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羞恥心
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「紘、綺麗…」
兄は浴衣がはだけた俺の体を見て、そう呟いた。
鎖骨のところにちゅっと唇をつけられる。
さっき露天風呂に入ってきたので、兄の湿り気のある髪が肌に触れるとなんとも言えない心地になる。
兄は荷物から取り出していたらしいローションを手に出した。
「優しくするね」
そしてアナルに優しく手をつけて、慣らし始めた。指が一本入ってきた時、俺は不意に
「んっ、」
と声を漏らしてしまった。
兄はアナルの中の感覚を確かめて、ゆっくりほぐす。
「紘、もしかして………
お尻の穴いじったことある?」
俺は驚いて心臓が何かにつかまれたようになった。
どうしよう…
勝手に兄と色々することを期待して、自分で後ろの穴を弄っていたなんて、浅ましくて、恥ずかしすぎる。
俺は黙っていた。
兄は少し機嫌が悪くなった。
「誰に入れ知恵されたの、」
兄は俺が誰かに薦められてやったのだと勘違いしているらしい。
違う、自分で…
そんな恥ずかしいこと言えるはずもなく、黙っていると兄の機嫌はもっと悪くなり、兄は俺の中に入れた指を動かし、強く一箇所を押した。
「あっっ、んっ」
慌てて口を抑える。
何かやばいところを押された気がする。にぶく快感が走った。
兄は「紘の世界には俺だけでいいのに…」とぼそっと呟いた。
「兄さん、?」
俺は兄の顔が険しくなっているのを見て、不安になった。このままでは俺のせいで、せっかくの初めてを失敗させてしまう。
俺は恥ずかしさを堪えて、白状した。
「兄さん、俺、自分で兄さんとすることを想像して、、、
それで、、
自分でお尻の穴を弄って練習してた、
ごめん、こんな弟で………」
兄が険しい顔をしているのが珍しく怖かったので、少し涙目になりながら言った。
兄は、「あっ、」という顔をした。
そして
「あーーーーーーーーごめん、」
といつもの調子に戻って言った。
「だめだ、紘のことになると冷静に考えられなくなるの、俺の悪い癖だ…」
そう言って俺に軽くキスをした。
「ごめんね、怖かった?」
俺はほっとしてうなずいた。
それも束の間、兄は逆の方向に暴走し始めた。
「いやでも待て、
紘、自分で弄ってたってこと??
俺のために????
やばい…めっちゃ興奮する…
紘可愛い」
「へっ?」
兄は俺の性器を左手で握って上下に動かした。
そしてアナルの中で指を動かした。
「あっ、まって
んっっ、
ふ、 」
性器を刺激され気持ちよくなる。それと同時に謎の快感が後ろの方からやってくる。
「待って、止めて!!!いっちゃう…っ」
「いいよ、いって?」
「ーーーーっっ!」
俺の性器はぶるるっと震えて、白い精液を出した。
それはお腹の上に飛んだ。
性器は余韻でピクピクと震え、俺は口を抑えていた手を横に戻し脱力した。
兄は俺のお腹の上に飛んだ精液を手で触ってそのままお腹を撫でた。
兄は静かな笑みを浮かべていた。
兄は浴衣がはだけた俺の体を見て、そう呟いた。
鎖骨のところにちゅっと唇をつけられる。
さっき露天風呂に入ってきたので、兄の湿り気のある髪が肌に触れるとなんとも言えない心地になる。
兄は荷物から取り出していたらしいローションを手に出した。
「優しくするね」
そしてアナルに優しく手をつけて、慣らし始めた。指が一本入ってきた時、俺は不意に
「んっ、」
と声を漏らしてしまった。
兄はアナルの中の感覚を確かめて、ゆっくりほぐす。
「紘、もしかして………
お尻の穴いじったことある?」
俺は驚いて心臓が何かにつかまれたようになった。
どうしよう…
勝手に兄と色々することを期待して、自分で後ろの穴を弄っていたなんて、浅ましくて、恥ずかしすぎる。
俺は黙っていた。
兄は少し機嫌が悪くなった。
「誰に入れ知恵されたの、」
兄は俺が誰かに薦められてやったのだと勘違いしているらしい。
違う、自分で…
そんな恥ずかしいこと言えるはずもなく、黙っていると兄の機嫌はもっと悪くなり、兄は俺の中に入れた指を動かし、強く一箇所を押した。
「あっっ、んっ」
慌てて口を抑える。
何かやばいところを押された気がする。にぶく快感が走った。
兄は「紘の世界には俺だけでいいのに…」とぼそっと呟いた。
「兄さん、?」
俺は兄の顔が険しくなっているのを見て、不安になった。このままでは俺のせいで、せっかくの初めてを失敗させてしまう。
俺は恥ずかしさを堪えて、白状した。
「兄さん、俺、自分で兄さんとすることを想像して、、、
それで、、
自分でお尻の穴を弄って練習してた、
ごめん、こんな弟で………」
兄が険しい顔をしているのが珍しく怖かったので、少し涙目になりながら言った。
兄は、「あっ、」という顔をした。
そして
「あーーーーーーーーごめん、」
といつもの調子に戻って言った。
「だめだ、紘のことになると冷静に考えられなくなるの、俺の悪い癖だ…」
そう言って俺に軽くキスをした。
「ごめんね、怖かった?」
俺はほっとしてうなずいた。
それも束の間、兄は逆の方向に暴走し始めた。
「いやでも待て、
紘、自分で弄ってたってこと??
俺のために????
やばい…めっちゃ興奮する…
紘可愛い」
「へっ?」
兄は俺の性器を左手で握って上下に動かした。
そしてアナルの中で指を動かした。
「あっ、まって
んっっ、
ふ、 」
性器を刺激され気持ちよくなる。それと同時に謎の快感が後ろの方からやってくる。
「待って、止めて!!!いっちゃう…っ」
「いいよ、いって?」
「ーーーーっっ!」
俺の性器はぶるるっと震えて、白い精液を出した。
それはお腹の上に飛んだ。
性器は余韻でピクピクと震え、俺は口を抑えていた手を横に戻し脱力した。
兄は俺のお腹の上に飛んだ精液を手で触ってそのままお腹を撫でた。
兄は静かな笑みを浮かべていた。
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