86 / 87
第2章 グレンフォードへの旅編
No.84 爆発って、具体的にどんな現象?
しおりを挟む
だいぶん間が空いてしまいました。
グレンフォードまでの旅の中で、お助けキャラ的な人物?を登場させようか否か、悩みに悩んだのですが………
結局、登場させない事にしました。
こう言う時、相談する人も無く一人きりなのは大変だなァ と思います。
毎日更新とかしてるラノベ作家さんはスゴいな~ と、すなおに尊敬しますね
──────────────────────────────
──────────────────────────────
やはり車作りへの道のりは長いな。
ここまでにして、今日は寝よう。
せっかく新鮮なワイルドボアの骨が有るのだ、ゲンコツだけを使ったゲンコツスープを作りたいし……
それにワイルドボアの肉から脂を剥(は)いで、ラードも作りたいし、出来ればベーコンも作りたい。
ダメだ、さすがに眠い明日にしよう。
隣の部屋に行くと、リリィがベットで横になってる。
リリィはアンデットのレイスだ、眠る必用など無いから起きてるはず……
なんとなく気まずくて、声はかけずにリリィの隣のベットに横たわった。
*******
朝起きて、隣のベットで寝てるリリィを見る。
やはり気まずいが……
ずっとこのままって訳にもな~
「リリィ、起きてるんだろ」
「あら。リョウジ、おはよう
夕べはお楽しみでしたわね~🎵🎵」
「お楽しみでしたわねじゃネ~❗❗❗」
「ほらほら、大きな声出すとフィリスちゃんが起きるわよ。
あれくらいなら何時でもやってあげるから、たまったらいつでも言いなさいな。
リョウジちゃんは若いんだから、溜め込んじゃダメよ~」
「あ~。
それは正直 ありがたいな」
「お兄ちゃん、おはよー☀🙋❗
リリィお姉ちゃんと何の話し~」
「リョウジさん、おはようなの」
フィリスとミーちゃんも起きた。
これ以上リリィと夕べの事を話す訳にはいかないな。
「何でもないよ。
とりあえず顔を洗いな」
顔洗い用の小樽を出して、スベンソンに水を入れてもらい、俺は隣の炊事部屋に移動した。
夕べから煮込んでいる鶏ガラスープの味をみる。
「うん、鶏ガラとは違うが、美味い。
良いんじゃないか❗と言うか、鶏ガラスープより旨いんじゃないか?
鶏ガラスープより旨みが濃いのに、飲みくちはスッキリしていて、ほのかな甘みがある。
スープと言うより、清涼飲料水に近いような感じかな?」
朝食は兎肉のステーキと、お試しで具なしの兎ガラスープを出してみた。
「お兄ちゃん❗❗ 何これ❗ スゴく美味しよ。
いくらでも飲めそう❗❗❗
おかわりー」
「リョウジ、またスゴいスープ作ったわね❗❗
サッバリした飲みごたえなのに、旨み❔がすごいわ❕❕
フィリスちゃんが言った様に、いくらでも飲めそう
おかわりちょうだい❗」
『これ、スゴく美味し~
リョウジ~おかわり~』
「みんな、チョット待って~❗
まだお試しで、少ししか作ってないんだ
試したい事とか有るから、今日は一杯だけにしてくれ」
『スベンソン、すまない
まだお試しで少ししかないんだ、今日は一杯でガマンしてくれ』
「「『え~❗❓ そんな~❗』」」
「お兄ちゃん、すぐ作れないの❓」
「リョウジ~。すぐ作りなさいよ❗」
「リョウジさん。 すぐ作るべきなのです❗」
『すぐ作れば~❓』
「トンコツスープと同じで、すぐには作れないんだ」
俺がやりたい事とは、これから作る片栗粉で鶏ガラスープにトロミを付け、ソースがわりにしてみる事だ。
ナンチャッテバーガーを食べる時に、味をつけたいのだ…
それにステーキにかけて、味を変えるのも良いな。
みんなを何とかなだめて朝食を終えた。
朝食後、デンプン樽のすりつぶしたジャガイモをとりだし、デンプンが抜けたジャガイモは使い道が無いので捨てようと思ったが……
ひき肉を加えたり野菜を加えて焼いたりすれば、食べられるのではないか?と思い直し保管しておく事にした。
