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三章

86話

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カーティアside


「……」

 爽やかな風が頬を撫でる中、私はいつものように本を読んで時間を過ごしていた。

 目が疲れてきたので本を閉じて、下を見つめれば。
 そこには背にコッコちゃんを乗せて、ノワールが寝ていた。

「おはよう。コッコちゃん……ノワール」

「コケ!」
「ワッフ」

 私の言葉が合図だったように、コッコちゃん達が起き上がって動く。
 すると、彼らの後ろに黄色や黒色のモフモフが山のように積もっていた。

「皆も、おきてー!」

 言葉を告げれば、モフモフの山が動き出していく。
 
「ピピ!」「ピッピ」
「ワン」「クン」と鳴き声が聞こえて、モフモフが分かれていく。

 いまやコッコちゃん……そしてノワールにも家族がおり、彼らの子供達が山のように積もって寝ていたのだ。
 そして、そのモフモフに囲まれていたのは……

「起きて、……」

「う……」

 寝ぼけまなこで目を覚ますお寝坊さんは、二歳となったイヴァ……私とシルウィオの三人目の子供だ。

 彼に似た銀色の髪に、私と同じ黒色の瞳。
 可愛らしい姿はリルレットやテア達と変わらない。

「おはよう、イヴァ」

「おあよーおかたま」

 まぶたを撫でるイヴァは、あくびをしながら頷いた。
 リルレット達は元気な子達だったけど、イヴァは対照的に大人しい子だ。
 シルウィオに似て無口で……あまり感情を表に出さない。
 
 けど……

「おかたま……ぎゅうちて」

「ふふ、はい。だっこするよ~」

「う~」

 家族に甘えん坊なのは、どの子も変わらないなと笑みがこぼれる。
 イヴァを抱っこしてあやしていると、なにやら元気な足音が聞こえて来た。

「お母様!」

 駆けてきたのはテアだった。
 額に爽やかな汗を流して、木剣を手に走って来る。

「テア、剣の稽古は終わったの?」

「うん! イヴァも起きてたんだね」

「にーいぃ」

「おはよう、イヴァ!」

 六歳となったテアはもうすっかりお兄ちゃんだ。
 顔つきが男の子らしくなってきただけでなく、グレイン達と剣の稽古を共にできる程に力もあり。
 今では六歳にして帝国騎士に並ぶ剣技があるというのだから驚きだ。

 リルレットは魔法に長けていたけれど、まさかテアは剣に長けていたなんて。

「お母様! 僕ね、今日はグレインが褒めてくれたよ。また剣筋が良くなったって!」

「すごいね!! テア」

「お母様、ほめて!」

 屈託のない笑顔で、私の手をとって頭に乗せる姿が可愛い。
 私よりも強くなったけれど、まだまだ甘えん坊なのは変わらない。
 その事が愛しくなってテアを撫でれば、少し恥ずかしそうに辺りを見渡していた。

「どうしたの?」

「見つからないようにしてるの。お、お父様や、グレイン達に見られたら恥ずかしいから」

「ふふ、みんな何も思わないよ。それに……シルウィオだって、よく撫でてって言ってくるからね」

「テア知ってるよ、お父様は隠してるつもりなんだよね」

「そうそう、良く知ってるわねテア」

 そんなやり取りを交わしていれば、新たな足音が聞こえてくる。
 テアがさっと私から離れれば、足音の主が私達へと跪いた。

 その者は鎧に身を包み、その瞳を真っ直ぐに見つめてきた。

「カーティア皇后、テア皇子……本日の護衛へと参りました」

「ありがとう、ギルク」

「コケェー!」

「コッコさん!! おはようございます!」

 私達に挨拶をして、鳴いているコッコちゃんにビシリと敬礼したのはギルクだ。
 彼はかつて、私がグラナート王妃時代に護衛だった人。
 いざこざがあったものの、彼は帝国騎士として民を守るために奮闘した結果。
 多くの民達からの信頼を勝ち取り、栄誉騎士の称号を貰ったのだ。

