晩酌のおつまみは晩酌しながら

19話 調理器具あれこれ ⇒もやし炒め

人物紹介
晩酌料理人（主）：醤子（しょうこ。まあ醤油です。）
晩酌料理人（副）：味噌美（みそみ。見ての通り味噌です）
二人とも大豆の精です。（嘘です。）
大豆の星では、豆腐の精や油揚げが飛んで、枝豆が踊っています。
（嘘ですよ。）

本日の調味料
塩
胡椒
味噌
醤油
粉末出汁（まぁ、ほ○だしとか）
○味○ャンタンDX
旗○げ

醤「（ぶしゅっ）晩酌の時間です。」
味「あっ、はやっ。（ぶしゅっ）」
醤・味『おつかれー』
醤「今日はもやし炒め、ピーマン出汁巻き、白菜の味噌汁です。」
味「もやし炒めいいね。もやしは美味い。」
醤「で、フライパンでは無くこっち使います。」
味「お、中華鍋。」
醤「火の通りがフライパンとは別物なのよねぇ。野菜の食感がちゃんと残りつつ
　火もちゃんと通るのよ。気分かもしれないけれど、同じ味付けなのに中華鍋の
　方が美味しい気がするわ。」
味「そうなんだ。」
醤「ただ、手入れが面倒なのでついフライパン使っちゃうのよねぇ。」
味「そんな面倒なの？」
醤「確か買った時は、から焼きとさび止め落としが必要なのよ。その後に多めの油と
　屑野菜を炒めて油ならし、ならし炒めをしないといけないわ。そして仕舞う時は
　油を塗ってしまっておく。」
味「うえ、面倒。」
醤「詳しい方法はぐぐれ。」
味「いや、使わないからいいや。」
醤「使った後はねぇ、洗剤無しのたわし洗い。キッチンペーパーで水を拭き取り、油を
　塗って仕舞うのよ。塗り過ぎると、横や逆さに仕舞った時に油が垂れるから注意ね。
　水を拭き取るのが面倒な時は加熱して飛ばしているわ。正しいか分からないけれど。
　スキレットと同じような感覚かしら。」
味「どっちにしろ面倒じゃない。」
醤「たまにはね、使わないと。まぁ買う時に説明書が付いているし、ネットでも簡単に
　調べられるから、手間を気にせず使いたい人はそれを見ればいいのよ。」
味「ところでこの中華鍋は取っ手付きなのね。」
醤「重くて振れないもの、取っ手付きじゃないと。買う時も取っ手が付いているの
　付いてないの選べるし、中華用のおたまもいろいろサイズ別に売ってるわよ。」
味「へぇ。そんなの売ってるの見た事ないよ。」
醤「私の場合、合羽○で買ったからねぇ。」
味「合羽○？」
醤「そう。まぁ、調理器具通りみたいなところよ。この前鰹のたたきで使った鉄串や、
　雪平鍋、真菜箸、包丁なんかも買ってるわよ。」
味「へぇ、面白そう。」
醤「わりと外国人も多いわよ。ただ問題なのは、土日はやってない店が多いって
　ところかしらね。」
味「あ、そうなんだ。」
醤「うん。さて、お味噌汁はいつも通りだけど、白菜の味噌汁は味噌を少し減らして
　醤油を入れるのも美味しいわよ。ってことで今日はそっちで。」
味「ふむふむ。」
醤「次にピーマンの出汁巻きね。溶き卵は納豆のたれを使うと楽。うちは醤油で食べる
　事が多いから余るのよね。無い場合は、旗○げと粉末出汁、醤油をちょっとだけ
　入れるといいわよ。次にピーマンだけど、薄い細切りにする。」
味「そんな細くするんだ。」
醤「火の通りが早いし、卵にも混ざりやすいからね。フライパンを通常通り熱して油を
　しいたらピーマンを炒める。1分くらいで火が通るので、卵を流して巻くだけよ。
　ピーマンの出汁巻きって美味しいのよね。ピーマンの風味が。」
味「どれどれ・・・あ、ほんとだ。」
醤「じゃぁ最後にもやし炒め。時間との闘いなので、先にたれを作っておく。
　と言っても、お湯で溶いた○味○ャンタンDXに醤油を加えた何時ものやつね。」
味「伝家の宝刀だね。」
醤「鍋も直ぐ熱くなるので、豚小間入れたら菜箸で混ぜ火を通し、次にもやしと
　ニラを入れて、塩、胡椒を加えて振りながら炒める。フライパンだと熱が落ちる
　けど、中華鍋は家庭用コンロでもそれなりに熱が伝わるので振ってOK。」
味「あ、そうなんだ。フライパンって熱落ちるのね。」
醤「うん、すぐ落ちるわよ。ニラともやしは早いので、1分から1分半くらい炒めたら
　たれを投入。絡めるように30秒程振ったら完成。早い。」
味「ほんとにあっと言う間だね。どれどれ・・・おぉ、もやしシャキシャキ。これは
　美味しい。（ぐびっ）」
醤「だよねぇ。（ぐびっ）」
味「じゃ、運ぶねー。」
醤「ふぅ、後はゆっくり飲もうっと。」