デンプン樽の水を慎重に捨て、デンプンをボウルに移す。
結構な大きさのボウルに、8分目くらいたまった
これを自然乾燥させれば、デンプン粉,つまり片栗粉になるはず。
出発の準備で、家と風呂小屋をマジックバックにしまったら、ミーちゃんが驚いていた。
「あんな大きな物、どこに行ったのです❓」
(う~ん、ミーちゃんになら、マジックバックの事を話しても大丈夫かな)
「ミーちゃんはマジックバックって知ってるか?」
「前のご主人の仲間の人が使ってるのを見たこと有るです。
でも背負い袋1個くらいでいっぱいだったのです」
「俺のマジックバックは特別製でね。
ものすごくたくさん物が入るんだ、さっきの小屋を入れてもまだまだ余裕が有るんだぞ。
それと使う人が決まっていて、俺じゃないと物の出し入れは出来ないから、盗んでも無駄なんだけどね」
(マジックバックの容量が魔力量と比例しているとかは、言わないでおこう)
「へ~‼ スゴいのです~」
「かなり貴重な物らしいから、他の人に言ったりしないでね。
でも、もしミーちゃんが悪い人に捕まって、マジックバックの事を言わないと殺されそうなら、言っても良いからね」
「わかったのです。
でも〈話すな〉って命令にはしないのです❔」
「命令しちゃうと、絶対に話せなくなるからね。
そうなると相手はミーちゃんを殺すしかなくなっちゃうだろう。
マジックバックより、ミーちゃんの命が優先だよ」
「リョウジさん、ありがとなの……」
なんだかミーちゃんは、えらく感動してるようだ
馬車の荷台に、擬装用の荷物を出そうかと思ったが、止めた。
この馬車は、外から覗かれ無い様に扉がしっかりしてるからな。
デンプンが入ったボウルを乾燥させるために置いて置くか?とも思ったが、振動が激しくて転げ回っちゃうだろう。
マジックバックはちゃんと時間が経過するから、マジックバックに入れておこうと思ったが、やっぱり天日で干した方が良いなとおもい、馭者席で手綱を持たない人に抱えてもらう事にした。
夜営地を出発して、最初はリリィに馭者をしてもらい、ミーちゃんにデンプンが入ったボウルを持ってもらって、俺は今までバタバタして忘れていた、広範囲攻撃魔法〈爆破(エクスプローション)〉を練習する事にした。
進行方向の左側の100㍍くらい離れた所に、草原から岩が突き出ているのが見えたので、それを目標にする。
イメージは以前テレビで見たダイナマイトの発破だ。
100㍍先の岩がダイナマイトで爆破されるイメージを固め、そのイメージに魔力を流して行くが………
シ~ン(-.-)Zzz・・・・
発動しない……
「あれ❓ おかしいな。
何でだろ? 以前の小爆発は成功したのに」
試しに以前成功した小爆発のイメージを思い出して見る
(え~と、確か 1㍍先の空中で極小爆発)
そのイメージに魔力を流す
パンと言う光りを伴う音がした。
(極小爆発はできるのに、何でだろ?)
極小爆発のイメージをよく思い出してみる……
あ❗❗……
パンと言う音と、光り しかイメージしてないわ………
う~ん。
やっぱり、爆発はイメージだけじゃ起こせ無いか……
もしくは爆発と言う現象を詳細にイメージするとか?
爆発、爆発ねぇ~
火薬が爆発する………
火薬、火薬、黒色火薬か…
え~と、黒色火薬は炭素と硫黄と硝石の混合物だったな。
なんか人狼が活躍するラノベで〈火の秘薬〉として登場したのを覚えてるわ
炭素と硫黄はわかるが……硝石って何❓❓
地下から発掘される鉱物らしいけど、そんなもん見たこともネ~よ
火薬をイメージで作るのは無理だな。
あ~❗ そう言えば、エンジンのシリンダー内も爆発だよな。
シリンダー内に霧状に散布したガソリンと空気の混合気を圧縮して、プラグで点火すると、霧状のガソリンがいっせいに燃えるて爆発するっと…
可燃物がいっせいに燃えて爆発って言えば、粉塵爆発が有るじゃん❗❗❗
これなら出来そうか?
