りが現われるランディスとは反し、バッシュは平然としている。
「私の不服を聞きたかったのでは? 一日分の時間浪費は少々嘆かわしいでしょ」
「そんなことはどうでもいい! 俺がはっきりさせてほしいのは、なんですんなり俺をガニシェッド王国へと連れてきたんだってことだ! 見張りとかないのかよ!」
「必要ありますか?」
躊躇わずなく返され、ランディスは反論に戸惑う。
「貴方の中のゾアが再起した場合、嫌でも放浪するでしょう。ガーディアン欲しさに置いても同様です、歩く災害のようなものを飼い慣らすのは不可能ですからね。さらに危険物でしかない貴方を保護する費用も馬鹿になりません。仮にガニシェッド王国で貴方が仲間と会おうとしてもグルザイア王国に害を加える理由がない。元から怨恨があれば話は別ですが?」
それもなく、やはり言い返せない。
「ゾアの頼みで貴方を保護するようにとありますが、要は害敵から逃れるためのこと。それでしたらこの神聖の塊のようなガニシェッド王国へ放り込んだほうが安全で無難です。ミルシェビス王国でも良かったのですが、陸路は時間も経費も掛かり、大湖も船代が馬鹿になりません。ですから」
「もういい! 分かった!」
バッシュはすべて話せなかった残念さを顔に滲ませた。
「あんた、”言葉多過ぎ”とか”もっと簡潔に言え”とか言われたことないのか? 長いんだよ! あと、なんか説教されてる感じもするし」
「その気は無いのですが、そういう風なことはよく言われます。コレでもマシな方ですよ」
バッシュの中でレモーラスは(マシではありませんよ)と反論する。
「じゃあ、どうして七の宮殿の麓なんだ? ウォルガ……十英雄の爺さんがいる宮殿から離そうなんて考えでもないだろうし、俺をガニシェッドへ放り込むんだったら、国境越えてから捨て置けば良いだろ。魔獣にやられるとでも思ったのか?」
「ウォルガ=ビート殿ですね。遠すぎです、会いたいなら勝手に向かってください」
どうでもいい話は言葉が少ない。無駄を嫌う性格だとランディスは感じた。
「確かな情報ですが、七の宮殿にガーディアンの娘がいるそうです。以前に話をした程度の関係性ですが、悪い人ではありません。十英雄の方々とも縁があるので貴方には都合がいい人になるでしょう」
「要らぬお節介ってやつか? 俺のためにそこまで?」
「違います」
断言されるも、ランディスは(だろうな)と思った。
「国境で放置してもし異変にでも遭われ、ゾアを触発でもすれば強大な力が溢れてグルザイアに影響が及ぶ危険もありますからね」
「ガーディアンに会わせる理由は?」
「その方が貴方も動きやすいでしょう。それで何処へでも向かって活動してくれれば異変は減らしてくれるかもしれませんしね。どうでもいい賭けです。功を奏せば良し、何も成し得なくても問題はありません。彼女に会わなくても尚更です」
「はっ、あんたの手の平の上で踊らされてるってのか、俺は」
「踊らせても操ってもいません。野に放っただけです」
ここまで言われると、会おうとするガーディアンがバッシュと繋がりがあるかと疑ってしまう。
「怪しいな。これから会うガーディアンはあんたの仲間って魂胆だろ」
「いえ、むしろ私は嫌われている側です。紳士的な挨拶をした程度なのですが」
(本気で思ってるなら重傷ですよ)
レモーラスの忠告も、しれっと聞き流した。
「理由は彼女に聞けばすぐに分かります。嘘をついていると貴方なら疑るでしょうが……まあ、それはないとすぐに分かるでしょう」
何をしたいのか掴めない。すべてが本心なのだろうが、そうは思わせない異質な気配をランディスは感じていた。
しかし現状では寝床、食事、案内と世話にしかなっていない。
礼儀を通そうと、近づいて右手を差し出した。
「何ですか?」
