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25話 贅沢なおつまみ ⇒白子ポン酢
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人物紹介
呑兵衛料理人:醤子(しょうこ。どう見ても醤油から。)
晩酌つまみ食い:味噌美(みそみ。味噌だね、完全に。)
二人とも大豆の精(嘘)な気がしてきた。大豆の精が居ないと
日本の料理は成り立たない。
本日の調味料
唐辛子2本
マヨネーズ
ごまラー油
酢
味噌
醤油
旗○げ
豆板醤
○味○ャンタンDX
粉末出汁(まぁ、ほ○だしとか)
醤「スーパーで外すと臭くてきついけれど、冬は白子の時期です。」
味「白子美味しいよね。」
醤「よくお店で出る白子ポン酢とかは、概ね鱈の白子だよね。たぶん。」
味「そうなんだ。」
醤「そんなわけで晩酌の時間です。」
味「です。」
醤「手抜きね。(ぶしゅっ)」
味「そんな時もあるのよ。(ぶしゅっ)」
醤「では、今日の料理です。白子ポン酢、辛味噌きゅうり、味噌鍋です。」
味「おお、家で白子ポン酢食えるのか。」
醤「うむ。ちなみに鍋には秋鮭の白子が入る。」
味「贅沢~。」
醤「秋鮭は時期になると、スーパーに切り身がいっぱい並ぶけど、たまに白子も
並んでいる。鱈の白子に比べれば安価で楽しめるわよ。」
味「そうなんだね。」
醤「まずはきゅうりから。先に白子ポン酢用に薄切りを少し用意しておく。斜め
カットがいいわよ。洗ったらラップでぐるぐるくるんで、包丁の持ち手で叩く。
割る。潰す。がんがんやろう。」
味「過激だね。」
醤「器に入れたら、味噌、豆板醤、ほんの少し醤油、マヨネーズを混ぜたものを
かけて、絡める。」
味「きゅうりに味噌は美味しいよね。これは、ちょいと辛みのある味噌ソースが
お酒にいいね。」
醤「さて白子を処理するわよ。スーパーで買う時は、形がしっかり残っている
ものを買うようにする。鮮度が悪いと溶けてたりするからね。むしろ溶けた
白子は何に使うのやら。」
味「ほんとにねぇ。」
醤「白子の臭みはぬめりからって話しだった気がする。そのため、まず塩で揉んで、
流水でよく洗う。ぬめりが取れるまでしっかりと洗う。」
味「うわ、手にも付くね、ぬめり。」
醤「そう。しっかり落とすのよ。天ぷらにする場合は、キッチンペーパーで水気を
ちゃんと拭き取るけど、今回お湯を潜らせるのでそのままでいいや。」
味「あいよ。」
醤「それでお湯を潜らせます。鍋にお湯を沸かしておき、その中に放り込んで
40秒から50秒程泳がせます。その後は氷水に放り込んで、熱を取る。」
味「ほうほう。」
醤「後は水で戻したワカメを用意、器にきゅうりの薄切りを端に添え、ワカメを
乗っける。器の半分くらいかな。で、残り半分に白子を置いたら盛り付け完了。
もみじおろしは家で作るには面倒なんでパス。」
味「見た目も悪く無いね、きゅうりが入ると。」
醤「そうねぇ。後はいつもの、粉末出汁、醤油、酢を使ったポン酢をかければ
白子ポン酢の完成よ。」
味「では早速。もぐもぐ・・・ん、美味しいね。家でも全然いいじゃん。」
醤「そうよねぇ。最後は鍋ね。具は秋鮭の白子以外に、白菜、椎茸、春菊、えのき、
もやし、長ネギ等かなぁ。折角なので、秋鮭の切り身も入れるといいかもしれない。
けれど、切り身は買ってないので、鶏むね挽肉でつみれを作って入れる。」
味「つみれも美味しいよね。」
醤「鍋にはいつも通り、昆布を浸してます。この鍋、先に味付けをする。」
味「ほう。」
醤「唐辛子2本を千切って入れ、○味○ャンタンDX、醤油をそれなり、味噌も
それなりに入れる。後はやはり、旗○げね。ここに野菜を並べて入れて火に
かける。辛みが欲しい人は、唐辛子で調節か、一味を入れるといいわ。」
味「白子とつみれは?」
醤「沸騰してからで十分。白子は崩れやすいのと火が通りやすいので後でいいのよ。
つみれは沸騰してから入れないと崩れやすい。熱で表面をすぐ固めると、煮崩れ
しないのよ。」
味「なるほどねぇ。」
醤「これで、つみれに火が通ったら完成よ。」
味「で、あるんでしょ?」
醤「む、気付いておったか。お主も好きよのぅ。」
味「いやいや、そち程じゃないぞ。」