密閉された空間に、可燃性の細かい塵のような物を撒き散らし、火を付ければ良いだけだ……
って、言うのは簡単だけど、室内でしか使えないじゃん❗❗
グレンフォードまでの旅の中で、お助けキャラ的な人物?を登場させようか否か、悩みに悩んだのですが………
結局、登場させない事にしました。
こう言う時、相談する人も無く一人きりなのは大変だなァ と思います。
毎日更新とかしてるラノベ作家さんはスゴいな~ と、すなおに尊敬しますね
──────────────────────────────
──────────────────────────────
やはり車作りへの道のりは長いな。
ここまでにして、今日は寝よう。
せっかく新鮮なワイルドボアの骨が有るのだ、ゲンコツだけを使ったゲンコツスープを作りたいし……
それにワイルドボアの肉から脂を剥(は)いで、ラードも作りたいし、出来ればベーコンも作りたい。
ダメだ、さすがに眠い明日にしよう。
隣の部屋に行くと、リリィがベットで横になってる。
リリィはアンデットのレイスだ、眠る必用など無いから起きてるはず……
なんとなく気まずくて、声はかけずにリリィの隣のベットに横たわった。
*******
朝起きて、隣のベットで寝てるリリィを見る。
やはり気まずいが……
ずっとこのままって訳にもな~
「リリィ、起きてるんだろ」
「あら。リョウジ、おはよう
夕べはお楽しみでしたわね~🎵🎵」
「お楽しみでしたわねじゃネ~❗❗❗」
「ほらほら、大きな声出すとフィリスちゃんが起きるわよ。
あれくらいなら何時でもやってあげるから、たまったらいつでも言いなさいな。
リョウジちゃんは若いんだから、溜め込んじゃダメよ~」
「あ~。
それは正直 ありがたいな」
「お兄ちゃん、おはよー☀🙋❗
リリィお姉ちゃんと何の話し~」
「リョウジさん、おはようなの」
フィリスとミーちゃんも起きた。
これ以上リリィと夕べの事を話す訳にはいかないな。
「何でもないよ。
とりあえず顔を洗いな」
顔洗い用の小樽を出して、スベンソンに水を入れてもらい、俺は隣の炊事部屋に移動した。
夕べから煮込んでいる鶏ガラスープの味をみる。
「うん、鶏ガラとは違うが、美味い。
良いんじゃないか❗と言うか、鶏ガラスープより旨いんじゃないか?
鶏ガラスープより旨みが濃いのに、飲みくちはスッキリしていて、ほのかな甘みがある。
スープと言うより、清涼飲料水に近いような感じかな?」
朝食は兎肉のステーキと、お試しで具なしの兎ガラスープを出してみた。
「お兄ちゃん❗❗ 何これ❗ スゴく美味しよ。
いくらでも飲めそう❗❗❗
おかわりー」
「リョウジ、またスゴいスープ作ったわね❗❗
サッバリした飲みごたえなのに、旨み❔がすごいわ❕❕
フィリスちゃんが言った様に、いくらでも飲めそう
おかわりちょうだい❗」
『これ、スゴく美味し~
リョウジ~おかわり~』
「みんな、チョット待って~❗
まだお試しで、少ししか作ってないんだ
試したい事とか有るから、今日は一杯だけにしてくれ」
『スベンソン、すまない
まだお試しで少ししかないんだ、今日は一杯でガマンしてくれ』
「「『え~❗❓ そんな~❗』」」
「お兄ちゃん、すぐ作れないの❓」
「リョウジ~。すぐ作りなさいよ❗」
「リョウジさん。 すぐ作るべきなのです❗」
『すぐ作れば~❓』
「トンコツスープと同じで、すぐには作れないんだ」
俺がやりたい事とは、これから作る片栗粉で鶏ガラスープにトロミを付け、ソースがわりにしてみる事だ。
ナンチャッテバーガーを食べる時に、味をつけたいのだ…
それにステーキにかけて、味を変えるのも良いな。
みんなを何とかなだめて朝食を終えた。
朝食後、デンプン樽のすりつぶしたジャガイモをとりだし、デンプンが抜けたジャガイモは使い道が無いので捨てようと思ったが……
ひき肉を加えたり野菜を加えて焼いたりすれば、食べられるのではないか?と思い直し保管しておく事にした。
デンプン樽の水を慎重に捨て、デンプンをボウルに移す。
結構な大きさのボウルに、8分目くらいたまった
これを自然乾燥させれば、デンプン粉,つまり片栗粉になるはず。
出発の準備で、家と風呂小屋をマジックバックにしまったら、ミーちゃんが驚いていた。
「あんな大きな物、どこに行ったのです❓」
(う~ん、ミーちゃんになら、マジックバックの事を話しても大丈夫かな)
「ミーちゃんはマジックバックって知ってるか?」
「前のご主人の仲間の人が使ってるのを見たこと有るです。
でも背負い袋1個くらいでいっぱいだったのです」
「俺のマジックバックは特別製でね。
ものすごくたくさん物が入るんだ、さっきの小屋を入れてもまだまだ余裕が有るんだぞ。
それと使う人が決まっていて、俺じゃないと物の出し入れは出来ないから、盗んでも無駄なんだけどね」
(マジックバックの容量が魔力量と比例しているとかは、言わないでおこう)
「へ~‼ スゴいのです~」
「かなり貴重な物らしいから、他の人に言ったりしないでね。
でも、もしミーちゃんが悪い人に捕まって、マジックバックの事を言わないと殺されそうなら、言っても良いからね」
「わかったのです。
でも〈話すな〉って命令にはしないのです❔」
「命令しちゃうと、絶対に話せなくなるからね。
そうなると相手はミーちゃんを殺すしかなくなっちゃうだろう。
マジックバックより、ミーちゃんの命が優先だよ」
「リョウジさん、ありがとなの……」
なんだかミーちゃんは、えらく感動してるようだ
馬車の荷台に、擬装用の荷物を出そうかと思ったが、止めた。
この馬車は、外から覗かれ無い様に扉がしっかりしてるからな。
デンプンが入ったボウルを乾燥させるために置いて置くか?とも思ったが、振動が激しくて転げ回っちゃうだろう。
マジックバックはちゃんと時間が経過するから、マジックバックに入れておこうと思ったが、やっぱり天日で干した方が良いなとおもい、馭者席で手綱を持たない人に抱えてもらう事にした。
夜営地を出発して、最初はリリィに馭者をしてもらい、ミーちゃんにデンプンが入ったボウルを持ってもらって、俺は今までバタバタして忘れていた、広範囲攻撃魔法〈爆破(エクスプローション)〉を練習する事にした。
進行方向の左側の100㍍くらい離れた所に、草原から岩が突き出ているのが見えたので、それを目標にする。
