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12話 オイスターソースなんか無くたって ⇒チンジャオロース
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人物紹介
晩酌料理人(主):醤子(しょうこ。まあ醤油です。)
晩酌料理人(副):味噌美(みそみ。見ての通り味噌です)
二人とも大豆の精です。(嘘です。)
大豆の星では、豆腐の精や油揚げが飛んで、枝豆が踊っています。
(嘘ですよ。)
本日の調味料
大蒜1欠片
塩
胡椒
醤油
○味○ャンタンDX
旗○げ
醤「晩酌の時間です。」
味「あ、戻った。」
醤「お刺身が食べたい。」
味「無いよ。」
醤「知ってるわよ。言うくらいいいじゃない。人間三日に一回はお刺身を
食べないと死んでしまうのよ。」
味「死なないし。(ぶしゅっ)」
醤「ロマンが無いわね。(ぶしゅっ)」
醤・味『おつかれー』
味「生魚の何処にロマンを感じろと。」
醤「それはさておき、今日はチンジャオロースいきます。と、ツナサラダに
ワカメスープ。」
味「うちオイスターソース無いじゃん。」
醤「使い道に困るもの。」
味「いや、無くてどうするのさって話しよ。」
醤「いつもの調味料で十分美味しいからいいのよ。」
味「ほほう。言ったな。」
醤「ま、いいから鍋でスープ用のワカメを戻して。」
味「へーい。」
醤「次にサラダの準備。玉ねぎときゅうりを薄切りにします。ボウルに
入れ塩で揉んだら、水に浸けて5分くらい放置する。水分と一緒に野菜の
成分が抜けるとか知ったこっちゃない。そもそも食べられなきゃ意味がない。」
味「あ、そうよね。失敗した玉ねぎとか辛くて・・・」
醤「うん、玉ねぎの辛さは他の味をみんな負かしていく。」
味「で、今日のメインはこれですな。」
醤「そうそう、たけのこの水煮(細切り)。スーパーにだいたい100円で
並んでるやつ。計ったようにピーマンの陳列棚の横や前に置いていたり
するわよね。」
味「あるある、混ぜるだけのチンジャオロースの素とかと一緒に。」
醤「そういうのは高いから却下。水煮は中○産だからね、100円だし
ピーマンなんて100円前後でしょ。時期にもよるけど。彩でパプリカ
混ぜる人もいるでしょうけど、パプリカ自体が高いのでやっぱり却下。」
味「わがままねぇ。」
醤「何言っているの、家の料理は冷蔵庫にある食材で安くて美味しく作る
ものでしょう。高いお金払うなら、外で美味しいもの食べるわ。」
味「確かに、そうよね。」
醤「と言う事で、たけのことピーマン、肉も豚小間よ。」
味「なるほど。」
醤「さて、ワカメも戻った事だし切って鍋に入れたら火にかける。水に
浸けた野菜もよく水を切っておいて。あとたけのこの水煮もざるに開けて
軽く水洗い。」
味「ほーい。ってか多いね。」
醤「いいからやれ。その間にピーマンを細切りにしていく。ついでにスープ
用のネギも輪切りにしていく。そして大蒜をスライス。」
味「お肉は?」
醤「切る意味なし。切ってなきゃいけないもんでもないし。そもそも小間
だしねぇ。」
味「うわ、開き直ってる。」
醤「まずサラダ、水を切ったらツナ缶を開けて入れる。ドレッシングは
胡麻ドレッシングに酢と醤油を混ぜたものがっ手っ取り早いけれど、胡麻
ドレッシングが無い場合は、すりごま。も、無ければごま油で香りを付ける。
で、煎り胡麻を掛けて混ぜる。」
味「あ、程よい酸味がさっぱりする。きゅうりが入っていると、ちょっと
酢の物を思いだすよ。」
醤「それだと、ツナでもさっぱり感があっていいのよね。」
味「うん、いける。(ぐびっ)」
醤「ってか何しれっと食べてるのよ。私も。(ぐびっ)」
味「まぁまぁ。」
醤「スープはお湯が沸いたらもう、胡椒、醤油、○味○ャンタンDXで味付け
をして出来上がり。輪切りにしたネギを入れるのだけど、ここで煎り胡麻を
入れても美味しいわ。」
味「シンプル。」
醤「さ、メイン作るわよ。あらかじめ醤油と○味○ャンタンDXをお湯で溶か
しておく。多めのお湯でね。まずはフライパンに油をしいて、大蒜スライス
を入れる。香りが出たら豚小間投入。軽く火が通ったら旗○げをぶばっと掛
けて、ピーマンとたけのこを投入。3~4分炒めたら、さっき作ったたれを
入れて混ぜる。」
味「スープと味がかぶってるよ。」
醤「素材が味を変えるのよ。嫌なら食べなきゃいいじゃん。」
味「うわ、ひど。(ぐびっ)」
醤「たれの器に片栗粉を入れ水で溶いて、ある程度たれと馴染んだところに
入れてとろみをつける。ちょっと固めがいいよね。出来たら盛り付けっと。」
味「このたけのことピーマンの匂いがいいよね。」
醤「盛った先から食うな。」
