二次元夜行

黒猫

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1章 始まりの出会い

二次元夜行2

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【百鬼夜行の中】


悠斗「はぁ……このゲームに入ってもう1ヶ月か……」

俺の名前は悠斗だ。
このゲームに閉じ込められた人間だ…いや……
人間だった……かな……
今は魔族として生きている。
魔法も使える。
そんなことはどうでもいい……

俺がこのゲームについて分かったことは三つ……

一つ目

『この世界に入ったら百鬼夜行で、使っていたアバターになる』

能力も、武器も、スマホゲームだった時と変わらない……
だから俺も魔族なんだがな……




二つ目
『ゲームの中にいる時のダメージは現実にもダメージを与えられる。』

……痛みも感じた……それは俺が体験したから分かる……






そして……三つ目……
『このゲームにコンテニューは、ない……つまりこのゲームで死ぬと現実でも死ぬ……』




これは、俺が図書館で見つけた……本に書いてあった……








まぁ俺が知っている情報はこれだけだ……








悠斗「ん?……あれは?女の……子……てか、……落ちてね?!」




空から女の子が落ちてきている……


助けなくては……





悠斗「マジック発動!firstマジック!《風》」




風が女の子(ユカリ)を包み込み、優しく地上に下ろす。







これが俺の魔法……
さっき使ったのは初期の簡単な魔法……
firstマジック……
1番魔力を使うのはforceマジック……
俺はまだ……thirdマジックまでしか使えない……


悠斗  「早く……使えるように……なりたい……」

ユカリ「うっ……」

悠斗「目が覚めたか……大丈夫か? 」

ユカリ「……ここは……どこ?……あなたは……誰?」

悠斗「……ここは百鬼夜行の中で俺の名は悠斗だ……お前は?」

ユカリ「……私はユカリです……」

悠斗「ユカリ……か……」

ユカリ「百鬼夜行……て、私なんでアバターの格好に?!」

ユカリの姿は黒い巫女服を着ており、腰には刀がある。

悠斗「……て、ことは……君は……まさか……」

ユカリ「もしかして……あなたも……」

悠斗&ユカリ「外の……世界の住人?……」
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