イメージは以前テレビで見たダイナマイトの発破だ。
100㍍先の岩がダイナマイトで爆破されるイメージを固め、そのイメージに魔力を流して行くが………
シ~ン(-.-)Zzz・・・・
発動しない……
「あれ❓ おかしいな。
何でだろ? 以前の小爆発は成功したのに」
試しに以前成功した小爆発のイメージを思い出して見る
(え~と、確か 1㍍先の空中で極小爆発)
そのイメージに魔力を流す
パンと言う光りを伴う音がした。
(極小爆発はできるのに、何でだろ?)
極小爆発のイメージをよく思い出してみる……
あ❗❗……
パンと言う音と、光り しかイメージしてないわ………
う~ん。
やっぱり、爆発はイメージだけじゃ起こせ無いか……
もしくは爆発と言う現象を詳細にイメージするとか?
爆発、爆発ねぇ~
火薬が爆発する………
火薬、火薬、黒色火薬か…
え~と、黒色火薬は炭素と硫黄と硝石の混合物だったな。
なんか人狼が活躍するラノベで〈火の秘薬〉として登場したのを覚えてるわ
炭素と硫黄はわかるが……硝石って何❓❓
地下から発掘される鉱物らしいけど、そんなもん見たこともネ~よ
火薬をイメージで作るのは無理だな。
あ~❗ そう言えば、エンジンのシリンダー内も爆発だよな。
シリンダー内に霧状に散布したガソリンと空気の混合気を圧縮して、プラグで点火すると、霧状のガソリンがいっせいに燃えるて爆発するっと…
可燃物がいっせいに燃えて爆発って言えば、粉塵爆発が有るじゃん❗❗❗
これなら出来そうか?
密閉された空間に、可燃性の細かい塵のような物を撒き散らし、火を付ければ良いだけだ……
って、言うのは簡単だけど、室内でしか使えないじゃん❗❗
0
お気に入りに追加
34
あなたにおすすめの小説
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
前回は断頭台で首を落とされましたが、今回はお父様と協力して貴方達を断頭台に招待します。
夢見 歩
ファンタジー
長年、義母と義弟に虐げられた末に無実の罪で断頭台に立たされたステラ。
陛下は父親に「同じ子を持つ親としての最後の温情だ」と断頭台の刃を落とす合図を出すように命令を下した。
「お父様!助けてください!
私は決してネヴィルの名に恥じるような事はしておりません!
お父様ッ!!!!!」
ステラが断頭台の上でいくら泣き叫び、手を必死で伸ばしながら助けを求めても父親がステラを見ることは無かった。
ステラは断頭台の窪みに首を押さえつけられ、ステラの父親の上げた手が勢いよく振り下ろされると同時に頭上から鋭い刃によって首がはねられた。
しかし死んだはずのステラが目を開けると十歳まで時間が巻き戻っていて…?
娘と父親による人生のやり直しという名の復讐劇が今ここに始まる。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
全力で執筆中です!お気に入り登録して頂けるとやる気に繋がりますのでぜひよろしくお願いします( * ॑꒳ ॑*)
婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな
カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界
魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた
「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね?
それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」
小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く
塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう
一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが……
◇◇◇
親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります
(『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です)
◇◇◇
ようやく一区切りへの目処がついてきました
拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです
虐げられた令嬢、ペネロペの場合
キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。
幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。
父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。
まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。
可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。
1話完結のショートショートです。
虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい……
という願望から生まれたお話です。
ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。
R15は念のため。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
私を裏切った相手とは関わるつもりはありません
みちこ
ファンタジー
幼なじみに嵌められて処刑された主人公、気が付いたら8年前に戻っていた。
未来を変えるために行動をする
1度裏切った相手とは関わらないように過ごす
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる