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第3章 旧領へ。新たな統治
南の代官
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ルオフィキシラル城の南には、港街ヴァロッゾがある。
近隣でも最大規模の港を持つ街で、日々たくさんの船が行き来している。
海だけではなく、街の東を流れる川を使った交易も盛んだ。
上流のルオフィキシラリアにさまざまな物品を運び、さらに上流の鉱山都市テパエからは、武具や農具など多くの商品を買い入れていた。
* * * * *
「も~、アンタいいかげんにしなさいよ! せっかくあたしがいい気分でお風呂に入ってたのに」
「も、申し訳ありませんトクラ様!」
磨き上げられた床に、男が頭をこすりつける。彼はヴァロッゾの街で働く兵士の一人だ。謝罪している相手は、ヴァロッゾ代官であるトクラ・ロニドゥ。
トクラはふだん「情報は鮮度が命、どんな手を使っても人より早く届けなさい」と言っている。兵士はその命令を忠実に守り、トクラの入浴中に注進に及んだのだった。
……しかし職務に忠実な兵士は、理不尽にも怒られるはめになったのである。
「そ・れ・と・も。アンタ、連絡は口実であたしの裸を見たかったのかしらぁ?」
「そ、それは……」
土下座しながらも、兵士は返答に困った。
彼の主、トクラは美しいエルフではある。ただし男だ。いくら美しくても男の裸を見て楽しむ趣味は兵士にはない。
しかし正直にそう告げると、トクラを怒らせるかもしれない。
かと言って裸が目当てだと言っても、イヤラシイと怒られる可能性がある。
……危急の報を告げた兵士が叱責を受けている事からわかるように、トクラはとても気まぐれな上司なのであった。
「だんまり? アンタだめねぇ~。からかいがいがないわ」
そう言うと、トクラは兵士への興味を失ったように黙りこんだ。
「それにしても面倒なことになったわね……」
トクラは、受け取った情報を元に考え事をしているようだった。
トクラは兵士を叱りつけはしたものの、それは話を聞き終わってからのことだったのだ。そのあたりが、よけいに兵士に理不尽な思いを抱かせる。
「いつものヤツらを呼びなさい。魔族使っていいから、すぐに連絡するのよ」
「ハッ!」
指令を受けた兵士は、喜んで部屋から出て行った。
* * * * *
トクラが住む代官館に、ヴァロッゾの有力者が召集されていた。
役人ではなく、民間の富豪たちだ。
「本当ですか? 魔狼フェンリルを手なづけたなど……」
豪華な椅子に腰掛けた、中年のゴブリンが言う。
トクラの話を聞いた彼には、あからさまな動揺があらわれていた。
「なにアンタ、あたしの情報網が信じられないって言ってるの?」
「い、いえ、滅相もない。ただ驚いたもので……」
見苦しく言い訳をはじめたゴブリンからトクラは目を逸らした。
(せっかくの気品あふれる部屋なのに、このメンバーじゃ台無しねぇ。なに、あの腹。醜いったらないわ。あっちのハゲもむかつくわね。……どうして金をもっているのって、こんなヤツらばっかりなのかしら)
心の中ではさんざんに罵っているが、もちろん顔に出したりはしない。
トクラは穏やかな表情のまま、机を囲む面々を見回した。
「驚いてる人も多いみたいだけど、あのトゥーヌル様の娘よ? フェンリルごとき御したところでたいしたことじゃないわ」
これはトクラの本心だった。
彼はディニッサの力を、高く評価している。
トクラは、ルオフィキシラル城で働いていたメイドの一人からから「皆殺し姫」の全貌を聞いているのである。たった一つの魔法で城中の者を殺し尽くすなど、尋常ではない。
税を横領する他の代官を横目に見ながら、トクラは最初の三年間はきちんと税を納めていた。それくらい、ディニッサを警戒しているのである。
ただし今は、トクラも他の代官同じく税を払っていない。ディニッサが徴税、というより、領地の運営全般に興味がないと確信したためだ。
──トクラは考える。
彼は、ディニッサがフェンリルを従えて街に帰った時の出来事をすっかり知っていた。……この場に集った商人たちには詳しく説明していないが。
(お姫様は、名君ごっこをやり始めたみたいね)
城を出てフェンリルを捕らえたことといい、民衆の前でした演説といい、ディニッサが領主として行動を始めたことを示している。
ディニッサに名君たる資質があるかどうか。
それはわからないし、どうでもいい。トクラにとって重要なのは、城にこもっていた怪物が外に出てきたという一点のみだ。
ディニッサに領主としての自覚が生まれたなら、好き放題している代官たちをそのままにはしないだろう。このまま情勢を静観しているのは危険なように、トクラには思われた。
だがしかし、対策も難しいのである。
ディニッサの行動はいかにも唐突で、なにが彼女を変えたのか、トクラにはわからなかったのだ。よって、ディニッサの次の動きも予想がつかない。
……実のところ、中身が入れ替わっていたのだが、さすがにそんなことがわかるはずもない。トクラは、ずいぶんと悩まされることになったのだった。
* * * * *
「それであたしは、お姫様をなだめるには、やっぱりお金がいいと思うわけ。あたしも出すからアンタたちも出しなさいよ」
「それは──」「ふむ──」「しかし──」
トクラの提案を受けて、商人たちが話し合いをはじめる。
結局は金を出すだろう、とトクラは考えていた。
フェンリルなどけしかけられたら、大変なことになる。それに彼らは金集めに執心しているため、他人も金を与えられればなんでもすると思い込んでいる。
急な出費は痛いが、ディニッサと近づければ元を取る方法もあるだろう。すぐに戦争もあることだし。きっと、そんな結論になるはずだ。
