【完結】その約束は、陽だまりで…。


 幼い頃母を亡くし、祖父に育てられた柊(しゅう)。
 その祖父も高校卒業と同時に亡くなり、一人暮らしに。
 しばらくして、彼は初めての恋をする。恋はやがてかけがえのない愛情へ。

 それなのに、彼女はある日突然消えてしまった。
 一体何があったのか……。思い出せない柊の元に、これもまた突然に、自分のことを「パパ」と呼ぶ男の子がやってきた。

 ハル、四歳。

 柊はハルが手にしていたあるものを見て、彼と暮らし始める。
 最愛の人、菜々ともう一度会うために……。


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