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第二部 四季姫進化の巻
第十一章 悪鬼奇襲 6
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六
山道の先で榎が見た光景は、この世のものとは思えなかった。
杉の木々の隙間から、巨大なナメクジみたいな生き物が、軟体を突き出していた。
その数、十体。どす黒い、粉っぽい胴から細い触手を大量に伸ばし、うねらせていた。
あまりのおぞましさに、榎は足を止めた。サンダルの爪先に何かがぶつかり、地面を転がる。
木の枝かと思ったが、違った。
春姫の、横笛だった。全身を悪寒が襲い、顔をあげた。
眼前の情景に、榎は戦慄した。
「椿、柊、楸! しっかりしろ!」
四季姫に変身した三人が、化け物の触手に絡めとられていた。完全に動きを封じられ、だらりと項垂れている。
「えのちゃん、来ちゃだめ……。こいつら、強いわ」
榎に気付いた椿が、気力を振り絞って顔をあげた。
動きに反応して、触手が締め付けを強めた。椿は呻き声をあげ、気を失った。
別の触手が、上のほうで激しく撓る。榎の側へ、何かを投げ飛ばしてきた。
傷だらけの宵が、地面に叩き付けられて、転がった。三人を助けようとして、無残にも返り討ちにあっていた。
「宵、大丈夫か!? 無茶するな」
力を使えない人間の姿では、異形の化け物には敵わない。四季姫が三人で戦っても、この惨状だ。奇妙な連中の力は、計り知れない。
「ちくしょう。力が、戻れば……」
「宵月夜さま、手当をせねば!」
歯を食いしばり、宵は化け物を睨む。八咫が慌てて、宵を引っ張って化け物から遠ざけた。
「どいつもこいつも、他愛のない。本当にこやつらが、悪鬼の長を倒したのかえ?」
触手の根元から、おぞましい声が聞こえた。
「こんなに弱い人間どもを始末するために、我らが新しき長は、いつまで手間取っておるのだ」
「だから言ったのだ。あんな、人間かぶれの放蕩息子、長には相応しくないと」
「何を申しておる、お主が一番に賛成したのではないか」
化け物達が、口々に言葉を発する。
よく見ると、各々の声の発生源には、牙の覗く大きな口と、吸い込まれそうな黒い眼穴があった。
あの、異形の顔。見覚えがある。――悪鬼の特徴だ。
姿は人間とは似ても似つかないが、間違いない。
「長が始末に倦(あぐね)いているのなら、我らで四季姫を倒せばよい」
「楽には死なせぬぞよ。髪の毛を一本一本、なくなるまで引き抜いてやろうか。爪を順番に剥いでやろうか。歯を奥から順に、へし折ってやろうか」
悪鬼たちが、三人の顔に触手の先端を押し付けはじめた。本格的にいたぶるつもりか。
榎は髪飾りを握りしめ、念じた。
「いと高き 夏の日差しの 力以て 天へ伸びゆく 清き百合花」
夏の風が周囲を包みこむ。榎の力に呼応して、悪鬼たちが動きを止めた。
「――夏姫、ここに見参!」
背後で様子を伺っていた響が、変身した榎の姿を見て口笛を吹いた。
「なるほど。現代の混沌と化した世界にはそぐわない、洗練された力だ。夏の力は猛々しく、朝露よりも儚く、美しい。父が敗れるわけだ」
響は飄々と、剣を構えた榎の側に寄ってきた。目を細めて、白銀の剣を観察しはじめた。
「あなたの持つ剣からは、死の匂いがする。呪いの香り。とても、懐かしく感じる。その剣の一撃が、父を死に至らしめたのかな」
やがて、満足して身を引いた。
