冷遇された私が皇后になれたわけに引き続き、この作品に出会えました！！
なか先生の文章力にとにかく引きつけられました！途中からの主人公の我慢を止めた行動にいいぞ！！もっとやれ！！うっひょーーと応援しながら読んでいました。

普通に凄すぎます✨読んでいてハラハラしたりめっちゃ緊張したりしてこれが読書の醍醐味だなと実感できました❤❤

先代王妃を始め王家には碌でもない人ばかりだったけれどレオンが最後変わろうとしていて、前を向こうとしている姿に人の成長を感じましたww
それでも、過去にした行いは消えないので主人公とは絶対元サヤにならないでほしかったので最後は安心しました。

アンネッテには本当に来世で幸せになってほしいです...！！裏切り者めっとか途中思ってごめんなさい。めっちゃいい人でした。裏切り、絶望に溢れた主人公を変わらず愛し続け守ろうとしてくれたアンネッテを本当に尊敬します。自分もこうありたい！！！

悪役の方達は自己保身ばかりの醜い人たちばかりでしたね。
地位と自分の思い（願い）の両方を叶えようとして結局どちらも叶えられず。愚か極まりないですね。
世の中こういう自分のことしか考えていない人間の方が多いよな......と悲観的に読んでしまいました。
最後に濁さずきちんと処罰されて良かったです。

最近のざまぁ系はただただやり返せばいいという感じの作品が多くて、何でそこまで我慢した！？やり返せよぉぉぉ～と思うところが多々あります。
しかしながらそういう引っかかる点が無く、読んでいて本当に楽しく綺麗な文章を書けるなか先生には脱帽します！！！ざまぁ系ってやっぱいいですよね！！

いろんなことを書いてしまってバラバラになって申し訳無いです....
本当に考えさせられ、沢山のことが学べる作品でした。
感動してもう涙ボロボロです。素晴らしい作品を本当にありがとうございます！！

お体に気をつけてこれからも頑張って下さい！応援してます(^_^)ゞ

なか さま

朝から(雑事を挟みつつ)一気に全話を読み終えました。

情報を確認すれば昨年の作品。
今になって目にし、読んだきっかけは｢私が貴方の元を去ったわけ｣です。
きれいに纏まっていて文章もとても読みやすく文体も好感が持てる。
ああ、この読了の満足感をお伝えしたい、この作品はこの作者の傑作であろう。
そう書くのは簡単ですが、他の作品がこれ以上であるかも知れないと作者情報を
確認しました。｢あれ?何作か読んだことがある…。ナーちゃん(ルウ)の?｣

失礼ながら他の何作かも楽しんだけれど…。
やはり｢私が貴方の～｣が暫定最高作品なのだろうか、でも念のため、と選んだのが
この作品でした。

面白い。続きが気になって仕方がない。途中で読むことをやめられない。
文章文体構成言葉選び。上手い。時々文字抜けなどがあってもそれすら気にならない。
とにかく先が知りたい。予想のつかない展開。感情移入して読めば心底心配になる
レオンの態度。生き直すというお伽噺めいた設定であるのに、綴られる文章がそれを
感じさせない。登場人物達の心の機微、想いの揺らぎ、心境の変化の描き方が特に
秀逸です。10話辺りから｢この作品は違う｣｢傑作｣と感じながら読み進めました。

心にひっかかる言葉も所々にありました。ムトが言った｢生きる以外の欲を抱くのはお前ら
人間ぐらいだ｣の言葉。生物の存在の大元である生存本能をおざなりに考え、２つ目３つ目に
欲をかく。愚かな人間に向けられた悪魔の蔑みの目。
どんな経験をし、どんな知識をもっていればこの台詞が書けるのか。議会での学者とレオン
のやり取りにも、なかさまが知見深い方であることが見て取れます。その土台があるからこそ、
作品に厚みが出てお伽噺然とさせていないのでしょう。
最も、そんな理由を挙げずとも手放しで面白かった！
キャラクター付けには容姿や性格、その立場などの手法があるのでしょうが、その人物が語る
こと、行動することが何より明確にその人物を生かすということを再認識した作品でした。

ラストにレオンと結ばれなかったのが納得はしても、何となく寂しく感じたかな。
あれだけの仕打ちをしていたのだから仕方ないですが。
始めはレオン視点だったので彼寄りになっていたのでしょうね。
なかさまの未読の作品、これから改めて読みます。
執筆頑張ってください。

このお話 読んだの ３回目(笑)
わかっているのに ドキドキハラハラしてしまう。
面白いですね‼️("⌒∇⌒")