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2月23日 (5*

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「あぁ、いやっ、さわらないでっ、だめっ、だめっ、出るぅ♡」

「出ないぞ。」

「出したいっ、♡」

「チンコ縛られててどうやって出すんだ良悟。」

「うぅううーっ、出したいっ、」

右側にカズ。左側にリクが居て、紐パンから取り出された俺のは、さっきカズがチクチクしてたレースが、リボン結びしてある。
エネマグラをグリグリ押されて、出したい、お射精したいのに出来ないでいる。

因みに、マジックテープによって太腿に巻かれたリボンにはロータのリモコンが差し込まれた。
リボン結びと一緒に、留められて裏筋に当てられてる...っ、♡
手首は、後ろ手に纏めて縛られたし、首にも同じリボンが巻かれてる。

「ほら、ちゃんと腰振って。」

「ううぅーーーっ、」

さっき上手になったばかりの、前後の腰振りをすればロータが。
上下にクイッとお尻を振ればエネマグラが前立腺をコツコツする。

どっちも気持ちよくて、なかなかイケない。

「コリコリだな、良い歯触りだ。」

左の乳首が舐められて、柔く噛まれる。
右の乳首は、グリグリ押し潰されて、る、♡

「はぁー…っ、♡ああっ、イキたぃっ、イキたい、イキたぃっ、」

お願い。
何度もそう言ってるのに、今の二人は全然聞いてくれない。
ヘコヘコカクカク、太腿だってプルプルするのにっ、聞いてくれないっ、

「お願い...っ、イかせて」

「イケるだろ。」

「腰の振り方が間違ってるんだよおバカさん♡」

「あうっ、♡」

お尻をぎゅっとカズに掴まれた。

「ほら、早くイケ。」

耳はだめ、♡
陸也の分厚い舌が耳に入って来た...っ♡
ぐちゅぐちゅ言ってる、だめだ、それ弱いっ、ンだ

「男の子だもんね。チンポ使いたいよね良悟。でも俺達の為にアナルでイッて見せて?エネマグラ効くでしょ。」

「きく、効く...っ、♡」

ベッドをキシキシ言わせて腰を振る。
あぁ、俺の腰の振り方が間違ってたんだ。
俺、男の子なのに、えっちなアナルで気持ちよくなれるから、前後に振ってもだめなんだ、♡

じゃあ、こうすれば...良いっ、

「うあっ♡あっ、あ、出来た!♡ああっ、できたあ♡」

エネマグラはペニス。
リクとカズのペニスだとして、俺は気持ち良い角度とピストンを知ってる。

膝立ちしてローターされても、胸いじられてもイケる訳ない。
俺は、【おすわり】してペニスをもぐもぐ出来る、♡

「あっ、できてぅ?♡」

ヘコヘコしない。
ベッドもキシキシなんかじゃない。

ぱちゅぱちゅ、ギシギシ言わせてアナルで、もぐもぐする、♡

「出来てるよ...エロいっ、♡」

「太腿が良いな。」

「あうっ、ふともも、?」

「あぁ。筋肉が動いてエロい。もっと見せてくれ。」

「んっ♡」

男の太腿なんか見て楽しいのか。
確かに、上下運動のせいでムキってなってる。
俺にも筋肉くらいある、カズは全然ないっ♡

「ね、イクっ、イクっ、アナルいくっ♡」

「良いぞ、見ててやる。」

「カズ、カズも見て♡」

「当たり前じゃん。見てるよ良悟。ほら、アナルいくいくして♡」

キスされて、乳首引っ張られて、下腹部もゴリって押されて。
俺は仰け反ってイッたー…♡

「はぁーっ、はぁー、はぁあ...♡♡♡んっ、ふっ♡」

「休んでるとこ悪いけど、俺が見たいのこっちなんだよねぇ。」

「あ、え...っ、まて、待って、で、出るっ、!?」

慌てる俺を無視してペニスのリボンが解かれた。
何で慌てるかって、違うのが出るかと思ったからだ、それは嫌っ、
けど、出たのはお射精だった。

「あうっ...なんで、なんでこんな、」

先っぽじりじりするっ。
絶対、おしっこ出ると思った、

「トコロテンかわいー…っ♡」

だらぁ、と勢いもなく溢れるままに流れて行く。
いつもぴゅっ、てなる時もあるのに。
今日は違う。
ちんこの先っぽじりじりするだけで、なんか、へんなんだ、?