気儘な響の行動に、調子を狂わされる。
だが、構っている隙はない。一刻も早く、三人を助けなければ。
「みんなを放せ! 鬼閻には、あたしが止めを刺したんだ。復讐するなら、あたしだけにしろ!」
榎は悪鬼たちを挑発した。悪鬼達は初めて気付いた様子で、榎に注目した。
「最後の一人が、のこのこと、やってきおったわ」
「探す手間が省けた」
「少しは、楽しませてくれよ」
攻撃対象が、榎に移る。
素早く撓る触手が、鞭さながらに跳んできた。榎は素早く躱し、反撃に転じる。
ナメクジみたいな悪鬼の体に、切り付けた。だが、妙なざらつきと柔らかさのせいで、刃が食い込まない。
「食らえ、〝真空断戯〟」
ならばと、全てを切り裂く、真空の刃を放つ。その攻撃さえも、悪鬼の体に弾かれた。相手は、何のダメージも負っていない。
悪鬼たちが、再び触手を飛ばしてきた。死角からの攻撃を避けきれず、榎は弾き飛ばされた。
痛みを堪えて体勢を取り直し、舌打ちした。
「駄目か。今の、あたしの力じゃ……」
たった一人では、悪鬼には太刀打ちできない。四人揃っていても、十体もの悪鬼を相手に、勝てる気がしなかった。
どうすればいい。いつも指示をくれる、月麿も了生たちもいない。
誰にも助けを求められない、危機的な状況。
榎は焦りと恐怖に押し潰され、泣きそうになっていた。
足に力が入らない。膝が震え、折れかかった。
腕を掴み、支えてくれるものがいた。顔を向けると、すぐ側に響が立っていた。
「夏姫殿。お近付きの印に、少し助力いたしましょう」
響は相変わらずの飄々顔で、悪鬼の団体を見据えた。
細めていた目を、大きく開眼した。同時に、周囲の空気と重力が、変わった気がした。真夏の午後、一番暑い時間にもかかわらず、冷機が纏わりつく。体が凍りついた感覚に襲われた。
響がもたらした異変は、悪鬼連中にも影響を与えはじめた。動きが徐々に鈍くなり、地面に体を横たえさせていく。
完全に、目に見えない強い力に潰されていた。触手も力をなくし、椿たちの体を地面に落とす。
響に背を押された。榎は我に返り、三人を悪鬼の側から遠ざけた。みんな満身創痍だが、命に別状はない。
安全な場所へ逃げた後、響の力は更に増した。風が強まり、テンガロンハットが頭上へ吹き飛ぶ。顕になった額の角が、青白い光を放っていた。
地面に平伏した十体の悪鬼の体が、徐々に溶けはじめた。溶けた体の表面が結合し、巨大な一つの塊へと変貌していく。
身動きが取れなくなった悪鬼達は、呻き声を上げながら、響に殺気を放った。
「何の真似だ、長よ! 四季姫の味方をするとは!」
「すまんが、気が変わった。私は長をやめる。父の仇を討ちたければ、好きにすればいい。その格好で、自由に行動できればの話だが」
響が力の解放を止めると、息苦しさが消えた。だが、力場が正常に戻っても、悪鬼の姿は変わらなかった。
「おのれ、裏切り者! 我らを、元の姿に戻せぇ!」
「私にも、戻し方が分からん。自力で何とかしてくれ」
響は、肩を竦めて嫌味に笑う。巨大な塊に融合した悪鬼達は、口々に文句や悲鳴を上げながら、転がって山の奥へと姿を消した。
「しばらくは、あの悪鬼共も悪さはできません。ですが、一時凌ぎです。奴らの体が元通りになれば、その時があなたたちの最期となりましょう」
体勢を取り直せば、悪鬼達は再び、四季姫の元に報復に訪れる。その時に、悪鬼を返り討ちにできる力は、榎たちにはない。
寿命が、延びただけだ。この先いったい、どうすればいい?
焦りから、榎は歯を食いしばった。
「その時までに、せいぜい強くお成りなさい。あなたたちの中にはまだ、陰陽師たるべき力が眠っている」
榎は、響を見上げた。すべてを見透かしているのかと思える、不思議な笑顔を浮かべていた。
何を根拠に、榎たちを語るのか。四季姫の、何を知っているのか。
色々と、話を聞き出したかった。だが、頭が混乱して、言葉が纏まらない。
「私は、用事がありますので、失礼」
地面に落ちたテンガロンハットを拾い、響は笑顔で、山を下っていった。
「まだ、力が眠っている……」
取り残された榎は、散々な戦いの傷痕を呆然と眺めながら、響の言葉を脳内で反芻していた。
山道の先で榎が見た光景は、この世のものとは思えなかった。
杉の木々の隙間から、巨大なナメクジみたいな生き物が、軟体を突き出していた。
その数、十体。どす黒い、粉っぽい胴から細い触手を大量に伸ばし、うねらせていた。
あまりのおぞましさに、榎は足を止めた。サンダルの爪先に何かがぶつかり、地面を転がる。
木の枝かと思ったが、違った。
春姫の、横笛だった。全身を悪寒が襲い、顔をあげた。
眼前の情景に、榎は戦慄した。
「椿、柊、楸! しっかりしろ!」
四季姫に変身した三人が、化け物の触手に絡めとられていた。完全に動きを封じられ、だらりと項垂れている。
「えのちゃん、来ちゃだめ……。こいつら、強いわ」
榎に気付いた椿が、気力を振り絞って顔をあげた。
動きに反応して、触手が締め付けを強めた。椿は呻き声をあげ、気を失った。
別の触手が、上のほうで激しく撓る。榎の側へ、何かを投げ飛ばしてきた。
傷だらけの宵が、地面に叩き付けられて、転がった。三人を助けようとして、無残にも返り討ちにあっていた。
「宵、大丈夫か!? 無茶するな」
力を使えない人間の姿では、異形の化け物には敵わない。四季姫が三人で戦っても、この惨状だ。奇妙な連中の力は、計り知れない。
「ちくしょう。力が、戻れば……」
「宵月夜さま、手当をせねば!」
歯を食いしばり、宵は化け物を睨む。八咫が慌てて、宵を引っ張って化け物から遠ざけた。
「どいつもこいつも、他愛のない。本当にこやつらが、悪鬼の長を倒したのかえ?」
触手の根元から、おぞましい声が聞こえた。
「こんなに弱い人間どもを始末するために、我らが新しき長は、いつまで手間取っておるのだ」
「だから言ったのだ。あんな、人間かぶれの放蕩息子、長には相応しくないと」
「何を申しておる、お主が一番に賛成したのではないか」
化け物達が、口々に言葉を発する。
よく見ると、各々の声の発生源には、牙の覗く大きな口と、吸い込まれそうな黒い眼穴があった。
あの、異形の顔。見覚えがある。――悪鬼の特徴だ。
姿は人間とは似ても似つかないが、間違いない。
「長が始末に倦(あぐね)いているのなら、我らで四季姫を倒せばよい」
「楽には死なせぬぞよ。髪の毛を一本一本、なくなるまで引き抜いてやろうか。爪を順番に剥いでやろうか。歯を奥から順に、へし折ってやろうか」
悪鬼たちが、三人の顔に触手の先端を押し付けはじめた。本格的にいたぶるつもりか。
榎は髪飾りを握りしめ、念じた。
「いと高き 夏の日差しの 力以て 天へ伸びゆく 清き百合花」
夏の風が周囲を包みこむ。榎の力に呼応して、悪鬼たちが動きを止めた。
「――夏姫、ここに見参!」
背後で様子を伺っていた響が、変身した榎の姿を見て口笛を吹いた。
「なるほど。現代の混沌と化した世界にはそぐわない、洗練された力だ。夏の力は猛々しく、朝露よりも儚く、美しい。父が敗れるわけだ」
響は飄々と、剣を構えた榎の側に寄ってきた。目を細めて、白銀の剣を観察しはじめた。
「あなたの持つ剣からは、死の匂いがする。呪いの香り。とても、懐かしく感じる。その剣の一撃が、父を死に至らしめたのかな」
やがて、満足して身を引いた。
気儘な響の行動に、調子を狂わされる。
だが、構っている隙はない。一刻も早く、三人を助けなければ。
「みんなを放せ! 鬼閻には、あたしが止めを刺したんだ。復讐するなら、あたしだけにしろ!」