醤「今日は秋田の刈穂よ。辛口で鍋にいいわ。」
味「うーん楽しみ。食うぞぉ。」
呑兵衛料理人:醤子(しょうこ。どう見ても醤油から。)
晩酌つまみ食い:味噌美(みそみ。味噌だね、完全に。)
二人とも大豆の精(嘘)な気がしてきた。大豆の精が居ないと
日本の料理は成り立たない。
本日の調味料
唐辛子2本
マヨネーズ
ごまラー油
酢
味噌
醤油
旗○げ
豆板醤
○味○ャンタンDX
粉末出汁(まぁ、ほ○だしとか)
醤「スーパーで外すと臭くてきついけれど、冬は白子の時期です。」
味「白子美味しいよね。」
醤「よくお店で出る白子ポン酢とかは、概ね鱈の白子だよね。たぶん。」
味「そうなんだ。」
醤「そんなわけで晩酌の時間です。」
味「です。」
醤「手抜きね。(ぶしゅっ)」
味「そんな時もあるのよ。(ぶしゅっ)」
醤「では、今日の料理です。白子ポン酢、辛味噌きゅうり、味噌鍋です。」
味「おお、家で白子ポン酢食えるのか。」
醤「うむ。ちなみに鍋には秋鮭の白子が入る。」
味「贅沢~。」
醤「秋鮭は時期になると、スーパーに切り身がいっぱい並ぶけど、たまに白子も
並んでいる。鱈の白子に比べれば安価で楽しめるわよ。」
味「そうなんだね。」
醤「まずはきゅうりから。先に白子ポン酢用に薄切りを少し用意しておく。斜め
カットがいいわよ。洗ったらラップでぐるぐるくるんで、包丁の持ち手で叩く。
割る。潰す。がんがんやろう。」
味「過激だね。」
醤「器に入れたら、味噌、豆板醤、ほんの少し醤油、マヨネーズを混ぜたものを
かけて、絡める。」
味「きゅうりに味噌は美味しいよね。これは、ちょいと辛みのある味噌ソースが
お酒にいいね。」
醤「さて白子を処理するわよ。スーパーで買う時は、形がしっかり残っている
ものを買うようにする。鮮度が悪いと溶けてたりするからね。むしろ溶けた
白子は何に使うのやら。」
味「ほんとにねぇ。」
醤「白子の臭みはぬめりからって話しだった気がする。そのため、まず塩で揉んで、
流水でよく洗う。ぬめりが取れるまでしっかりと洗う。」
味「うわ、手にも付くね、ぬめり。」
醤「そう。しっかり落とすのよ。天ぷらにする場合は、キッチンペーパーで水気を
ちゃんと拭き取るけど、今回お湯を潜らせるのでそのままでいいや。」
味「あいよ。」
醤「それでお湯を潜らせます。鍋にお湯を沸かしておき、その中に放り込んで
40秒から50秒程泳がせます。その後は氷水に放り込んで、熱を取る。」
味「ほうほう。」
醤「後は水で戻したワカメを用意、器にきゅうりの薄切りを端に添え、ワカメを
乗っける。器の半分くらいかな。で、残り半分に白子を置いたら盛り付け完了。
もみじおろしは家で作るには面倒なんでパス。」
味「見た目も悪く無いね、きゅうりが入ると。」
醤「そうねぇ。後はいつもの、粉末出汁、醤油、酢を使ったポン酢をかければ
白子ポン酢の完成よ。」
味「では早速。もぐもぐ・・・ん、美味しいね。家でも全然いいじゃん。」
醤「そうよねぇ。最後は鍋ね。具は秋鮭の白子以外に、白菜、椎茸、春菊、えのき、
もやし、長ネギ等かなぁ。折角なので、秋鮭の切り身も入れるといいかもしれない。
けれど、切り身は買ってないので、鶏むね挽肉でつみれを作って入れる。」
味「つみれも美味しいよね。」
醤「鍋にはいつも通り、昆布を浸してます。この鍋、先に味付けをする。」
味「ほう。」
醤「唐辛子2本を千切って入れ、○味○ャンタンDX、醤油をそれなり、味噌も
それなりに入れる。後はやはり、旗○げね。ここに野菜を並べて入れて火に
かける。辛みが欲しい人は、唐辛子で調節か、一味を入れるといいわ。」
味「白子とつみれは?」
醤「沸騰してからで十分。白子は崩れやすいのと火が通りやすいので後でいいのよ。
つみれは沸騰してから入れないと崩れやすい。熱で表面をすぐ固めると、煮崩れ
しないのよ。」
味「なるほどねぇ。」
醤「これで、つみれに火が通ったら完成よ。」
味「で、あるんでしょ?」
醤「む、気付いておったか。お主も好きよのぅ。」
味「いやいや、そち程じゃないぞ。」
醤「今日は秋田の刈穂よ。辛口で鍋にいいわ。」
味「うーん楽しみ。食うぞぉ。」
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