(さて、事態はどう転がるのかしら。あたしもいろいろ準備が必要そうねえ……)
意見をかわす商人たちを見ながら、トクラは口を歪めた。
近隣でも最大規模の港を持つ街で、日々たくさんの船が行き来している。
海だけではなく、街の東を流れる川を使った交易も盛んだ。
上流のルオフィキシラリアにさまざまな物品を運び、さらに上流の鉱山都市テパエからは、武具や農具など多くの商品を買い入れていた。
* * * * *
「も~、アンタいいかげんにしなさいよ! せっかくあたしがいい気分でお風呂に入ってたのに」
「も、申し訳ありませんトクラ様!」
磨き上げられた床に、男が頭をこすりつける。彼はヴァロッゾの街で働く兵士の一人だ。謝罪している相手は、ヴァロッゾ代官であるトクラ・ロニドゥ。
トクラはふだん「情報は鮮度が命、どんな手を使っても人より早く届けなさい」と言っている。兵士はその命令を忠実に守り、トクラの入浴中に注進に及んだのだった。
……しかし職務に忠実な兵士は、理不尽にも怒られるはめになったのである。
「そ・れ・と・も。アンタ、連絡は口実であたしの裸を見たかったのかしらぁ?」
「そ、それは……」
土下座しながらも、兵士は返答に困った。
彼の主、トクラは美しいエルフではある。ただし男だ。いくら美しくても男の裸を見て楽しむ趣味は兵士にはない。
しかし正直にそう告げると、トクラを怒らせるかもしれない。
かと言って裸が目当てだと言っても、イヤラシイと怒られる可能性がある。
……危急の報を告げた兵士が叱責を受けている事からわかるように、トクラはとても気まぐれな上司なのであった。
「だんまり? アンタだめねぇ~。からかいがいがないわ」
そう言うと、トクラは兵士への興味を失ったように黙りこんだ。
「それにしても面倒なことになったわね……」
トクラは、受け取った情報を元に考え事をしているようだった。
トクラは兵士を叱りつけはしたものの、それは話を聞き終わってからのことだったのだ。そのあたりが、よけいに兵士に理不尽な思いを抱かせる。
「いつものヤツらを呼びなさい。魔族使っていいから、すぐに連絡するのよ」
「ハッ!」
指令を受けた兵士は、喜んで部屋から出て行った。
* * * * *
トクラが住む代官館に、ヴァロッゾの有力者が召集されていた。
役人ではなく、民間の富豪たちだ。
「本当ですか? 魔狼フェンリルを手なづけたなど……」
豪華な椅子に腰掛けた、中年のゴブリンが言う。
トクラの話を聞いた彼には、あからさまな動揺があらわれていた。
「なにアンタ、あたしの情報網が信じられないって言ってるの?」
「い、いえ、滅相もない。ただ驚いたもので……」
見苦しく言い訳をはじめたゴブリンからトクラは目を逸らした。
(せっかくの気品あふれる部屋なのに、このメンバーじゃ台無しねぇ。なに、あの腹。醜いったらないわ。あっちのハゲもむかつくわね。……どうして金をもっているのって、こんなヤツらばっかりなのかしら)
心の中ではさんざんに罵っているが、もちろん顔に出したりはしない。
トクラは穏やかな表情のまま、机を囲む面々を見回した。
「驚いてる人も多いみたいだけど、あのトゥーヌル様の娘よ? フェンリルごとき御したところでたいしたことじゃないわ」
これはトクラの本心だった。
彼はディニッサの力を、高く評価している。
トクラは、ルオフィキシラル城で働いていたメイドの一人からから「皆殺し姫」の全貌を聞いているのである。たった一つの魔法で城中の者を殺し尽くすなど、尋常ではない。
税を横領する他の代官を横目に見ながら、トクラは最初の三年間はきちんと税を納めていた。それくらい、ディニッサを警戒しているのである。
ただし今は、トクラも他の代官同じく税を払っていない。ディニッサが徴税、というより、領地の運営全般に興味がないと確信したためだ。
──トクラは考える。
彼は、ディニッサがフェンリルを従えて街に帰った時の出来事をすっかり知っていた。……この場に集った商人たちには詳しく説明していないが。
(お姫様は、名君ごっこをやり始めたみたいね)
城を出てフェンリルを捕らえたことといい、民衆の前でした演説といい、ディニッサが領主として行動を始めたことを示している。
ディニッサに名君たる資質があるかどうか。
それはわからないし、どうでもいい。トクラにとって重要なのは、城にこもっていた怪物が外に出てきたという一点のみだ。
ディニッサに領主としての自覚が生まれたなら、好き放題している代官たちをそのままにはしないだろう。このまま情勢を静観しているのは危険なように、トクラには思われた。
だがしかし、対策も難しいのである。
ディニッサの行動はいかにも唐突で、なにが彼女を変えたのか、トクラにはわからなかったのだ。よって、ディニッサの次の動きも予想がつかない。
……実のところ、中身が入れ替わっていたのだが、さすがにそんなことがわかるはずもない。トクラは、ずいぶんと悩まされることになったのだった。
* * * * *
「それであたしは、お姫様をなだめるには、やっぱりお金がいいと思うわけ。あたしも出すからアンタたちも出しなさいよ」
「それは──」「ふむ──」「しかし──」
トクラの提案を受けて、商人たちが話し合いをはじめる。
結局は金を出すだろう、とトクラは考えていた。
フェンリルなどけしかけられたら、大変なことになる。それに彼らは金集めに執心しているため、他人も金を与えられればなんでもすると思い込んでいる。
急な出費は痛いが、ディニッサと近づければ元を取る方法もあるだろう。すぐに戦争もあることだし。きっと、そんな結論になるはずだ。
(さて、事態はどう転がるのかしら。あたしもいろいろ準備が必要そうねえ……)
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