 そして一年前から、グレインと共に庭園の護衛騎士の任へ就いてくれていた。
 とはいえ、グレインと違って隔週での勤務だ。
 その理由は……

「先週も、民のために働いてくれていたのですね。ギルク」

「はい! 俺がここで働けてカーティア皇后へ償いをできるのも。彼らのおかげですから」 

 彼は自分を支持してくれている民達のため、隔週で警備として国を回っている。
 本当に……人が変わったように頼もしい人になってくれた。

「あ……今の俺、良い事言ってましたよね。陛下に言っておいてくれませんか!? 俺もグレイン様みたいに認められたくて」

「……自分で言いなさい」
 
 誰に頼んでいるのだ、と釘を刺すように呟けば彼は反省したように直立した。

「ひ……は、はい! すみません!」
 
 まぁ、根っこの部分は変わらずお調子者だ。
 でも……欲が深くて人間らしいところは、少し好ましくも思える。
 そんなギルクへ、テアはいつも通りに笑いかけた。
 
「ギルク! 今日からまた護衛なんだよね! 手合せしよ!」

「はい、テア皇子。まだまだ負けませんよ」

 テアもギルクにはよく懐いていた。
 過去に負った腕の傷を治して最近再び剣を握っていたので、剣の実力が拮抗しているのも理由だろう。

 とはいえ、ギルクは体術で名誉騎士にまで上り詰めたのだ。
 剣だけが彼の実力ではないだろう。
 
「おかたま~おなかぺこぺこ」

「イヴァ、お腹空いたの? そろそろ昼食の時間か。そろそろ食卓へ行こうね」

「お母様! 僕はギルクと一度手合せしてから行くね!」

「カーティア皇后、テア皇子はお任せください」

「ありがとう、テアもほどほどにね」

 テアはギルクと剣の持ち方や、体術のコツなどを教えてもらって楽しそうにしている。
 邪魔をしても申し訳ないので、言われた通りにイヴァと先に食卓へ向かう。
 少し歩いた頃、背後から声がかかった。

「カーティア様、お付きします」

「グレイン……護衛ありがとうね」

「いえ、それが俺の任ですから」

 突然、グレインが姿を現した。
 恐らく、テアに見つからぬように身を隠していたのだろう……その理由は予想ができる。

「テアの相手、いつもありがとうね」

「いえ。しかし、六歳と思えぬ体力と伸びしろですよ。俺が三十過ぎた事もありますが……恥ずかしながら体力は負けてますね。なので手合せはギルクに任せて隠れておりました」

「ふふ、知ってますよ」

 グレインと私は共に笑った。
 テアの体力は凄いようで、彼が隠れるほどのようだ。
 
「とはいえ、あの子もグレインが特に好きみたいで。これからもよろしくね」

「えぇ! 俺がテア様に剣を教えられるなど……身に余る光栄ですよ、指南役だけは誰にも譲りません!」
  
 グレインとやり取りを交わしつつ、城内を歩いていけば。
 再び元気に駆け寄る影が、私とイヴァを抱きしめた。

「お母様! イヴァ! お昼ご飯だよね? リルも一緒に食べる~」

「リル、お勉強は終わったの?」

「うん! だよね? じぃじ!」

 娘のリルレットが後ろを振り返れば、ジェラルド様が笑いながら頷いていた。

「リルレット様は十歳にして、高等部の履修が終わりましたよ。私に教えられる事も残り少ないですね」

「え~リル。じぃじにもっと教えてもらいたいよ!」

「いえいえ、リルレット様は魔法学も大変優秀なのですから。そろそろ学園に通った方が良いですよ」

「学園かぁ……」

 十歳となったリルレットは、かなり頭が良くて帝国内の学園から大量の推薦状が届いている。
 そのうち……この子も学園で友達を作る頃かな、と。リルレットの頭を撫でた。

「そうだ、お母様も腕辛いでしょ? リルにイヴァを抱っこさせて」

「辛くないよ。貴方達が小さい頃もずっと抱っこしてたから大丈夫」

「リルが抱っこしたいの!」

「……じゃあ、イヴァをよろしくできる?」

「うん! 一番のお姉様だから任せてよ!」

 リルはイヴァを抱っこしてくれた。
 十歳となった娘は私に甘えるだけでなく心配までしてくれて、感謝する日も多くなってきた。
 成長と共に、手を離れていくような寂しさも感じるのは、親の宿命だろう。