味「あ、美味しい。家で食べるなら全然いいね。」
醤「でしょう。さ、運んだ運んだ。」
味「あーい。」
晩酌料理人(主):醤子(しょうこ。まあ醤油です。)
晩酌料理人(副):味噌美(みそみ。見ての通り味噌です)
二人とも大豆の精です。(嘘です。)
大豆の星では、豆腐の精や油揚げが飛んで、枝豆が踊っています。
(嘘ですよ。)
本日の調味料
大蒜1欠片
塩
胡椒
醤油
○味○ャンタンDX
旗○げ
醤「晩酌の時間です。」
味「あ、戻った。」
醤「お刺身が食べたい。」
味「無いよ。」
醤「知ってるわよ。言うくらいいいじゃない。人間三日に一回はお刺身を
食べないと死んでしまうのよ。」
味「死なないし。(ぶしゅっ)」
醤「ロマンが無いわね。(ぶしゅっ)」
醤・味『おつかれー』
味「生魚の何処にロマンを感じろと。」
醤「それはさておき、今日はチンジャオロースいきます。と、ツナサラダに
ワカメスープ。」
味「うちオイスターソース無いじゃん。」
醤「使い道に困るもの。」
味「いや、無くてどうするのさって話しよ。」
醤「いつもの調味料で十分美味しいからいいのよ。」
味「ほほう。言ったな。」
醤「ま、いいから鍋でスープ用のワカメを戻して。」
味「へーい。」
醤「次にサラダの準備。玉ねぎときゅうりを薄切りにします。ボウルに
入れ塩で揉んだら、水に浸けて5分くらい放置する。水分と一緒に野菜の
成分が抜けるとか知ったこっちゃない。そもそも食べられなきゃ意味がない。」
味「あ、そうよね。失敗した玉ねぎとか辛くて・・・」
醤「うん、玉ねぎの辛さは他の味をみんな負かしていく。」
味「で、今日のメインはこれですな。」
醤「そうそう、たけのこの水煮(細切り)。スーパーにだいたい100円で
並んでるやつ。計ったようにピーマンの陳列棚の横や前に置いていたり
するわよね。」
味「あるある、混ぜるだけのチンジャオロースの素とかと一緒に。」
醤「そういうのは高いから却下。水煮は中○産だからね、100円だし
ピーマンなんて100円前後でしょ。時期にもよるけど。彩でパプリカ
混ぜる人もいるでしょうけど、パプリカ自体が高いのでやっぱり却下。」
味「わがままねぇ。」
醤「何言っているの、家の料理は冷蔵庫にある食材で安くて美味しく作る
ものでしょう。高いお金払うなら、外で美味しいもの食べるわ。」
味「確かに、そうよね。」
醤「と言う事で、たけのことピーマン、肉も豚小間よ。」
味「なるほど。」
醤「さて、ワカメも戻った事だし切って鍋に入れたら火にかける。水に
浸けた野菜もよく水を切っておいて。あとたけのこの水煮もざるに開けて
軽く水洗い。」
味「ほーい。ってか多いね。」
醤「いいからやれ。その間にピーマンを細切りにしていく。ついでにスープ
用のネギも輪切りにしていく。そして大蒜をスライス。」
味「お肉は?」
醤「切る意味なし。切ってなきゃいけないもんでもないし。そもそも小間
だしねぇ。」
味「うわ、開き直ってる。」
醤「まずサラダ、水を切ったらツナ缶を開けて入れる。ドレッシングは
胡麻ドレッシングに酢と醤油を混ぜたものがっ手っ取り早いけれど、胡麻
ドレッシングが無い場合は、すりごま。も、無ければごま油で香りを付ける。
で、煎り胡麻を掛けて混ぜる。」
味「あ、程よい酸味がさっぱりする。きゅうりが入っていると、ちょっと
酢の物を思いだすよ。」
醤「それだと、ツナでもさっぱり感があっていいのよね。」
味「うん、いける。(ぐびっ)」
醤「ってか何しれっと食べてるのよ。私も。(ぐびっ)」
味「まぁまぁ。」
醤「スープはお湯が沸いたらもう、胡椒、醤油、○味○ャンタンDXで味付け
をして出来上がり。輪切りにしたネギを入れるのだけど、ここで煎り胡麻を
入れても美味しいわ。」
味「シンプル。」
醤「さ、メイン作るわよ。あらかじめ醤油と○味○ャンタンDXをお湯で溶か
しておく。多めのお湯でね。まずはフライパンに油をしいて、大蒜スライス
を入れる。香りが出たら豚小間投入。軽く火が通ったら旗○げをぶばっと掛
けて、ピーマンとたけのこを投入。3~4分炒めたら、さっき作ったたれを
入れて混ぜる。」
味「スープと味がかぶってるよ。」
醤「素材が味を変えるのよ。嫌なら食べなきゃいいじゃん。」
味「うわ、ひど。(ぐびっ)」
醤「たれの器に片栗粉を入れ水で溶いて、ある程度たれと馴染んだところに
入れてとろみをつける。ちょっと固めがいいよね。出来たら盛り付けっと。」
味「このたけのことピーマンの匂いがいいよね。」
醤「盛った先から食うな。」
味「あ、美味しい。家で食べるなら全然いいね。」
醤「でしょう。さ、運んだ運んだ。」
味「あーい。」
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