「世話になった、握手だ」
「しません。では、また縁がありましたら」
即拒み、一礼してバッシュは去って行った。
颯爽と去って行くバッシュの背をランディスは見送った。
不意打ちで何かしてくるかと考えるが、その様子は感じられなかった。
バッシュの気遣いだが小癪でもあった。従わずにウォルガの所へ向かおうかと思うも、七の宮殿のガーディアンが気になってしまう。
やや苛立ちながらもランディスは七の宮殿へと向かった。
バッシュが見えなくなると、レモーラスが姿を現わして傍を浮遊した。
「何を企んでいるのですか? 偽名まで使って」
「人聞きの悪い事を。私は誠心誠意尽くしたに過ぎませんよ」
「にしては、時折あの者の魔力やゾグマを観察してましたよね。ゾアを待っていたとか?」
「いえ。ゾアやレンザを鎮めた御仁、ただ者でないのは明白です。そしてゾア程の者が我々に彼の保護を頼みでたのです。想像を絶する何かしらの異変がランディスに起きていたかを観察する癖が敏感になっただけのこと。性分です。あと、先に言っておきますが、私はこれからバルブラインへ向かいますので」
「何も聞いてないけど……」
「どうせ、”無理を通してでもグルザイアで面倒を見て、身体の影響を観察すれば?”とでも意見をしようとしたのでしょ」
図星をつかれるも、レモーラスは素知らぬ顔であった。
「そんな暇は御座いません。出しゃばり過ぎますとロゼット殿にまた口出しされますしね」
ゾアとランディスの魔力変化。
各地で起きる異変の数々。
バルブラインの禁術。
ガーディアンの存在。
数多くある情報から、何か大きな力の存在か異変が裏で動いているのではないかとバッシュは読んでいる。
どこまでが関係があり、どこまでが無関係か。
考察の情報を増やすため、バルブラインへ向かう気持ちは人知れず逸っている。
◇◇◇◇◇
七の宮殿の西、歪な台形や長方形の岩盤が集まる所でサラは感知力を高める修行に励んでいた。方法は岩が密集している所で円形に陣敷きを行い、岩の形状から雑草の形、虫や小動物がいればそれらも形状を感知する修行である。
すべてを把握するには感知力が高くても数を熟さなければ出来ない。それはガーディアンでも同じであった。
サラの感知力ではすぐ傍の岩までは大まかな形状を把握出来たが、それより奥まで届かなかった。さらには細かな亀裂や雑草までは感知出来ない。
この修行を初めて二十日になるが、まだまだ範囲は伸びなかった。
「サラ様、ミドフル様がお呼びです」
武闘派体型の世話役男性・ゴルダが太い声で呼ぶ。
自主練習を終えたサラがゴルダの後ろをついて歩き、修行の成果をゴルダが訊いた。
「なかなか上手くならないです。なんて言うか、陣が全然広がらなくって」
「前々から仰ってますが、原因は魔力の溜めが弱いこと。そちらも兼ねて鍛錬するしか御座いません」
そうしたいのは山々だが、そうはいかないのが現実である。なぜなら、魔力を溜める鍛錬に励むと、すぐに集中が切れて魔力が乱れ、一気に疲れが押し寄せてくるからである。
疲労状態でも無理を通して溜めの修行をすると、今度は一秒も溜めることが出来なくなる。回数に限りがある修行となってしまう大きな要因はサラの身体にあった。
「何か良い方法ってありませんか?」
「言われましても、我々とサラ様はお身体のつくりが違うらしく、こちらの普通が通用しないので私からはなんとも」
レベルが大きく成長に影響する身体が、防衛措置として働いてしまうからであった。受肉しようにも、今度は魔力を扱えない現代日本人の身体になってしまうのでは、と考えてしまい受肉に踏ん切れない。
仕方なくこのままでやるしかなかった。
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