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第三章
少女は数と共に快楽に溺れる③
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生徒指導室に入ると、数理が呆けた顔で立っていた。目に光は宿っておらず、生気が感じられない。
マネキンのように動かない彼女を見ていると、ドクン、と心臓が高鳴るのを感じた。初恋の男性に想いを寄せるような、そんな感覚。
生徒指導室の扉を閉め、鍵をかける。
「数理」と声をかけると、「はい‥」と返事をした。
なんて、可愛いの‥。今すぐにでも抱きしめて、無茶苦茶にしたい!
わたしはポケットの中に入れているスマホを取り出し、催眠アプリを起動させた。
「いい、わたしの質問には何でも答えたくなるわ」
ぐるぐると回るその画面を彼女に見せる。彼女の瞳には移り変わる色がそのまま投影された。
なんでも‥と繰り返す。
「週にどれくらい自慰行為をするの?」
自慰‥?と首を傾げる。
この反応は、もしかして‥。
「自慰、マスターベーション、オナニーのことよ」
「‥?」
何という事だ。彼女が性交渉の経験はないと踏んでいたが、まさか、オナニーすら知らないなんて。
どうしよう‥。
「彼女が快感と思えるものと、結びつけたらいいのですよ」
快感と、思えるもの?
「そうです。人間誰しも快感を感じるファクターはあります。彼女の場合、おそらく数式を解いた時でしょう。彼女は数学を愛してますから」
そうね。数理は、きっとそう。
何故かしら。
ここには私と数理しかいないのに声が真横から聞こえる。でも、すごく安心する声。
「数理、難問を解いた時、どんな気分になる?」
「‥なんもん‥すごく、しあわせ‥」
とろけるような顔をする。
あぁ、愛おしい。
「彼女の幸せそうな顔を見ていると、ほら、あなたのアソコが凄いことに」
「あぁ‥」
本当だ。私の子宮がキュンキュンと喜んでいる。触らなくても分かる。
私のショーツは今愛液でいっぱいだ。
「その幸せな気分は、そのまま快感に変わるわ」
「かい、かん‥?」
「そう。気持ち良くて気持ち良くて仕方なくなる」
またもや首を傾げる数理。
ダメ‥彼女はきっと、絶頂したこともない。なんて勿体無いの?
「大丈夫ですよ。机の上にあるものを使ってください」
私はテーブルの上に置いてあった、一つの機械に目をやる。
あぁ、これ、わたしもだいすき。
笑みを浮かべながら、それを手に取る。
「彼女の胸やアソコを刺激しましょう。それが性的快感になります」
えぇ。そうね。
わたしはピンクローターのスイッチをONにした。
ヴヴヴヴヴヴーン
ローターが振動する音。
たまんない。私が、きもちよくなりたい。
でも、まずは彼女から。
振動するローターを、わたしは数理の胸の突起部分目掛けて当てた。
マネキンのように動かない彼女を見ていると、ドクン、と心臓が高鳴るのを感じた。初恋の男性に想いを寄せるような、そんな感覚。
生徒指導室の扉を閉め、鍵をかける。
「数理」と声をかけると、「はい‥」と返事をした。
なんて、可愛いの‥。今すぐにでも抱きしめて、無茶苦茶にしたい!
わたしはポケットの中に入れているスマホを取り出し、催眠アプリを起動させた。
「いい、わたしの質問には何でも答えたくなるわ」
ぐるぐると回るその画面を彼女に見せる。彼女の瞳には移り変わる色がそのまま投影された。
なんでも‥と繰り返す。
「週にどれくらい自慰行為をするの?」
自慰‥?と首を傾げる。
この反応は、もしかして‥。
「自慰、マスターベーション、オナニーのことよ」
「‥?」
何という事だ。彼女が性交渉の経験はないと踏んでいたが、まさか、オナニーすら知らないなんて。
どうしよう‥。
「彼女が快感と思えるものと、結びつけたらいいのですよ」
快感と、思えるもの?
「そうです。人間誰しも快感を感じるファクターはあります。彼女の場合、おそらく数式を解いた時でしょう。彼女は数学を愛してますから」
そうね。数理は、きっとそう。
何故かしら。
ここには私と数理しかいないのに声が真横から聞こえる。でも、すごく安心する声。
「数理、難問を解いた時、どんな気分になる?」
「‥なんもん‥すごく、しあわせ‥」
とろけるような顔をする。
あぁ、愛おしい。
「彼女の幸せそうな顔を見ていると、ほら、あなたのアソコが凄いことに」
「あぁ‥」
本当だ。私の子宮がキュンキュンと喜んでいる。触らなくても分かる。
私のショーツは今愛液でいっぱいだ。
「その幸せな気分は、そのまま快感に変わるわ」
「かい、かん‥?」
「そう。気持ち良くて気持ち良くて仕方なくなる」
またもや首を傾げる数理。
ダメ‥彼女はきっと、絶頂したこともない。なんて勿体無いの?
「大丈夫ですよ。机の上にあるものを使ってください」
私はテーブルの上に置いてあった、一つの機械に目をやる。
あぁ、これ、わたしもだいすき。
笑みを浮かべながら、それを手に取る。
「彼女の胸やアソコを刺激しましょう。それが性的快感になります」
えぇ。そうね。
わたしはピンクローターのスイッチをONにした。
ヴヴヴヴヴヴーン
ローターが振動する音。
たまんない。私が、きもちよくなりたい。
でも、まずは彼女から。
振動するローターを、わたしは数理の胸の突起部分目掛けて当てた。
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