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荷物とフラグ
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「なんじゃこれ」
翌朝出勤して開口一番の私の言葉。
立ち尽くす私の前には、従業員入り口からははみ出さんばかりの荷物の山。終業後に仕事が残らないように朝の6時に来てみれば、まさかの納品数。
ちょっと貧血起きそう。
眉間を手で押さえながら、溜息をついた。
昨日の荷物で夜までかかったのに、これそれ以上の納品数だよね? そこまでの売り上げがある店じゃないのに、この連日の納品数、意味わからない。納入しても売れなきゃ、他の店に回すだけなのに。
思わず立ち止まったまま荷物の山を見上げていたけれど、それで何かが変わるわけもない。減るわけでもないし。
とりあえず、無心に納入作業をしよう。考えれば考えるほど嫌になるから。どんなに考えても、荷物が減ることはないからね。
朝からネガティブな考えに取りつかれながら、荷物の山をくずさないように慎重に空いている隙間に滑り込ませる。崩したらシャレにならない。
ゆっくりと、それこそ亀の歩みのようにそろそろと荷物の間を移動していたら。
「佳苗さん?」
「……っ?」
突然開いたドアとかけられた声にびっくりして振り向いた結果、脇にあった荷物の山に肩がぶち当たりぐらりとそれが揺れた。
「やばっ」
慌てて両手で押さえたつもりだったけれど、焦った私の手には必要以上に力が入っていたらしく。
「あ」
無理な力にバランスを崩した荷物が、ぐらりと私の方へ倒れてきた。
「佳苗さん?!」
荷物から頭を守るように身体を丸めて床に伏せた私は、上手く上半身だけは避けることができたようだ。一瞬真っ白になった頭だったけれど、自分を呼ぶ声と足に響く痛みと重みに顔を顰めた。
重い……。
思わず瞑った目をゆっくり開けば、ドアの方から荷物を動かす誰かの声。ただでさえ細かった通り道を崩れた荷物が塞いでしまったようで、端から動かしつつ進んできているらしい。
痛みと呆然としている思考を振り払うように、目を瞑ったまま頭を軽く振った。
掛けられている声を聞けば、なんてことはない梶くんだ。あぁ、なんでこんなに驚いたかなぁ。気が小さいにもほどがあるでしょ。
自分の情けなさとこの状態に、思わずため息が出る。
「梶くん、おはよ。ごめんね、朝から肉体労働。私は大丈夫だよー、ちょっと引っこ抜いて……」
「いやいや、大丈夫とかやめて、お願いだからそこ動かないで! 余計荷物崩れたら怖いでしょ!?」
下敷きになっている足を思いっきり引き抜こうとしていた私は、梶くんの言葉にピタリと止まった。
確かに。足引っこ抜いたら、上の荷物落ちてきそうだな。
器用な崩れ方をしたのか、私の足に乗っている段ボールの上にはまだ積みあがっている段ボールの塔。足を引けば、それが私の方に倒れてきそうなバランスだった。
「あー。うん、おとなしくしてますので、梶くんもゆっくり気を付けて怪我のないようにお願いします」
「いや、そこ落ち着くとこ?!」
その言葉と共に、足にかかる重みが急激に軽くなった。顔を上げれば早いもので、段ボールを持ち上げて背後へと移動させる梶くんが目の前にいた。
「大丈夫? ゆっくりでいいからね?」
「大丈夫はこっちのセリフ! 今、全部避けるから動かないで」
焦っているのか睨みつけられるように怒鳴られると、私の足と荷物の隙間に手を差し入れて慎重に上にあげた。そのすきに、足を引っ込めて荷物の下から抜け出す。
「ありがとう、脱出成功!!」
「足見せて!」
梶くんと私の声が重なって、思わず顔を見合わせた。
ぽかんと口を開けた私と、鬼気迫る表情の梶くんの視線がばちりと合う。
「え? これは、いやんエッチとか言ったほうがいいの?」
足見せてってアナタ。
梶くんはそうじゃなくてと声を上げると、投げ出したままの私の足へと手を伸ばした。
「今、何があったか覚えてる? 怪我してないか見たいだけだから、ちょっといいかな」
エッチとか言われたからか最初の勢いを無くしたまま、それでも気になるのかちらりと私を見つつ足首に触れた。
「痛みとかない?」
「うん、全然」
即答。
「本当に? 我慢してない?」
疑わしそうにズボンで隠れている膝の方へと視線を動かした梶くんの肩を、軽く叩いて立ち上がった。
「ホントホント、何にも感じなーい」
嘘じゃなーい。痛くなーい。本当に何も感じない。
はは。やば、感覚ないや。ちょっと麻痺してる感じ?