榎は悪鬼たちを挑発した。悪鬼達は初めて気付いた様子で、榎に注目した。
「最後の一人が、のこのこと、やってきおったわ」
「探す手間が省けた」
「少しは、楽しませてくれよ」
攻撃対象が、榎に移る。
素早く撓る触手が、鞭さながらに跳んできた。榎は素早く躱し、反撃に転じる。
ナメクジみたいな悪鬼の体に、切り付けた。だが、妙なざらつきと柔らかさのせいで、刃が食い込まない。
「食らえ、〝真空断戯〟」
ならばと、全てを切り裂く、真空の刃を放つ。その攻撃さえも、悪鬼の体に弾かれた。相手は、何のダメージも負っていない。
悪鬼たちが、再び触手を飛ばしてきた。死角からの攻撃を避けきれず、榎は弾き飛ばされた。
痛みを堪えて体勢を取り直し、舌打ちした。
「駄目か。今の、あたしの力じゃ……」
たった一人では、悪鬼には太刀打ちできない。四人揃っていても、十体もの悪鬼を相手に、勝てる気がしなかった。
どうすればいい。いつも指示をくれる、月麿も了生たちもいない。
誰にも助けを求められない、危機的な状況。
榎は焦りと恐怖に押し潰され、泣きそうになっていた。
足に力が入らない。膝が震え、折れかかった。
腕を掴み、支えてくれるものがいた。顔を向けると、すぐ側に響が立っていた。
「夏姫殿。お近付きの印に、少し助力いたしましょう」
響は相変わらずの飄々顔で、悪鬼の団体を見据えた。
細めていた目を、大きく開眼した。同時に、周囲の空気と重力が、変わった気がした。真夏の午後、一番暑い時間にもかかわらず、冷機が纏わりつく。体が凍りついた感覚に襲われた。
響がもたらした異変は、悪鬼連中にも影響を与えはじめた。動きが徐々に鈍くなり、地面に体を横たえさせていく。
完全に、目に見えない強い力に潰されていた。触手も力をなくし、椿たちの体を地面に落とす。
響に背を押された。榎は我に返り、三人を悪鬼の側から遠ざけた。みんな満身創痍だが、命に別状はない。
安全な場所へ逃げた後、響の力は更に増した。風が強まり、テンガロンハットが頭上へ吹き飛ぶ。顕になった額の角が、青白い光を放っていた。
地面に平伏した十体の悪鬼の体が、徐々に溶けはじめた。溶けた体の表面が結合し、巨大な一つの塊へと変貌していく。
身動きが取れなくなった悪鬼達は、呻き声を上げながら、響に殺気を放った。
「何の真似だ、長よ! 四季姫の味方をするとは!」
「すまんが、気が変わった。私は長をやめる。父の仇を討ちたければ、好きにすればいい。その格好で、自由に行動できればの話だが」
響が力の解放を止めると、息苦しさが消えた。だが、力場が正常に戻っても、悪鬼の姿は変わらなかった。
「おのれ、裏切り者! 我らを、元の姿に戻せぇ!」
「私にも、戻し方が分からん。自力で何とかしてくれ」
響は、肩を竦めて嫌味に笑う。巨大な塊に融合した悪鬼達は、口々に文句や悲鳴を上げながら、転がって山の奥へと姿を消した。
「しばらくは、あの悪鬼共も悪さはできません。ですが、一時凌ぎです。奴らの体が元通りになれば、その時があなたたちの最期となりましょう」
体勢を取り直せば、悪鬼達は再び、四季姫の元に報復に訪れる。その時に、悪鬼を返り討ちにできる力は、榎たちにはない。
寿命が、延びただけだ。この先いったい、どうすればいい?
焦りから、榎は歯を食いしばった。
「その時までに、せいぜい強くお成りなさい。あなたたちの中にはまだ、陰陽師たるべき力が眠っている」
榎は、響を見上げた。すべてを見透かしているのかと思える、不思議な笑顔を浮かべていた。
何を根拠に、榎たちを語るのか。四季姫の、何を知っているのか。
色々と、話を聞き出したかった。だが、頭が混乱して、言葉が纏まらない。
「私は、用事がありますので、失礼」
地面に落ちたテンガロンハットを拾い、響は笑顔で、山を下っていった。
「まだ、力が眠っている……」
取り残された榎は、散々な戦いの傷痕を呆然と眺めながら、響の言葉を脳内で反芻していた。
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