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繰り返していたのは……① ルークside
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なぜ……こんな事になった。
僕は執務室の椅子に座りながら、一呼吸置いて……自らの過去を思い出す。
「思えば……亡き父に大事にしろと言われたのが、ヴィオラだったな」
ヴィオラは公爵家令嬢として、王家に嫁ぐに相応しい素養を持った女性だった。
そんな彼女を前王……父は大事にせよと、僕には幾度も教えてきた。
当然、それに従って僕は彼女を愛していたはずだ。
それに、いつも隣に居て笑ってくれる姿を好いていた。
「心境が変わったのは……リアと出会った頃か」
リアと会ってから、僕自身も自覚する程に心境は変わった。
彼女の隣はヴィオラとは違う居心地の良さだった。
完璧な女性の隣は息が張り詰め、ミスが許されない。
まるで感謝を強要されているような、圧倒的な支えに嫌気すらした。
しかし、リアの隣だけは僕に負担がなくて……自然体でいられた、心地よかったんだ。
「だから、ヴィオラが罪を犯して廃妃できて、都合がいいと思ったのに」
純粋に、これでヴィオラを廃妃にできると喜びが勝った。
これでリアを隣に置けると……
「でも……彼女は最後まで、僕に苦悶の表情すら見せないのか」
ヴィオラの廃妃に伴って、初めて彼女が悲しむ姿が見れると思った。
それでリアを害した溜飲が下がると思ったのに。
なのに……彼女はまるで気にせず去っていった。
僕のことなど、もう興味もないように。
「加えて、賠償金も全て免除するように仕組むなんて。どういう事なんだ」
廃妃の際にこちらが受け取る賠償金。
それもヴィオラは回避していった。
どれだけ想定していた、未来でも知らなければそんな事が出来るはずがないのに。
「廃妃の情報が漏れていたのか? いや……それよりも危惧すべきはあの力だ」
僕がなにより危険だと思ったのは、ヴィオラが最後に見せた力だ。
リアにも勝る、まさに聖女として完璧な力。
「いったいどこで、あのような力を」
分からない事ばかりだが、あの力は絶対に他の貴族に知られてはならない。
素養ある王妃を逃したとなれば、責任問題だ。
しかし、だからといって僕に講じる手段は思いつかない。
なにせ、廃妃を決めてからたった一日で、この王家は崩壊気味だ。
大臣は書類焼失し、リアの元にいた優秀な護衛騎士のケインズの失態など酷いものだ。
「せめて……奴の賠償金があれば、リアと安定に過ごす夢を叶える事ができたはずなのに」
僕はリアを心から、本当に愛している。
それ以外……考えられない程に。
かつて自らの命を救ってくれた女神に、敬愛にも近い感情があった。
だから僕はリアとの日々のため……ある決断をするしかない。
「ここでヴィオラの罪を終わらせてはならない。王家の威厳を失ってはならない」
そんな思考が溢れて、僕はある人物を執務室に呼び出した。
それは、書類を焼失した大臣だ。
「な、なんの御用でしょうか。ルーク陛下」
「大臣……貴方には頼みがある。それを叶えれば、契約書焼失の件は不問とする」
「た、頼みとは?」
いきなり呼び出された大臣は、僕の言葉に顔を上げる。
自らの責を罷免してもらえるなら、都合が良いのだろう。
「長く王家に仕えた大臣として、私はルーク陛下の頼みであれば何事も叶えます。なんなりと」
「では、焼失した契約書を偽装して再度作製しろ」
「え?」
大臣はその言葉を信じられなさそうだ。
当然か、王家の盟約にて作製した書類……それを相手に同意もなく偽装作製など、公になれば王家の信用は失墜するのだから。
「へ、陛下……ご再考を願います。それはあまりにも」
「大臣、これこそが王家の威厳を保つ最後の策だ」
「っ!」
「ヴィオラは王家を踏みにじった。このまま制裁も与えず、奴が無罪でも訴えれば……我ら王家の求心力が弱まる」
「……」
「ならば契約書通りに然るべき罪をヴィオラに与えて、失墜させねばならない」
