本魂呼びの古書店主(代理)

 生まれてすぐ「この子は神の嫁になる」と託宣が下りた、残念な美少女陰陽師ミトラ。
 ある日、祖父の遺言で『猫だるま古書店』に行き、鑑定士アジャリと出会い日常が一変! 540億円の霊符代を払う代わりに、店主代理を引き受けてしまう。本魂(本のつくも神)にメッチャ弱い霊媒体質のミトラと神も鬼も顎で使う男アジャリを軸に、古書を巡る面倒な依頼を解決していく。可愛い式神やクソ生意気な美少年番頭、源氏・平家の人霊も地味に出没。

 神田神保町4丁目1番地『猫だるま古書店』はただいま営業中です。どうぞお立ち寄りくださいませ。

*この物語はフィクションです。

24h.ポイント 0pt
0
小説 192,194 位 / 192,194件 キャラ文芸 4,712 位 / 4,712件

あなたにおすすめの小説

宮廷の九訳士と後宮の生華

狭間夕
キャラ文芸
宮廷の通訳士である英明(インミン)は、文字を扱う仕事をしていることから「暗号の解読」を頼まれることもある。ある日、後宮入りした若い妃に充てられてた手紙が謎の文字で書かれていたことから、これは恋文ではないかと噂になった。真相は単純で、兄が妹に充てただけの悪意のない内容だったが、これをきっかけに静月(ジンユェ)という若い妃のことを知る。通訳士と、後宮の妃。立場は違えど、後宮に生きる華として、二人は陰謀の渦に巻き込まれることになって――

彼の呪は密やかに紡がれる

ちよこ
キャラ文芸
時は平安── 鬼や怨霊が実際にいると伝えられ、はびこった時代。 陰陽師、安倍晴明と言う男がいた。 彼の呪はまるで秘め事でもするかのように密やかに……──。

エセ関西弁の夫は妻を家庭内ストーカーしている

ミクリ21
キャラ文芸
夫ダイナはエセ関西弁の家庭内ストーカーをする男だ。 そんな夫を愛する妻アウラ。 幸せ夫婦の生活は、ちょっとだけ特殊だけど愛があるから大丈夫!

紡子さんはいつも本の中にいる

古芭白あきら
キャラ文芸
――世界は異能に包まれている。 誰もが生まれながらにして固有の異能《アビリティ》を持っている。だから、自己紹介、履歴書、面接、合コンetc、どんな場面でも異能を聞くのは話の定番ネタの一つ。しかし、『佐倉綴(さくらつづる)』は唯一能力を持たずに生を受けており、この話題の時いつも肩身の狭い思いをしていた。 そんな彼の行き着いた先は『語部市中央図書館』。 そこは人が息づきながらも静寂に包まれた綴にとって最高の世界だった。そして、そこの司書『書院紡子(しょいんつむぐこ)』に恋をしてしまう。 書院紡子はあまりの読書好きから司書を職業に選んだ。いつも本に囲まれ、いつもでも本に触れられ、こっそり読書に邁進できる司書は彼女の天職であった。しかし、彼女には綴とは真逆の悩みがあった。それは彼女の異能が読書にとってとても邪魔だったからである。 そんな紡子さんの異能とは…… 異能を持たずにコンプレックスを抱く綴と異能のせいで気がねなく読書ができない紡子が出会う時、物語が本の中で動き出す!

あの世とこの世の狭間にて!

みーやん
キャラ文芸
「狭間店」というカフェがあるのをご存知でしょうか。 そのカフェではあの世とこの世どちらの悩み相談を受け付けているという… 時には彷徨う霊、ある時にはこの世の人、 またある時には動物… そのカフェには悩みを持つものにしか辿り着けないという。 このお話はそんなカフェの物語である…

後宮の調達人

弥生
キャラ文芸
「ご依頼承りました」 愛憎渦巻く後宮で、外に出る事ができない妃たちのために望む品を届ける調達人。 善き調達人とは、善く聴く耳を持ち、善く観る目を持ち、善く沈黙する口を持つ。 籠扱いの武芸に長ける大男の腕に乗りながら、小柄な調達人の紅姑娘(ホンクウニャン)は後宮で噂される様々な問題を解決していく。 時には人の望みを叶え、時には人の闇に触れ。 貴方が見ているのは、本当に真ですか? 後宮ビターミルクなライトミステリー。 ※第6回キャラ文芸大賞に参加しています。

天然が側にいて、日々疲弊しています。

ソフィア
キャラ文芸
天然の人(舞奈美)とコミュ力高めの苦労人(真琴)の日常。

NPO法人マヨヒガ! ~CGモデラーって難しいんですか?~

みつまめ つぼみ
キャラ文芸
 ハードワークと職業適性不一致に悩み、毎日をつらく感じている香澄(かすみ)。  彼女は帰り道、不思議な喫茶店を見つけて足を踏み入れる。  そこで出会った青年マスター晴臣(はるおみ)は、なんと『ぬらりひょん』!  彼は香澄を『マヨヒガ』へと誘い、彼女の保護を約束する。  離職した香澄は、新しいステージである『3DCGモデラー』で才能を開花させる。  香澄の手が、デジタル空間でキャラクターに命を吹き込む――。