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証明編
後日談~届けぬ、後悔~
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グレアルフside
二年が経った。俺の犯した罪。それを償うために拘留されていた期間だ。
ようやく解放され、久々に訪れた実家へと戻る。
しかし……当然、俺に帰る場所など無かった。
「お前がやった事は殺人も同様なのだ。二度と、ミレニア家へ顔を見せるな!」
泣き崩れる母、突き放す父に屋敷を追い出されて、行く当てもなくただ歩くしかなかった。
貴族として生まれて、今まで何不自由なく暮らしてきた、そんな俺が野に放たれて何ができる。
澄み渡るような青空の下で、その空に似合わぬ諦念を抱きながら……崩れそうになる足をただ進める。
行く当てはないが、止まる場所もない。
頼ろうにも貴族家は俺と関わる事すら、忌避するだろう。
「なんだよ。どうすれば……いいんだよ」
ただ、無力感に包まれながら瞳を潤ませていく。
こうして、呟く言葉に返してくれる者なんていない。
……そう、思っていた。
「あら? どうしたんだい?」
明るい声が聞こえ、視線を向けるとそこには女性が居た。
歳は四十後半程だろうか、茶色の髪を後ろにまとめて屈託のない笑顔で俺へと近づく。
衣服は土にまみれて、手も薄汚れている。それでも嫌悪を抱かなかったのは、女性の笑顔に何処か見覚えがあったからかもしれない。
「なにか困っているのかい? こんな辺境の村にあんたみたいな若い子が来るなんて。迷子かね?」
冗談なのか、本気なのか分からない軽口を叩く女性に思わず本音がこぼれ落ちてしまう。
それが、目の前の女性の魅力なのかもしれない。
「行く場所がない、俺は……どうやって生きていけばいいのか、分からないんだ」
「……」
いきなりこんな事を言われて、返す言葉などあるはずもないだろう。
沈黙で答えた女性を置いて、再び歩き出そうとした時だった。その女性は俺の手を掴み、そっと農具を持たせる。
「な、なにを……」
「どうやって生きていくなんて、決まっているじゃない。生きていくために、生きるんだよ」
「は?」
「ほら、やる事がないなら。仕事でも手伝ってよ!」
「な、ちょ……」
押されるように、俺は女性に引かれて農地へと駆り出される。
そこでは今まで蔑んでいた農民たちがにこやかに俺を迎え入れてくれて、仕事の方法など丁寧に教えてくれる。
気まずさを感じながらも、土を踏みしめて汗を流す作業は……どこか心の中に固まっていた悩みを洗い流してくれるような、不思議な感覚を覚える。
「筋がいいじゃない。いい仕事ぶりだねぇ」
「い、いくら何でもお世辞だと分かるぞ」
俺なんかよりも何倍も早く作業をする女性に言葉を返す。この農地にいる者は老若男女問わず、俺などよりも力強く、元気であった。
蔑んでいたはずの彼らだったのに、目の前で見せてくれる屈託のない笑顔と、裏表のない言葉は俺にはとても新鮮に思えた。
「はい、仕事は終わり。これ、給金だよ」
「え……べ、別に俺はいらな……」
「何言ってるの。これが生きていくために必要な事。覚えておきなよ」
額に汗を流し、服は泥まみれになりながら渡されたお金。
貴族だった俺にしてみれば、あまりにも少額だったのに、今まで持ったどんな貨幣よりも重く感じた。
(俺は……こんな事も知らずに、馬鹿にしていたのか)
抱いた気持ち。今までの行動、言動がどれだけ浅はかであったのか身に染みて分かった。彼らの働きぶりは俺が一朝一夕で真似できる事でなく、その気力は今まで見たどんな貴族よりも力強い。
そして、貴族や平民だとか……関係なく。見ず知らずの俺を、優しく迎え入れてくれた心の広さに自分の狭量を思い知らされる。
「あんた、いい仕事ぶりだから。しばらくここで働くかい?」
「え……それは……」
俺を迎えてくれた女性の言葉に、心が揺らぐ。
「うちの娘もあんたと同じ歳ぐらいでね。今は学園を変える? ために頑張っているんだよ」
「っ……そ、その娘さんの名前を、聞いてもいいか?」
「? リディアっていうけど。知っているかい」
偶然なのか、必然であったのか。期せずして出会ってしまったあいつの母親。
屈託なく、明るい笑みを向ける女性の優しさが……今はただ眩しく、謝意が芽生える。
「あの子、今も頑張っていてね。次にまた帰ってきてくれるのが楽しみなんだ」
女性の言葉に、気付いてしまう。
平民、貴族なんて関係なく……それぞれが持つ家庭の幸せに差異なんてない。
なのに、俺はその幸せを壊すような行為をしていたのだ。