表情は変えないまま、内心冷や汗をかく。昔、アイススケートでねん挫した時の感覚に、よく似てる。歯医者の麻酔みたいに麻痺して、後で痛みが来るやつ。
梶くんはしゃがみ込んだまま私を見上げて、でも……と口ごもる。
「心配だから、見せてくれると落ち着くんだけど……。せめて膝まで」
「うん、梶くんが落ち着いても私は落ち着かないよね! ちょっと恥ずかしいよね!」
梶くんが心配する気持ちも分からなくはないけれど、私としてはこんな問答よりも早く仕事に取り掛かりたい。多分その内に痛みが来て、動きが鈍くなるだろうから。前倒しで仕事を片付けていかないと。
「……ごめんね、佳苗さん。俺が声を掛けたりしたから……。本当にすみません」
がくりと肩どころか頭も完全に下を向いた状態で謝罪を口にする梶くんに、気にしないでと頭を軽くたたく。
「必要以上にびっくりしすぎた私も悪いんだし、……って言ってもまぁ納得してくれなさそうだよね。おっしリョーカイ、そうしたら今日は三十分早出をお願いしてもいいかな。思った以上の荷物で、ちょっと途方に暮れてたの」
梶くんは困ったように眉尻を下げる。
「いや、早出はいいんだけど、むしろバイト代ラッキーなんだけど。そうじゃなくて医者に行こうよ。後から痛むかもしれないし、俺の責任だからちゃんと送り迎えするし一応車あるし」
そう言いながら携帯を出した梶くんが、北さんに連絡しようとするのを慌てて阻止する。
「待て待て待て!! 本当に大丈夫だから、ね? どちらかというと、今のこの状態の方が困ってるよ私は」
言い合ってる場合じゃないんだよ、この納品数は。
梶くんはちらりと後ろに聳え立つ段ボールの山を見上げて、私の足を見てがくりと肩を落とした。
「本当にすみません……、早出は了解です」
やっとわかってくれた!
「そしたら、また後でね」
さっさと仕事を始めようと、立ち上がる。
うん、やっぱちょっと足首やばいなこりゃ。しかし、ここでそれがばれたらあとが面倒だから我慢我慢。
「とりあえず帰りますけど、無理はしないでくださいね。何かあったら連絡してください」
「はーい、じゃあね」
しぶしぶ荷物の隙間を抜けて帰っていく梶くんを見送って、さてと……と気合を入れる。
うん、絶対あとから痛くなる奴。今、麻痺してる間に動かないと。
ホント、頑張ってばれないようにしなきゃ。
梶くんだけではなく、過保護で優しい社員の皆さんに迷惑だけはかけたくないからね。
放り投げていた鞄をひっつかんで休憩室に入ると、身支度をさっさと終えて大量の荷物へと取り掛かった。
翌朝出勤して開口一番の私の言葉。
立ち尽くす私の前には、従業員入り口からははみ出さんばかりの荷物の山。終業後に仕事が残らないように朝の6時に来てみれば、まさかの納品数。
ちょっと貧血起きそう。
眉間を手で押さえながら、溜息をついた。
昨日の荷物で夜までかかったのに、これそれ以上の納品数だよね? そこまでの売り上げがある店じゃないのに、この連日の納品数、意味わからない。納入しても売れなきゃ、他の店に回すだけなのに。
思わず立ち止まったまま荷物の山を見上げていたけれど、それで何かが変わるわけもない。減るわけでもないし。
とりあえず、無心に納入作業をしよう。考えれば考えるほど嫌になるから。どんなに考えても、荷物が減ることはないからね。
朝からネガティブな考えに取りつかれながら、荷物の山をくずさないように慎重に空いている隙間に滑り込ませる。崩したらシャレにならない。
ゆっくりと、それこそ亀の歩みのようにそろそろと荷物の間を移動していたら。
「佳苗さん?」
「……っ?」
突然開いたドアとかけられた声にびっくりして振り向いた結果、脇にあった荷物の山に肩がぶち当たりぐらりとそれが揺れた。
「やばっ」
慌てて両手で押さえたつもりだったけれど、焦った私の手には必要以上に力が入っていたらしく。
「あ」
無理な力にバランスを崩した荷物が、ぐらりと私の方へ倒れてきた。
「佳苗さん?!」
荷物から頭を守るように身体を丸めて床に伏せた私は、上手く上半身だけは避けることができたようだ。一瞬真っ白になった頭だったけれど、自分を呼ぶ声と足に響く痛みと重みに顔を顰めた。
重い……。
思わず瞑った目をゆっくり開けば、ドアの方から荷物を動かす誰かの声。ただでさえ細かった通り道を崩れた荷物が塞いでしまったようで、端から動かしつつ進んできているらしい。
痛みと呆然としている思考を振り払うように、目を瞑ったまま頭を軽く振った。
掛けられている声を聞けば、なんてことはない梶くんだ。あぁ、なんでこんなに驚いたかなぁ。気が小さいにもほどがあるでしょ。
自分の情けなさとこの状態に、思わずため息が出る。
「梶くん、おはよ。ごめんね、朝から肉体労働。私は大丈夫だよー、ちょっと引っこ抜いて……」