「ローター外そっか。もう意味無いし♡」

「いみない、?」

「そうだよ♡チンポだけじゃお射精出来ない身体になっちゃったんだよ、良悟は。」

「え?」

「試してみよっか♡」

「あ、待って、あっ、ん♡」

そんなの、嘘だ。
だってちゃんと、ちんこ擦られて気持ちいい。

「鬼頭好きだもんねぇ。でも、イケないんじゃない?」

「俺も手伝おう。」

「あぁっ、♡」

二人掛かりで俺のちんこ擦られてるっ、
根本と、じりじりする先っぽも、後ろの柔いとこも全部♡

「ううっ、あ、れ... ...っ、?」

「ほら、出ない♡」

「うそっ、うそ?」

「出ないのか良悟?」

勃ってるのに、お射精でないっ、なんで、!?

「あぁーほらね。じゃあ、エネマグラ押してみよっか。」

「うくっ、!?♡」

ぴゆっ、て出た。
その後も、玩具を押す度に軽くお射精したっ、どうしよっ、

「かず、」

「なぁに?」

「おれ、ちゃんとお射精、できないっ」

「何で?出来てるよ。」

「そうだぞ。上手だ。」

俺は首を振って、説明しなきゃいけなかった。

「アナルにちんこ入ってないと、お射精出来なくなった...っ、ううっ」

情け無いちんこになっちゃったんだ。
ひとりでお射精出来ない、手間の掛かるちんこになったんだっ、どうしようっ、

「何も心配無いよ良悟。」

「なんで、へんになった、じんじんするし、全然、出せない」 

「出るよちゃんと。チンポなら二つも有るじゃん何時でもお射精手伝ってあげるよ良悟。」

何か問題ある、と聞かれた。
勃ちっぱなしのちんこをリクにもカズにも撫でられて。
けど、そう言えば、何の問題も無い事に気付く。

だって、俺一人でシないし。
リクは俺より精力強いし、カズはずっと家に居るじゃん。

あれ、問題無いな。

「どう?大丈夫そ?」

「うん。俺、お射精の時ちんこ貰いに行くことにする」

ボソッとカズがなんかつぶやいた。
ごめん、聞き取れなかった。

「う?」

「可愛いね良悟。とりあえずリクのチンポ貰おっか。見て、腹に付いてる。」

「あ...♡」

「貰ってくれるか?多分、何時もよりデカい、」

「だいじょうぶ、ほしい♡」

後ろ手に縛られたまま、ベッドにうつ伏せにされた俺はふーふー言いながら、リクのほんとに何時もよりデカい物を飲み込んだ。

だらだらとお射精して。
シーツをべっしょり濡らした。

「ああーエロい。」

「絶景だな。」

「やっぱレースでしょ。」

「紐パンだろ。履いてるのに、俺のチンポ咥えてるの最高にクる、」

そんな事は、どうでも良い。
良いから早くイかせてくれ。

「はやく、犯して♡」

自分でも恥ずかしくなるような甘い声が出た。
寝バックなんて強請らなくても犯してもらえる。

デカい身体がのしかかるんだ、おまけに手は縛られてる。
良悟の腹筋が後ろ手に当たるし、尻にも下生えが当たるし、柔い所もペチペチ当たる、♡

「あーー…っはぁあ♡」

「良さそうだな。中が凄い事になってるぞっ、」

「いい、もっと♡もっと♡もっと♡」

俺も大概、変態だと思う。
動けない身体、止まらない射精、ナカイキ、ゾクゾクと肌を撫でる快感に乳首を勃てて堪らなく感じてる。

こうされるのが好きなんだ。
リクの身体の下で犯される事が、凄く好きだ。

肌が当たる面積が多くて、重たくて、熱くて、イクー…っ‼︎♡

「あぁ、は、はっふ、はぁっ♡ううっ‼︎♡」

同じ事を三度繰り返した。
漸くピストンが止んで、手の拘束を解かれ、上向きにされても。
ぴゅるぴゅる、止まない性器を二人が撫でた。

「出っ放しだな。」

「水、水。良悟、お水飲んで。」

「むり」

リクの寝バックのあとは起き上がれない。
身体が痺れたようになって、動かないんだ。
イキまくってて、動ける筈もないか。

「尻が可愛くてな。」

脱力した身体を易々と抱えられるのも、腹立つ。
わざわざストロー刺したペットボトルを持ってもらって飲む。

「可愛い、お水飲んでる。」

水くらい飲むだろ。

「あ、垂れた♡」

飲みにくいんだよ、ごめん。

「あうっ、」

「ごめんね、俺も水分補給したい♡」

「なんで、そこでするんだ」

「え?垂れたからだけど?」

人の話を聞け。
いや、いい。こいつはこう言うやつだ。