平民だと理由を付け、下劣な行為に言い訳をして……責任からも、罪からも逃げていた。
それがどれだけ醜い行為だったのか、今になって分かるのは……きっと遅すぎるのだろう。
「行く当てもないなら、ここで世話になるかい?」
再度、聞かれた言葉に……もう迷う事なんてなかった。
「いえ、俺はここに居る訳にはいきません。お世話になりました。今日の経験は……俺の宝です」
俺には……後悔しかない。リディア……君にはどれだけの謝罪をしても、きっと償えないだろう。
きっと君は俺の後悔なんて、聞きたくもないはずだ。
だから、俺の後悔など絶対に届けない。
ただ、二度と関わる事もなく……君の人生から消えていくことが、俺の出来るせめてもの贖罪だと信じたい。
「ありがとう……ございました……」
下げた頭は、今日一日俺を見てくれた農民の方々、リディアの母への感謝だ。
今まで生きてきて、初めて抱いた、純粋な感謝だった。
「また困ったら、いつでもおいでね」
「……はい!」
送ってくれた言葉に笑顔で答える。
単純だけど、俺を優しく迎えてくれた彼らのために……生きていきたいと思う、今は何もない、だけど……立ち止まっているよりも、小さな一歩を踏み出すだけでも違うのかもしれないと信じる。
落ち込んでいた心は……ようやく、生き方を見つけて上を向き始められそうだ。
すまなかった、リディア。
二度と届かぬ謝罪と後悔。
この気持ちを忘れぬと心に誓い。生きていくよ。
二年が経った。俺の犯した罪。それを償うために拘留されていた期間だ。
ようやく解放され、久々に訪れた実家へと戻る。
しかし……当然、俺に帰る場所など無かった。
「お前がやった事は殺人も同様なのだ。二度と、ミレニア家へ顔を見せるな!」
泣き崩れる母、突き放す父に屋敷を追い出されて、行く当てもなくただ歩くしかなかった。
貴族として生まれて、今まで何不自由なく暮らしてきた、そんな俺が野に放たれて何ができる。
澄み渡るような青空の下で、その空に似合わぬ諦念を抱きながら……崩れそうになる足をただ進める。
行く当てはないが、止まる場所もない。
頼ろうにも貴族家は俺と関わる事すら、忌避するだろう。
「なんだよ。どうすれば……いいんだよ」
ただ、無力感に包まれながら瞳を潤ませていく。
こうして、呟く言葉に返してくれる者なんていない。
……そう、思っていた。
「あら? どうしたんだい?」
明るい声が聞こえ、視線を向けるとそこには女性が居た。
歳は四十後半程だろうか、茶色の髪を後ろにまとめて屈託のない笑顔で俺へと近づく。
衣服は土にまみれて、手も薄汚れている。それでも嫌悪を抱かなかったのは、女性の笑顔に何処か見覚えがあったからかもしれない。
「なにか困っているのかい? こんな辺境の村にあんたみたいな若い子が来るなんて。迷子かね?」
冗談なのか、本気なのか分からない軽口を叩く女性に思わず本音がこぼれ落ちてしまう。
それが、目の前の女性の魅力なのかもしれない。
「行く場所がない、俺は……どうやって生きていけばいいのか、分からないんだ」
「……」
いきなりこんな事を言われて、返す言葉などあるはずもないだろう。
沈黙で答えた女性を置いて、再び歩き出そうとした時だった。その女性は俺の手を掴み、そっと農具を持たせる。
「な、なにを……」
「どうやって生きていくなんて、決まっているじゃない。生きていくために、生きるんだよ」
「は?」
「ほら、やる事がないなら。仕事でも手伝ってよ!」
「な、ちょ……」
押されるように、俺は女性に引かれて農地へと駆り出される。
そこでは今まで蔑んでいた農民たちがにこやかに俺を迎え入れてくれて、仕事の方法など丁寧に教えてくれる。
気まずさを感じながらも、土を踏みしめて汗を流す作業は……どこか心の中に固まっていた悩みを洗い流してくれるような、不思議な感覚を覚える。
「筋がいいじゃない。いい仕事ぶりだねぇ」
「い、いくら何でもお世辞だと分かるぞ」
俺なんかよりも何倍も早く作業をする女性に言葉を返す。この農地にいる者は老若男女問わず、俺などよりも力強く、元気であった。
蔑んでいたはずの彼らだったのに、目の前で見せてくれる屈託のない笑顔と、裏表のない言葉は俺にはとても新鮮に思えた。
「はい、仕事は終わり。これ、給金だよ」
「え……べ、別に俺はいらな……」
「何言ってるの。これが生きていくために必要な事。覚えておきなよ」
額に汗を流し、服は泥まみれになりながら渡されたお金。
貴族だった俺にしてみれば、あまりにも少額だったのに、今まで持ったどんな貨幣よりも重く感じた。
(俺は……こんな事も知らずに、馬鹿にしていたのか)