「いやいや、大丈夫とかやめて、お願いだからそこ動かないで! 余計荷物崩れたら怖いでしょ!?」
下敷きになっている足を思いっきり引き抜こうとしていた私は、梶くんの言葉にピタリと止まった。
確かに。足引っこ抜いたら、上の荷物落ちてきそうだな。
器用な崩れ方をしたのか、私の足に乗っている段ボールの上にはまだ積みあがっている段ボールの塔。足を引けば、それが私の方に倒れてきそうなバランスだった。
「あー。うん、おとなしくしてますので、梶くんもゆっくり気を付けて怪我のないようにお願いします」
「いや、そこ落ち着くとこ?!」
その言葉と共に、足にかかる重みが急激に軽くなった。顔を上げれば早いもので、段ボールを持ち上げて背後へと移動させる梶くんが目の前にいた。
「大丈夫? ゆっくりでいいからね?」
「大丈夫はこっちのセリフ! 今、全部避けるから動かないで」
焦っているのか睨みつけられるように怒鳴られると、私の足と荷物の隙間に手を差し入れて慎重に上にあげた。そのすきに、足を引っ込めて荷物の下から抜け出す。
「ありがとう、脱出成功!!」
「足見せて!」
梶くんと私の声が重なって、思わず顔を見合わせた。
ぽかんと口を開けた私と、鬼気迫る表情の梶くんの視線がばちりと合う。
「え? これは、いやんエッチとか言ったほうがいいの?」
足見せてってアナタ。
梶くんはそうじゃなくてと声を上げると、投げ出したままの私の足へと手を伸ばした。
「今、何があったか覚えてる? 怪我してないか見たいだけだから、ちょっといいかな」
エッチとか言われたからか最初の勢いを無くしたまま、それでも気になるのかちらりと私を見つつ足首に触れた。
「痛みとかない?」
「うん、全然」
即答。
「本当に? 我慢してない?」
疑わしそうにズボンで隠れている膝の方へと視線を動かした梶くんの肩を、軽く叩いて立ち上がった。
「ホントホント、何にも感じなーい」
嘘じゃなーい。痛くなーい。本当に何も感じない。
はは。やば、感覚ないや。ちょっと麻痺してる感じ?
表情は変えないまま、内心冷や汗をかく。昔、アイススケートでねん挫した時の感覚に、よく似てる。歯医者の麻酔みたいに麻痺して、後で痛みが来るやつ。
梶くんはしゃがみ込んだまま私を見上げて、でも……と口ごもる。
「心配だから、見せてくれると落ち着くんだけど……。せめて膝まで」
「うん、梶くんが落ち着いても私は落ち着かないよね! ちょっと恥ずかしいよね!」
梶くんが心配する気持ちも分からなくはないけれど、私としてはこんな問答よりも早く仕事に取り掛かりたい。多分その内に痛みが来て、動きが鈍くなるだろうから。前倒しで仕事を片付けていかないと。
「……ごめんね、佳苗さん。俺が声を掛けたりしたから……。本当にすみません」
がくりと肩どころか頭も完全に下を向いた状態で謝罪を口にする梶くんに、気にしないでと頭を軽くたたく。
「必要以上にびっくりしすぎた私も悪いんだし、……って言ってもまぁ納得してくれなさそうだよね。おっしリョーカイ、そうしたら今日は三十分早出をお願いしてもいいかな。思った以上の荷物で、ちょっと途方に暮れてたの」
梶くんは困ったように眉尻を下げる。
「いや、早出はいいんだけど、むしろバイト代ラッキーなんだけど。そうじゃなくて医者に行こうよ。後から痛むかもしれないし、俺の責任だからちゃんと送り迎えするし一応車あるし」
そう言いながら携帯を出した梶くんが、北さんに連絡しようとするのを慌てて阻止する。
「待て待て待て!! 本当に大丈夫だから、ね? どちらかというと、今のこの状態の方が困ってるよ私は」
言い合ってる場合じゃないんだよ、この納品数は。
梶くんはちらりと後ろに聳え立つ段ボールの山を見上げて、私の足を見てがくりと肩を落とした。
「本当にすみません……、早出は了解です」
やっとわかってくれた!
「そしたら、また後でね」
さっさと仕事を始めようと、立ち上がる。
うん、やっぱちょっと足首やばいなこりゃ。しかし、ここでそれがばれたらあとが面倒だから我慢我慢。
「とりあえず帰りますけど、無理はしないでくださいね。何かあったら連絡してください」
「はーい、じゃあね」
しぶしぶ荷物の隙間を抜けて帰っていく梶くんを見送って、さてと……と気合を入れる。
うん、絶対あとから痛くなる奴。今、麻痺してる間に動かないと。
ホント、頑張ってばれないようにしなきゃ。
梶くんだけではなく、過保護で優しい社員の皆さんに迷惑だけはかけたくないからね。
放り投げていた鞄をひっつかんで休憩室に入ると、身支度をさっさと終えて大量の荷物へと取り掛かった。
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