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【第3部】13章 切り裂く刃

登場人物 13章(ネタバレあり)

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13章の登場人物です。
画像ありです。いらない方はOFFにしてください。
ちなみに13章の暦は1564年の2月です。

イリアス・トロンヘイム
年齢:32歳
生年月日:1531/6/9 双子座
身長/体重:173cm/58kg
血液型:AB型
特徴/人種:黒髪・灰眼/ノルデン人

光の塾の司教「ロゴス」を名乗っていた男。
正体は聖銀騎士団に属するミランダ教の司祭。
少年の頃、光の塾で禁止されている「モノ作り」をしたことによって酷く罰せられ、"神の試練"と称した拷問を受ける。
その過程で土の紋章が額に発現、同時に精神が崩壊してしまう。
モノ作りに固執し、時間を巻き戻して時代を創るという目的のため、光の塾、そしてアーテとエリスを使って人の魂を狩っていた。
精神が壊れているためなのか、時と場合、相手によって言動や態度が全く異なる不気味な男。
主義主張が全く見えないが、理不尽な暴力と差別を受けるのは嫌いなようだ。
好物はぶどう。
グレンとは光の塾の下位組織で一緒だったことがある。
イリアスへの拷問に無理矢理加担させられたことで、グレンはモノ作りに関して強烈なトラウマを植え付けられた。

セルジュ・シルベストル
年齢:25歳
生年月日:1539/1/19 山羊座
身長/体重:180cm/72kg
血液型:A型
特徴/人種:金髪・碧眼/ロレーヌ人

聖銀騎士団団長で、シルベストル侯爵家の跡取り息子。
妻と娘がいる。娘は1歳半。
フランツを引き取って面倒を見てくれている。
真面目で実直、戦いよりも対話を望む。アルゴスの取り調べも行った。
イリアスは聖銀騎士団に入った頃からの仲間だが、今ひとつ信用しきれない。

リタ・ユング
年齢:19歳(※13章登場時点。現在は24歳)
生年月日:1539/12/11 いて座
身長/体重:170cm/54kg
血液型:O型
特徴/人種:青銀・青眼/東方ロレーヌ人

竜騎士団領、ユング侯爵ゲオルクの娘。
ミランダ教の現聖女。
見た目と口調から高飛車なお嬢様と見られがちだが全くそんなことはなく、紅茶とお菓子とおしゃべりと「秘密」が好きな可愛らしい女性。
ベルナデッタはリタと仲良くなったが、リタが聖女になったため彼女に関する記憶はなくしてしまっている。
昔遊び相手をしてくれたとある騎士の男性への恋心を胸に、ミランダ教の大聖堂で眠りについている。


ルイーザ・サンチェス
ベルナデッタの母。41歳。
貴族だが魔法の能力はない。
様々なコンプレックスから性格が歪み、あらゆるものを見下し悪口を言うようになる。
人の気持ちを受け取らないが、自分の気持ちは押しつける極めて利己的な性格。
娘に女性として強烈な嫉妬心を抱いているが、本人は愛しているつもり。


エルネスト・サンチェス
ベルナデッタの父。45歳。
貴族だが魔法の力はない。
華やかな都会ではないが歴史のあるサンチェス伯領を愛している。
口下手で不器用なためルイーザには魅力のある男として映らず、常に見下されている。

ハンス
サンチェス家の家令。67歳。
50年前からサンチェス家に仕えており、エルネストが赤子の頃から遊び相手や教育係を務めてきた。
魔法が使える。

ニナ
サンチェス家の使用人の女性。33歳。
元、子爵家の令嬢。実家は別に成金ではない。
夫はぶどう農園を取り仕切っている。

トマス
サンチェス家の厨房を取り仕切る料理人。50歳。
料理の腕は確かだが、ルイーザには田舎料理と馬鹿にされている。

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