「陛下……」
大臣は顔を上げ、僕を見つめる。
その瞳には、もはや覚悟が決まっているように見えた。
「頼めるか。大臣」
「はっ! 前王より仕えしこの私が、責任をもっ––」
「大臣、ここにおられましたか」
話が決まったと思った瞬間、大臣の声を遮って数人の騎士が執務室に駆け込む。
そして彼らは、あろうことか大臣の腕を掴み……手錠をかけた。
「な! なにを!?」
「国費の横領と、貴族への賄賂罪にて貴方を重要国家犯として連行させてもらう」
「え……は?」
「先日、我らの元へある帳簿が送られてきた。これを見れば分かるな?」
帳簿という単語に、大臣の顔が青ざめていく。
「そんな……こんな時に写しを? ここまで、読んでいるのか。あの女は……」
「大臣、どうした。なにをしたというのだ」
騎士が持つ帳簿は、大臣の不正を暴く物らしく。
それを騎士団に送付したのは、嫌でも想像できる……ヴィオラに違いない。
まるで、こうなる事を阻止するかのように。
「あ……あぁあぁ。陛下、全て、全て見透かされております。私達は、なんという傑物を相手に……」
「お、落ち着け! 大臣……これも、ヴィオラに予測されていたとでもいうのか!」
「分かりません! 分かりません、あぁ、どうかお助けを……」
取り乱した大臣を騎士達は連行していく、僕には恐怖が走った。
こちらの考えを見透かし、先読みして対策なんて出来るはずがない。
でも、ヴィオラは平然とそれを行っている……恐ろしくて足がすくむ。
「ルーク陛下、よろしいでしょうか」
ふと大臣の連行を終えて……騎士団長が立っているのに気付く。
彼は僕へと声をかけた。
「なんだ……」
「私の息子であり、王家の宮廷魔法士のハースも離宮しました。情報ではヴィオラ様に同行していると」
「な、ハ、ハースが引き抜かれたというのか!?」
「現在の王家の損失は計上できぬ程です。全てはヴィオラ様の断罪から始まっております」
騎士団長の言葉に、僕は言い返せない。
その通り……ヴィオラを廃妃した選択の後に、こんな事になっているのだから。
「やはり私は、再調査すべきと提言いたします。ヴィオラ様が愚行を犯すとは考えられません」
「ふ、ふざけるな! 奴が無罪である可能性を調査などすれば、廃妃を実行した王家の威厳は潰れてしまう」
「まだ、面子を大事になさるおつもりで? 陛下はもっと賢明な判断をされる方だと思っておりましたが」
「黙れ! 出て行ってくれ……僕は、今後のことを考える」
「陛下……変わられましたね。昔の貴方はヴィオラ様に相応しい方だったのに」
どこか諦めたような息を吐いて、騎士団長は執務室を出る。
失礼な言動を諌める事も今の僕には出来ない。
なにせ、焦りと不安のみが胸を満たしているのだから。
「どうすれば……このままでは、王家の損失が大きい」
なにか、なにか手はないか。
この状況を覆すような手段が……
そんな願いと共に、僕は自らの執務机を当てもなく漁る。
すると……
ふと、机の棚に見知らぬ古ぼけた紙があるのを気付いた。
「なんだ、これ……」
その紙に触れた途端、ふわりと光が溢れた。
「これは……魔力が込められているのか? なぜこのような紙が、こんな所に……」
魔力に込められた魔力は……それこそ膨大に見えた。
まるで、宮廷魔法士のハースの力のようだ。
彼の物かと思いながら、光が薄れていった紙を見て目を見開く。
なんと、魔力が込められた文字が浮かんでいるのだ。
ーーーー
五十三回目。
ようやく気付いた……なぜ、こんなにも思考がーーーのか。
記憶のーーはーーと会った時からだ。
この時間逆行の理由はーーーーーーーー
なら、止めるには一つだけ。
魔力を込めて残すには、回数を重ねるしかない。
これを見たなら、大臣の執務室……書棚の下を見ろ。
必ずだルーク、同じ轍を踏まぬためーーー
ーーーー
「手紙なの……か?」
ところどころが欠けている、意味不明な文言。
だが、最後だけは明確に僕に向けた指示に……疑問だけが溢れた。
「なにだ……これは」
答えは見つからない。