「ふっ、大変だな良悟。」

「ん。」

ーーーーー


【おすわり】

少し休んで回復した俺は、カズに背中を向けておすわりした。
ちゃんと、ちんこもぐもぐしてピストンをしてる。

俺は、これ上手だから♡

「あー顔見たい。」

顔はだめだ。
リクとベロちゅーしてるし、胸をグリグリ押してくれて気持ち良くなってるから、だめだっ♡

カズとバックでするのは久しぶりだ。
しかも、俺がカズを犯してるみたいだ。

ちんこ借りてるんだ。
俺、お射精出来ないから、カリおっきいちんこで前立腺押して貰う♡

「うぅーっ」

でも、足りない。
なんだろ、こんなの生温いな。

「カズ、お願い」

「なぁに?」

「手、貸して」

借りた両手を腰へ。
俺は身体をぺしゃっと倒した...♡

「あぅ♡」

衝撃でにゅぽっ、と抜けたちんこが気持ちいい。
けど、俺物足りないんだ。
だから、焚き付けないとな。

ベッドに頬を付けて、背中を見る。
ぺろっと下唇をゆっくり舐めて、にぃと笑う♡
生意気に笑って言ってやるんだ。

「バック下手くそだねカズ♡可愛い、いー…ッ、ぐぅ、!?♡」

「減らず口クソ可愛い。」

「ああー…っ、⁉︎♡」

「どう?これで良い?♡満足?♡」

「良いっ、♡良いよっ、♡あううっ♡」

器用な男が、たかだかバックくらい出来ない訳がない。
凄く上手だ。
久しぶりとは思えないくらい上手...♡

「ごめんね下手くそなバックで、♡」

「んふっ、粗末過ぎてまだ...っ、結腸届かないじゃん」

「はは...最高♡ああーーヤバい頭くらくらするっ♡、チンコに血が行き過ぎてんじゃねコレ。俺、あんまし乱暴したくないんだよ良悟?」

その割にエグい腰使いをする。
リクみたいにぐっぽり奥まで入るチンコも好きだけど。
ぎゅーぎゅー吸い付く結腸の襞を大きく張り出したカリに出入りされるのも堪らない。♡

どっちが好きとかじゃない。
どっちも愛してる、気持ち良くて、どっちも好きなんだ♡

「乱暴な、カズもすきっ、♡」

可愛い男の腰がぴったり密着して、たっぷり中を濡らされた。

「ぁーー…ン♡」

「ごめん、良悟、まだ付き合ってね。あと2回は出すから、」


ーーー


「もしかして良悟、チンコ咥えたまま寝た?」

「あぁ、寝たなっ。」

「寝てンのに吸い付くの。」

腰まで溶けそうなチンコをやっとの気合いで抜いた。
俺を煽る天才。

「はぁーっ。」

「ふっ、大丈夫か?」

「酸素欲しい。疲れたぁ。」

乱れた髪を撫でる。
二人分の精子を搾り取ったとは思えない程、健やかな寝顔。

「俺、バック下手?」

「ははっ、そんな訳無いだろ。良い顔してたぞ。

「お前は?流石に勃たない?」

「あぁ。すっからかんだ。」

「だよな。」

重怠い腰を持ち上げて、脱ぎ捨てた部屋着を拾う。

「量だけなら良悟の方が多いぞ。」

「半分は潮だからなぁー。」

そう言えば。
チンポ入れないと射精出来ないって信じたかな。
イキまくったチンポが簡単に射精出来る訳無い。

だらだら漏らしてたのは、中から押したからだ。

可愛かったなぁー。

あれ、絶対信じたよなぁ。

それにしても、あの顔。
生意気で最高に可愛いかった。

「ああー…腰痛ぇ。今、なんじ?」

「20時46分だな。」

「もう一回ヤりたいな。」

「夜中に起きるんじゃないか。」

「そしたらヤる?」

「あぁ。普通のセックスが良いな。」

「俺も。キスし足りない。」

タオルで身体を拭きながら、目の前にキスする相手が居る事に気付いた。

「この前の、甘い奴してくれない?」

「良いのか?」

「足りないし。」

噛み付かない、触れてからそっと吸う。

「なんか違う。」

「違和感あるな。」

「んーー。」

お互い良く分からない感覚に陥った。
吹き出して笑ってから、寝室の全てを整えて行く。

「はぁー…絶対もう一回出したい。」

「晩飯、精の付くやつにしよう。」

「うなぎか?」

「豚キムチだな。」

「重過ぎ。」

「良いのか?本当に一発しか出ないぞ。」

「お前、もう少し言葉を選べよ。」

ーーーーー

2月23日 完


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