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学校生活〜①〜
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途中で待ち合わせたアリシアちゃんと合流して、孤児院へ向かいます。
多分、ここら辺なはず。…入り口で待っていてくれるとの事でしたけど。
「「あっ。」」
「おっはよー!!こっち、こっち!」
手招きしているテオドール君発見!
隣に女の人が立ってます。
「おはようございます。今日はお招きありがとうございます!」
「まぁ、ご丁寧に。いらっしゃいませ。」
「ねっ!クロード嬢はまだ4歳なのに、しっかりしてるんだよ。あっ。この人はここのシスターでまとめ役。今日、友達が来るって言ったら、一緒に出迎えるって…」
ここの孤児院の管理責任者って所かな?
…もしかして!?
『どうせ、孤児院を馬鹿にしに来たのでしょう!?』とか…
『友達?そんなの名ばかりで、うちの子を虐めてるんじゃないの?』とか…
『そんな怪しい格好の子とは関わりたくありません!お帰りください!!』とか…
言われちゃう!?
な、仲良しですよー!!
「だって、お家の子供達以外の初めてのお友達でしょ?挨拶しないと!!」
あれっ?何だか可愛い人だった。もっと、厳しいイメージが…。
息子の初めてのお友達に、子供以上に浮かれているお母さんって感じ。
「もう!出迎えは一人で大丈夫だって言ったのに、見たかったのかよ…」
「ふふっ。だって、待ちきれなくて。」
「まったく…じゃあ、改めて中案内するね!キラは中で待ってるから!!」
玄関から長い廊下を歩いて行く。
途中の部屋は上級生の子達の部屋なんだって。一番奥はみんなの集まる食堂。その手前を右に曲がる。
「こっちの部屋は大人と小さい子達の部屋。…で、俺達の部屋はその奥。」
案内してもらい、立ち止まった部屋の中からは子供達の声が聞こえる。すごい賑やか。
「ここは、俺とキラの二人部屋…なんだけど…」
けど?
「よく他の奴が遊びに来るんだ。だからめっちゃ、うるさい。」
あー!なるほど。だから、今日も賑やか!!
トントン
「おーい。来たよー!!」
バタバタッ
ガタガタッ
ガチャ
「い、いらっしゃい。」
「「「いらっしゃーい!!」」」
ドアを開けてくれたキラグス君。その足元には私と同じ、もしくはそれより小さい子達がいっぱいいた。
みんな興味深々な感じだけど、外から人が来るのって珍しいのかな…
「友達…見たいって。」
「まったく。こんなに人いたら、入れないじゃん。」
「「「食堂行こう!!」」」
「はぁ?食堂?」
「シスターがみんなで遊ぶんだったら、食堂使って良いよって!」
「みんなでって…」
どうやら、ここにいるみんなで遊ぶのは決定みたいですね。
さっき教えてくれた食堂まで大移動です。
年上の子達が小さい子達の手を引いたり、抱っこして移動します。
とても微笑ましい光景です。(※貴女4歳ですよ。)
クイクイ
「…??んっ?」
ふと後ろを向くと、私よりも小さい女の子が上着の端を握ってました。か、可愛い~!!
「いっちょ。」
「はい!一緒に行きましょう。」
流石に抱っこはできないので、手を繋いで一緒に歩きます。
…弟か妹、欲しいですねぇ。わからないフリしておねだりしたら、うちの両親の事だから叶えてくれるかも!?万年新婚さんのラブラブですからねぇ。聞いてみようと!!
多分、ここら辺なはず。…入り口で待っていてくれるとの事でしたけど。
「「あっ。」」
「おっはよー!!こっち、こっち!」
手招きしているテオドール君発見!
隣に女の人が立ってます。
「おはようございます。今日はお招きありがとうございます!」
「まぁ、ご丁寧に。いらっしゃいませ。」
「ねっ!クロード嬢はまだ4歳なのに、しっかりしてるんだよ。あっ。この人はここのシスターでまとめ役。今日、友達が来るって言ったら、一緒に出迎えるって…」
ここの孤児院の管理責任者って所かな?
…もしかして!?
『どうせ、孤児院を馬鹿にしに来たのでしょう!?』とか…
『友達?そんなの名ばかりで、うちの子を虐めてるんじゃないの?』とか…
『そんな怪しい格好の子とは関わりたくありません!お帰りください!!』とか…
言われちゃう!?
な、仲良しですよー!!
「だって、お家の子供達以外の初めてのお友達でしょ?挨拶しないと!!」
あれっ?何だか可愛い人だった。もっと、厳しいイメージが…。
息子の初めてのお友達に、子供以上に浮かれているお母さんって感じ。
「もう!出迎えは一人で大丈夫だって言ったのに、見たかったのかよ…」
「ふふっ。だって、待ちきれなくて。」
「まったく…じゃあ、改めて中案内するね!キラは中で待ってるから!!」
玄関から長い廊下を歩いて行く。
途中の部屋は上級生の子達の部屋なんだって。一番奥はみんなの集まる食堂。その手前を右に曲がる。
「こっちの部屋は大人と小さい子達の部屋。…で、俺達の部屋はその奥。」
案内してもらい、立ち止まった部屋の中からは子供達の声が聞こえる。すごい賑やか。
「ここは、俺とキラの二人部屋…なんだけど…」
けど?
「よく他の奴が遊びに来るんだ。だからめっちゃ、うるさい。」
あー!なるほど。だから、今日も賑やか!!
トントン
「おーい。来たよー!!」
バタバタッ
ガタガタッ
ガチャ
「い、いらっしゃい。」
「「「いらっしゃーい!!」」」
ドアを開けてくれたキラグス君。その足元には私と同じ、もしくはそれより小さい子達がいっぱいいた。
みんな興味深々な感じだけど、外から人が来るのって珍しいのかな…
「友達…見たいって。」
「まったく。こんなに人いたら、入れないじゃん。」
「「「食堂行こう!!」」」
「はぁ?食堂?」
「シスターがみんなで遊ぶんだったら、食堂使って良いよって!」
「みんなでって…」
どうやら、ここにいるみんなで遊ぶのは決定みたいですね。
さっき教えてくれた食堂まで大移動です。
年上の子達が小さい子達の手を引いたり、抱っこして移動します。
とても微笑ましい光景です。(※貴女4歳ですよ。)
クイクイ
「…??んっ?」
ふと後ろを向くと、私よりも小さい女の子が上着の端を握ってました。か、可愛い~!!
「いっちょ。」
「はい!一緒に行きましょう。」
流石に抱っこはできないので、手を繋いで一緒に歩きます。
…弟か妹、欲しいですねぇ。わからないフリしておねだりしたら、うちの両親の事だから叶えてくれるかも!?万年新婚さんのラブラブですからねぇ。聞いてみようと!!
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