だが、書かれた指示に従った先になにがあるのか……調べねばならぬ気がした。
僕は執務室の椅子に座りながら、一呼吸置いて……自らの過去を思い出す。
「思えば……亡き父に大事にしろと言われたのが、ヴィオラだったな」
ヴィオラは公爵家令嬢として、王家に嫁ぐに相応しい素養を持った女性だった。
そんな彼女を前王……父は大事にせよと、僕には幾度も教えてきた。
当然、それに従って僕は彼女を愛していたはずだ。
それに、いつも隣に居て笑ってくれる姿を好いていた。
「心境が変わったのは……リアと出会った頃か」
リアと会ってから、僕自身も自覚する程に心境は変わった。
彼女の隣はヴィオラとは違う居心地の良さだった。
完璧な女性の隣は息が張り詰め、ミスが許されない。
まるで感謝を強要されているような、圧倒的な支えに嫌気すらした。
しかし、リアの隣だけは僕に負担がなくて……自然体でいられた、心地よかったんだ。
「だから、ヴィオラが罪を犯して廃妃できて、都合がいいと思ったのに」
純粋に、これでヴィオラを廃妃にできると喜びが勝った。
これでリアを隣に置けると……
「でも……彼女は最後まで、僕に苦悶の表情すら見せないのか」
ヴィオラの廃妃に伴って、初めて彼女が悲しむ姿が見れると思った。
それでリアを害した溜飲が下がると思ったのに。
なのに……彼女はまるで気にせず去っていった。
僕のことなど、もう興味もないように。
「加えて、賠償金も全て免除するように仕組むなんて。どういう事なんだ」
廃妃の際にこちらが受け取る賠償金。
それもヴィオラは回避していった。
どれだけ想定していた、未来でも知らなければそんな事が出来るはずがないのに。
「廃妃の情報が漏れていたのか? いや……それよりも危惧すべきはあの力だ」
僕がなにより危険だと思ったのは、ヴィオラが最後に見せた力だ。
リアにも勝る、まさに聖女として完璧な力。
「いったいどこで、あのような力を」
分からない事ばかりだが、あの力は絶対に他の貴族に知られてはならない。
素養ある王妃を逃したとなれば、責任問題だ。
しかし、だからといって僕に講じる手段は思いつかない。
なにせ、廃妃を決めてからたった一日で、この王家は崩壊気味だ。
大臣は書類焼失し、リアの元にいた優秀な護衛騎士のケインズの失態など酷いものだ。
「せめて……奴の賠償金があれば、リアと安定に過ごす夢を叶える事ができたはずなのに」
僕はリアを心から、本当に愛している。
それ以外……考えられない程に。
かつて自らの命を救ってくれた女神に、敬愛にも近い感情があった。
だから僕はリアとの日々のため……ある決断をするしかない。
「ここでヴィオラの罪を終わらせてはならない。王家の威厳を失ってはならない」
そんな思考が溢れて、僕はある人物を執務室に呼び出した。
それは、書類を焼失した大臣だ。
「な、なんの御用でしょうか。ルーク陛下」
「大臣……貴方には頼みがある。それを叶えれば、契約書焼失の件は不問とする」
「た、頼みとは?」
いきなり呼び出された大臣は、僕の言葉に顔を上げる。
自らの責を罷免してもらえるなら、都合が良いのだろう。
「長く王家に仕えた大臣として、私はルーク陛下の頼みであれば何事も叶えます。なんなりと」
「では、焼失した契約書を偽装して再度作製しろ」
「え?」
大臣はその言葉を信じられなさそうだ。
当然か、王家の盟約にて作製した書類……それを相手に同意もなく偽装作製など、公になれば王家の信用は失墜するのだから。
「へ、陛下……ご再考を願います。それはあまりにも」
「大臣、これこそが王家の威厳を保つ最後の策だ」
「っ!」
「ヴィオラは王家を踏みにじった。このまま制裁も与えず、奴が無罪でも訴えれば……我ら王家の求心力が弱まる」
「……」
「ならば契約書通りに然るべき罪をヴィオラに与えて、失墜させねばならない」
「陛下……」
大臣は顔を上げ、僕を見つめる。
その瞳には、もはや覚悟が決まっているように見えた。
「頼めるか。大臣」
「はっ! 前王より仕えしこの私が、責任をもっ––」
「大臣、ここにおられましたか」