抱いた気持ち。今までの行動、言動がどれだけ浅はかであったのか身に染みて分かった。彼らの働きぶりは俺が一朝一夕で真似できる事でなく、その気力は今まで見たどんな貴族よりも力強い。
そして、貴族や平民だとか……関係なく。見ず知らずの俺を、優しく迎え入れてくれた心の広さに自分の狭量を思い知らされる。
「あんた、いい仕事ぶりだから。しばらくここで働くかい?」
「え……それは……」
俺を迎えてくれた女性の言葉に、心が揺らぐ。
「うちの娘もあんたと同じ歳ぐらいでね。今は学園を変える? ために頑張っているんだよ」
「っ……そ、その娘さんの名前を、聞いてもいいか?」
「? リディアっていうけど。知っているかい」
偶然なのか、必然であったのか。期せずして出会ってしまったあいつの母親。
屈託なく、明るい笑みを向ける女性の優しさが……今はただ眩しく、謝意が芽生える。
「あの子、今も頑張っていてね。次にまた帰ってきてくれるのが楽しみなんだ」
女性の言葉に、気付いてしまう。
平民、貴族なんて関係なく……それぞれが持つ家庭の幸せに差異なんてない。
なのに、俺はその幸せを壊すような行為をしていたのだ。
平民だと理由を付け、下劣な行為に言い訳をして……責任からも、罪からも逃げていた。
それがどれだけ醜い行為だったのか、今になって分かるのは……きっと遅すぎるのだろう。
「行く当てもないなら、ここで世話になるかい?」
再度、聞かれた言葉に……もう迷う事なんてなかった。
「いえ、俺はここに居る訳にはいきません。お世話になりました。今日の経験は……俺の宝です」
俺には……後悔しかない。リディア……君にはどれだけの謝罪をしても、きっと償えないだろう。
きっと君は俺の後悔なんて、聞きたくもないはずだ。
だから、俺の後悔など絶対に届けない。
ただ、二度と関わる事もなく……君の人生から消えていくことが、俺の出来るせめてもの贖罪だと信じたい。
「ありがとう……ございました……」
下げた頭は、今日一日俺を見てくれた農民の方々、リディアの母への感謝だ。
今まで生きてきて、初めて抱いた、純粋な感謝だった。
「また困ったら、いつでもおいでね」
「……はい!」
送ってくれた言葉に笑顔で答える。
単純だけど、俺を優しく迎えてくれた彼らのために……生きていきたいと思う、今は何もない、だけど……立ち止まっているよりも、小さな一歩を踏み出すだけでも違うのかもしれないと信じる。
落ち込んでいた心は……ようやく、生き方を見つけて上を向き始められそうだ。
すまなかった、リディア。
二度と届かぬ謝罪と後悔。
この気持ちを忘れぬと心に誓い。生きていくよ。
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ご感想ありがとうございます🌸
最後まで読んでくださり、嬉しいです。
グレアルフリディアの母親と出会ったことで、変わるキッカケが貰えたかもしれませんね。許されない人生を歩むかもしれませんが、前を向けただけ、良かったのかもしれません。
(*˘︶˘*).。.:*♡
これからも、リディア達も含めて幸多き人生を歩むはずです。😊
ありがとうございました!
るびさん、今回も読んで頂きありがとうございます。(*˘︶˘*).。.:*♡
こちらこそ、いつもご感想頂いて励みになっております
お仕事が上手くいかない時ってありますよね💦
私も失敗して不安になる事が多いタイプですが、るびさんのご感想にお元気を頂いております。🌼.*
私の作品も、るびさんの元気になれたならとても嬉しいです!!書いて良かった。
お互いに、明日も頑張りましょう٩(ˊᗜˋ*)و♪
これからも、書きたい作品を書き続けていきます!!
次回作は今も書き溜めておりますので、また投稿した際に、読んで頂けると嬉しいです。💐
今作も、ありがとうございました。
*⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝*
夢梨様、こちらも最後まで読んでくださり、ありがとうございます。(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎
泥臭く見えても、リディアのお母様達が逞しく生きる姿にグレアルフも生き方を見つけることが出来ました💕︎
彼の今後の成長に関しては、読者様のご想像にお任せするようにいたしました。
(*˘︶˘*).。.:*♡
一輪の泥中の蓮の花。
美しい表現でリディア達を表してくれて、嬉しいです。
これからも、困難の中でも逞しく、咲いていくリディア達はまさに蓮の花ですね。💐*·̩͙𓈒𓂂𓏸
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!🌼.*