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64話 冷凍で小分けしておくと便利 ⇒ボロネーゼ

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人物紹介
料理担当:醤子 しょうこ。(意識低い系のコスパ重視。)
手伝い:味噌美 みそみ。(飲んだ後の味噌汁ってなんであんなに美味しいんだろ。)
日本料理に欠かせない二人は、どっちも大豆の精。和食だけに留まらない存在はもう命の源と言ってもいいんじゃない?

本日の調味料

胡椒
大蒜1、2欠
唐辛子1本
ローリエ1枚
旗○げ
カットトマト缶1
コンソメ
トマトケチャップ
〇ルドック中〇ソース

醤「お刺身が食べたいわ。」
味「うん。人間、1週間に一回は生魚を食べないと死ぬからね!」
醤「そうなのよ。」
味「でもあたしら大豆の精って事になってるけど?」
醤「大丈夫、書いている奴の妄想だから。」
味「だよね、あほだよね。」
醤「今回は作っておくと便利な感じのものを作ろうかと。」
味「それはいいけどさ、最近挽肉料理ばっかな気がするよ。」
醤「スーパーで売っている大型パック、お得よね。挽肉1KGとか買うとね、冷凍庫を8回分前後の挽肉が圧迫するわけよ。そこに冷凍ご飯やら、お魚やら入るとさ、減らさないと後が続かないのよね。」
味「それはしょうがないね。やっぱ安さには勝てないもんね。」
醤「そんなわけで、パスタもこうなっちゃうのよ。私はアラビアータが食べたいのだけど。」
味「ところでさ、ミートソースとボロネーゼって何が違うの?」
醤「知らないけど、調べる気がない。ボロネーゼって言っておけばなんかお洒落でしょ。」
味「あぁ、そんな理由か。」
醤「世の中そんなものよ。(ぶしゅっ)」
味「いつものことだけど、美味しければ問題なし。(ぶしゅっ)」
醤・味『おつかれー』
醤「まず大蒜、これは細かく刻んでいく。」
味「いつも通りだね。」
醤「次に玉ねぎを微塵切りにしていく。大きさはお好みで。」
味「目がしみるよね。」
醤「ここまで来ると、後は時間との戦いだね。ってか他に準備する事が無いじゃない。」
味「んな事を言われてもね。」
醤「フライパンにオリーブオイルを少し入れ、挽肉を炒める。例によって、火が通って脂が出たら、キッチンペーパーで吸って、オリーブオイルを足す。熱くなったところで、刻み大蒜と唐辛子を入れ香りを出す。」
味「作り方いっつもそれだね。」
醤「油は必要だけど、脂いやなのよ。脂っこいから。」
味「まぁ、好みだろうけどさ。」
醤「香りが出たら肉とさっと絡めて、玉ねぎを投入。塩胡椒を振って炒めていく。」
味「オーソドックスだよね。」
醤「それでいいじゃない。玉ねぎに火が通り始めたら、旗○げを入れる。本当は赤ワインとか入れたらいいんだけど、そんなものは常備していないので。」
味「うちワイン飲まないしね。」
醤「何故かワインは次の日がっつり残るのよね。で、次にトマト缶を入れ、ローリエを1枚。この段階で味付けをしてしまう、コンソメを入れ、ソースとケチャップも控えめに入れる。」
味「ソースとケチャップは控えめなんだね。」
醤「味を調える用であって、入れすぎるとその味になっちゃうし、塩分が多くなるのよ。」
味「なるほどね。」
醤「後はカットトマトを潰しながら混ぜる混ぜる混ぜる。」
味「めんどくさ。」
醤「うっさいな。これを水分がある程度飛ぶまでやるのよ。」
味「結構しんどいね。」
醤「でも一回作れば、数食分になるから、手軽にパスタを食べたい時に便利よ。1回分ずつ冷凍しておけるもの。」
味「言われてみれば確かに。と、思うけどさ、この一回すらめんどい時や人もいるわけじゃん。」
醤「やらなきゃいいだけでしょ。料理なんてのは無理して作るものじゃない。」
味「それで済んだらいいのにね。」
醤「本当よね。私は作りたいものを作ってるだけだから、別に苦ではないからいいけどね。」
味「話が暗い!」
醤「方向変えたのみそみでしょ。」
味「うっ・・・そうだった。じゃぁ気を取り直して飲むぞー。」
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