話が決まったと思った瞬間、大臣の声を遮って数人の騎士が執務室に駆け込む。
そして彼らは、あろうことか大臣の腕を掴み……手錠をかけた。
「な! なにを!?」
「国費の横領と、貴族への賄賂罪にて貴方を重要国家犯として連行させてもらう」
「え……は?」
「先日、我らの元へある帳簿が送られてきた。これを見れば分かるな?」
帳簿という単語に、大臣の顔が青ざめていく。
「そんな……こんな時に写しを? ここまで、読んでいるのか。あの女は……」
「大臣、どうした。なにをしたというのだ」
騎士が持つ帳簿は、大臣の不正を暴く物らしく。
それを騎士団に送付したのは、嫌でも想像できる……ヴィオラに違いない。
まるで、こうなる事を阻止するかのように。
「あ……あぁあぁ。陛下、全て、全て見透かされております。私達は、なんという傑物を相手に……」
「お、落ち着け! 大臣……これも、ヴィオラに予測されていたとでもいうのか!」
「分かりません! 分かりません、あぁ、どうかお助けを……」
取り乱した大臣を騎士達は連行していく、僕には恐怖が走った。
こちらの考えを見透かし、先読みして対策なんて出来るはずがない。
でも、ヴィオラは平然とそれを行っている……恐ろしくて足がすくむ。
「ルーク陛下、よろしいでしょうか」
ふと大臣の連行を終えて……騎士団長が立っているのに気付く。
彼は僕へと声をかけた。
「なんだ……」
「私の息子であり、王家の宮廷魔法士のハースも離宮しました。情報ではヴィオラ様に同行していると」
「な、ハ、ハースが引き抜かれたというのか!?」
「現在の王家の損失は計上できぬ程です。全てはヴィオラ様の断罪から始まっております」
騎士団長の言葉に、僕は言い返せない。
その通り……ヴィオラを廃妃した選択の後に、こんな事になっているのだから。
「やはり私は、再調査すべきと提言いたします。ヴィオラ様が愚行を犯すとは考えられません」
「ふ、ふざけるな! 奴が無罪である可能性を調査などすれば、廃妃を実行した王家の威厳は潰れてしまう」
「まだ、面子を大事になさるおつもりで? 陛下はもっと賢明な判断をされる方だと思っておりましたが」
「黙れ! 出て行ってくれ……僕は、今後のことを考える」
「陛下……変わられましたね。昔の貴方はヴィオラ様に相応しい方だったのに」
どこか諦めたような息を吐いて、騎士団長は執務室を出る。
失礼な言動を諌める事も今の僕には出来ない。
なにせ、焦りと不安のみが胸を満たしているのだから。
「どうすれば……このままでは、王家の損失が大きい」
なにか、なにか手はないか。
この状況を覆すような手段が……
そんな願いと共に、僕は自らの執務机を当てもなく漁る。
すると……
ふと、机の棚に見知らぬ古ぼけた紙があるのを気付いた。
「なんだ、これ……」
その紙に触れた途端、ふわりと光が溢れた。
「これは……魔力が込められているのか? なぜこのような紙が、こんな所に……」
魔力に込められた魔力は……それこそ膨大に見えた。
まるで、宮廷魔法士のハースの力のようだ。
彼の物かと思いながら、光が薄れていった紙を見て目を見開く。
なんと、魔力が込められた文字が浮かんでいるのだ。
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五十三回目。
ようやく気付いた……なぜ、こんなにも思考がーーーのか。
記憶のーーはーーと会った時からだ。
この時間逆行の理由はーーーーーーーー
なら、止めるには一つだけ。
魔力を込めて残すには、回数を重ねるしかない。
これを見たなら、大臣の執務室……書棚の下を見ろ。
必ずだルーク、同じ轍を踏まぬためーーー
ーーーー
「手紙なの……か?」
ところどころが欠けている、意味不明な文言。
だが、最後だけは明確に僕に向けた指示に……疑問だけが溢れた。
「なにだ……これは」
答えは見つからない。
だが、書かれた指示に従った先になにがあるのか……調べねばならぬ気がした。
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