上 下
11 / 83

11話 せっかくなのでトマトパスタもいってみよ ⇒アラビアータ

しおりを挟む
人物紹介
晩酌料理人(主):醤子(しょうこ。まあ醤油です。)
晩酌料理人(副):味噌美(みそみ。見ての通り味噌です)
二人とも大豆の精です。(嘘です。)
大豆の星では、豆腐の精や油揚げが飛んで、枝豆が踊っています。
(嘘ですよ。)

本日の調味料
赤唐辛子2本
大蒜2欠片
オリーブオイル

胡椒
旗○げ
ローリエ1枚
○味○ャンタンDX
コンソメ

醤「私は明太パスタが好き。」
味「どしたの、唐突に。」
醤「そんなわけでトマトパスタを作ります。」
味「脈絡無いし。」
醤「パスタ繋がり。」
味「そゆ問題じゃないでしょ。」
醤「もう、我が儘ばっかりね。」
味「あーのーねー・・・聞け!」
醤「しょうがないわね、はい。(ぶしゅっ)」
味「いや、これ渡されても誤魔化されないよ。(ぶしゅっ)」
醤・味『おつかれー』
醤「では早速、明太パスタの作り方を。」
味「トマトパスタって言ったよね?」
醤「そうだけど、前座で明太パスタの作り方だけ。」
味「どんだけ好きなのよ。」
醤「シンプルに素材の味を楽しみます。明太は皮から中身を出して
 皮はつまみにします。そこに醤油とナンプラーで味付けをしておく。
 茹で上がったパスタは、フライパンで軽く炒め、火を止めたら明太を
 素早く混ぜます。お皿に盛り付けたら細切りにした海苔と大葉を乗せて
 出来上がり。
 問題は卵なのでパスタがくっついたりするけれど、かと言って油を
 多めにすると、油の味が強くなって美味しくなくなるわ。注意ね。」
味「口だけじゃなく作れよ。今すぐ食いたいわ。」
醤「トマトパスタって言ってるでしょ。」
味「ああ、もう!(ぐびっ)」
醤「ピリ辛が好きな私は、アラビアータベースにします。ベーコンが
 ある時はベーコン使いますが、鶏もも肉もかなり美味しいので
 おすすめです。」
味「もうすでに鶏もも肉が用意されているのね。」
醤「では準備から。唐辛子はれいの如く千切っておく。大蒜は微塵切り。
 玉ねぎ1個を薄切り。鶏もも肉は一口サイズ。」
味「トマトは?」
醤「トマトねぇ。湯銭して皮を剥いて、細かくカットしてとか面倒。
 あとトマトは値段が高い!なので基本はトマト缶(カット)を使うの。」
味「なるほどねぇ、確かに高いよね。」
醤「あと私はそれだったら、冷やしトマトで食べるわ。」
味「あ、わかる。」
醤「さて、早速作りますか。フライパンに多めのオリーブオイルを敷きます。
 鶏肉を入れ、片面が焼けたらフライパンを傾け油を寄せ、大蒜の微塵切り
 と唐辛子を入れる。」
味「後入れなんだ。」
醤「直ぐ焦げるからね、油に香りを付けるようにするのよ。香りが着いたら
 玉ねぎを投入。塩、胡椒をふって伝家の宝刀旗○げ、後は普通に炒めるの。
 あ、そろそろお湯沸かして。」
味「りゅーかい。焦げた匂いもいいけどね。」
醤「まぁ否定はしないけれど。で、玉ねぎに火が通ったところで一旦弱火に
 して、トマト缶投入。ここで味付けをするのだけど、悩むのよね。」
味「どの辺が?」
醤「コンソメだと、味の○コンソメのブロック2つで丁度いいのよ。ただねぇ、
 1つにして○味○ャンタンDXとのブレンドも美味しいのよね。」
味「よし、我等が○味○ャンタンDXを混ぜよう。」
醤「うむ。とりあえずトマトに混ぜて、ローリエもここで投入。後は蓋をして
 火加減を調節しながら煮込みつつ、水分を飛ばす。フライパンに焦げ付く事
 があるから、たまに混ぜてあげるのよ。火加減の調節は、パスタの茹で
 上がりに合わせて、トマトソースが焦げ付かないように。」
味「あいよ。後パスタのみね。」
醤「そ、お鍋に塩を入れて、ケトルで沸かしたお湯を入れる。パスタは
 束にして、お鍋の中心に突き立て、回しながら押していくと綺麗に
 ばらけるわよ。」
味「おお、花が開いたみたいに広がるね。」
醤「後はフライパンを見ながら茹で上がるのを待つだけね。(ぐびっ)」
味「楽しみー。(ぐびっ)」
醤「さて、茹で上がったらよく水気を切ってから、フライパンの中に
 ぶちまける。」
味「豪快ね。」
醤「いや普通だから。ソースを絡めつつちょっと馴染ませて完成。」
味「おいしそー。」
醤「盛り付けるわよ。トマト跳ねに注意しながら。」
味「早速・・・これはまた、ビールが進んでしまう。」
醤「はいはい、リビングでゆっくり食べましょう。」
味「ういー。」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

虚無への供物についてChatGPTと話してみました

尾崎諒馬
エッセイ・ノンフィクション
評論なのかもしれませんが、虚無への供物についてChatGTPとの会話の実録をUPします 太宰治に「虚構の春」という(実際の)手紙を羅列した小説があるので あくまでも実験的な小説としてUPします

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

憧れの先輩とイケナイ状況に!?

暗黒神ゼブラ
恋愛
今日私は憧れの先輩とご飯を食べに行くことになっちゃった!?

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

あっぱらぱっぱ〜バナナの独り言

バナナ男さん
エッセイ・ノンフィクション
日々のどうでもいい事を呟くだけのどうでもエピソードを書いたどうでもいい独り言です♪‎⁦( ᷇࿀ ᷆ و(و " 読んで不快を感じてしまった方は本当にすみませんm(__)m

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...