「イヴァ~ お姉様だよ~」

「ねーね。ぎゅうして」

「うん! ぎゅ~」

 だけど、微笑ましい二人に寂しさも消し飛ぶ。
 二人を見つめていればテアが駆けてきて、リルレットの肩を軽く叩いて笑った。

「お姉様! 今日もテアに牛乳ちょうだいね!」

「あ! 今日はだめだよ! テアー!」

 食卓へ駆けていった姉弟同士の子供らしい牛乳争奪戦を見ながら食卓へと向かえば。
 シルウィオが駆けて行った子供達をまとめて抱き上げていた。

「お父様! リル! お勉強終わったの!」
「聞いて、テア今日ね、褒められてね」
「おとたま~ぎゅう~」

「リル、テア、イヴァ……一人ずつじっくり聞くから、落ち着け」

 三人にまとめて甘えられるシルウィオの姿に、私とジェラルド様達は顔を見合わせて笑ってしまう。
 シルウィオも嬉しそうに、子供達一人一人を褒めて撫でて……そして甘えられていた。

 彼はリルレットからイヴァ抱き上げ、食卓へと座る。
 
「昼を用意してもらった。みんなも座れ」
 
「「うん!」」

「いただこうか、シルウィオ」

「あぁ、カティ」

 私が食卓に歩いていけば、彼は隣の椅子を引く。
 隣に座って欲しい時の合図だ。
 その仕草に微笑みつつ座れば、彼はギュッと手を握ってくる。

「……カティ」

「どうしたの? シルウィオ」

「いつも、ありがとう」

「ふふ、私こそ。さぁ、食べよ」

「あぁ」

 いつも通りの食卓。
 賑やかな中で食べる食事は美味しくて、幸せを噛み締める。



 すでに私が二十二歳に戻り二回目の人生を過ごし始めてから十年以上の時が経った。
 シュルク殿下から聞いていた前回と違い、今はどの国も戦争などしていない。

 世界が崩壊するような心配は……もう消えたのだ。
 だから、大切な人達とこれから憂いなく幸せに過ごせていけるはずだ。
 



   ◇◇◇



 その日の夜。
 子供達が寝静まった後に、彼と私は二人きりの時間を過ごす。

 暫しの間、熱のある時間を過ごした後。
 二人で身を寄せ合いながら、共に夜闇の星空を見つめた。

「私ね……今日、改めて帝国に来て良かったって思えたよ」

「……」

「幸せだなって」

「カティのおかげだ。全て」

「ふふ、違うよ。みんなのおかげ、みんなで一緒に作った幸せだよ」

「あぁ……そうだな」

「ね……また時間があれば、皆で旅行に行きたいの」

「旅行に?」

 シルウィオの返答に頷く。

「リルレットとはグラナートに行ったけれど。テアやイヴァにも帝国以外を見せてあげたいの。もちろん……シルウィオの時間が出来たらでいいよ。私もお仕事手伝うから」

「カティは自由に過ごしてほしい、時間は直ぐに作る。俺もカティ達と一緒に行きたい」

 相変わらず、私のやりたい事や。
 私達のためになる事ならなんでもしてくれるシルウィオに笑ってしまう。
 惚ける程に甘えさせてくれるのだから。

 もう……本当に。

「大好き、シルウィオ」

「俺の方が好きだ」

「張り合わないで。時間ができたら、旅行に行こうね」

「あぁ」

 指きりを交わしながら、私達は再び手を取り合って夜空を眺めた。






 口約束で交わした、家族旅行。
 それは、とある理由で意外にも早くに実現する事になる。

 シルウィオや家族と、帝国の皆で向かう各国への旅行。
 まさかこの時は……世直しという名目で回るなど予想もしていなかった。
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